世界には数え切れないほどの高級時計があります。
その中で、グランドセイコーが特別なのは「華やかさ」ではなく「誠実さ」で人を惹きつけるから。
一本の時計に込められた“日本の美意識”と“精密の極み”。
今回は、そんなグランドセイコーの哲学に共感し、実際に選んだ一本を通して感じた魅力を綴ります。
■グランドセイコーが放つ「本質の美しさ」
グランドセイコーの魅力は、時計としての本質的な性能と、細部に宿る日本の美意識を極限まで追求しているところにあります。
一見ありきたりな言葉に聞こえるかもしれませんが、その確かな存在感と信頼性こそが、「一生ものの時計」を探す人々に選ばれる最大の理由だと感じます。
■自分への節目のご褒美に選んだ一本
今年の春、30代の卒業祝いと自分へのご褒美として選んだのが、グランドセイコー ヘリテージコレクション 9Fクォーツ SBGX065。
普段はスーツスタイルのため、ビジネスシーンに映える上品な一本を探していました。
シンプルな文字盤とオーソドックスなケースデザインは、グランドセイコーが持つ質実剛健な美をしっかりと感じさせてくれます。
37mmの小ぶりなサイズに、スタンダードな青文字盤。
自分の好きな色である青を選びました。
若々しい印象もありつつ、この青には誠実さと落ち着きが同居しており、大人の装いにも自然と馴染む色だと感じます。
■憧れのグランドセイコーたち
1本目を手にして感じたのは、「もう1本、別の顔のグランドセイコーが欲しい」という気持ち。
ここからは、次に狙っているモデルをご紹介します。
SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9 メカニカルハイビート 白樺 SLGH017

2022年にブティック限定モデルとして登場した「SLGH017」。
夜闇に浮かび上がる白樺林にインスパイアされた“ナイトバーチ”文字盤が印象的な一本。
ムーブメントには、毎時36,000振動のハイビート自動巻キャリバー「9SA5」を搭載。
約80時間のパワーリザーブと、チタン製ケースによる軽快な着け心地を実現しています。
文字盤には、岩手県・平庭高原に広がる白樺林を夜想の情景として捉え、繊細に表現された黒文字盤と木肌のような立体テクスチャーによって、「ナイトバーチ」と呼ばれる世界観を描いています。
そして何より惹かれるのが、グランドセイコーの中でも高い人気を誇る「白樺文字盤」。
中でもこちらの黒文字盤の白樺「SLGH017」は、ただ一言、「欲しい」に尽きます。

「白樺」シリーズ特有の有機的な美しさに、ブラックの精悍さが加わることで、オン・オフどちらのスタイルにも自然に溶け込む万能な一本です。
SEIKO セイコー グランドセイコー SBGE315 横浜髙島屋限定2025モデル【限定70本】
毎年注目を集める横浜髙島屋限定シリーズの2025年モデル。
わずか70本のみ製作された、極めて希少なスプリングドライブGMTモデルです。
横浜の海に降り注ぐ太陽の光をテーマに、鮮烈なイエロー文字盤が圧倒的な存在感を放ちます。
ブルーとホワイトのベゼルは横浜の海と近代都市のコントラストを表現。
文字盤には街路樹の“木漏れ日”をイメージしたパターンが施されています。
小ぶりで上品なビジネスウォッチを手に入れたからこそ、プライベートでは遊び心としっかりとした存在感のある腕時計を選びたい、そんな気持ちが芽生えました。
44mmケースながら、しっかりとしたブレスレットにより安定した装着感を備えたこちらなら、オンとオフのすみ分けも明確になり、時計を着け替える楽しみも広がります。
SEIKO セイコー グランドセイコー 初代グランドセイコー復刻モデル2017 SBGW252【世界353本限定】
2017年、バーゼルワールドで発表された初代グランドセイコーの復刻モデル。
オリジナルは1960年、国産初の高級腕時計として市場に登場しました。
この復刻版は素材別に数量限定で展開され、ステンレスは1960本と最も多く、次いでイエローゴールドが353本、その次にプラチナが136本と、どれも希少性が際立ちます。
文字盤・針・風防はそれぞれ緩やかにカーブを描く立体構造で、
この曲線は光の反射と視認性を意識した設計によるもの。
風防にはドーム型サファイアクリスタルを採用し、耐久性と透明度を両立されています。
ムーブメントには手巻きの高精度キャリバーを搭載されており、ケース径は控えめなサイズで、当時のスタイルを尊重しています。
ドレスウォッチとして飾りすぎないデザインは、視認性とバランスに優れたインデックスと針の配置も特徴で、裏蓋にはライオンメダリオンを配し、グランドセイコーの伝統を見ることができます。
限定生産によりコレクション性も高く、シンプルなデザインながら手間をかけて製作された格式高いドレスウォッチです。
現在所有している SBGX065 は、ブレスレットを外して純正の革ベルトに付け替え、シーンに応じて雰囲気を変えて楽しんでいます。
革ベルトに替えたSBGX065の上品さとはまた違う、「歴史と伝統を腕元に宿す静かな誇り」を楽しめる1本になると感じています。
■まとめ
40代を迎え、仕事でも私生活でも本質を重視するようになる年代。
派手なブランドではなく、自分が本当に納得できる時計を選びたい。
そんな価値観に応えてくれるのが、グランドセイコーです。
見た目の豪華さではなく、素材・仕上げ・精度・哲学、そのすべてで本物を体現する時計。
腕に宿るのは、華やかさではなく静かな誇りです。
初めて時計を購入される方や、憧れのブランドの腕時計を探されている方にもおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
▼本日ご紹介した商品はこちら
SEIKO セイコー グランドセイコー エボリューション9 メカニカルハイビート 白樺 SLGH017
SEIKO セイコー グランドセイコー SBGE315 横浜髙島屋限定2025モデル【限定70本】
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