ブラジルで生まれ、のちにフランスで過ごした飛行家アルベルト・サントス・デュモン。
独創的なファッションと飛行機に対する情熱で「空飛ぶ伊達男」と呼ばれていました。
裕福なコーヒー農園の末っ子として育ったサントス・デュモンはコーヒーと飛行機を愛し、
飛行中にもエレガントにコーヒーを楽しめるようにと脚の長い椅子とテーブルで食事をとる練習をしていたほど。
また、飛行中にブルゴーニュの森にあるお気に入りのレストランにふらりと舞い降りてランチを取ったり、
飛行実験中にワシントン通りの自宅に「緊急着陸」し、側仕えのシャルルにコーヒーをいれさせて一服した後に飛び去ったり、
彼の伊達男ぶりが感じられるエピソードも色々と残されています。優雅ですね。
そんなサントス・デュモンが飛行中にも時間を確認したいという要望から生まれたのが、懐中時計が主流であった当時に開発された世界初の腕時計「カルティエ サントス・デュモン」。
ファッショナブルな彼にふさわしい、完成された美しいフォルムにベゼルのビスが特徴的なモデルでした。
現在GMTでは、ベゼルにダイヤが敷き詰められた「カルティエ サントス デュモン SM ベゼルダイヤ WH100351」が中古で入荷しております。
【カルティエ サントス デュモン SM ベゼルダイヤ WH100351】
https://www.gmt-j.com/item/3717002036223
伝統的な美しいフォルムはそのままに、ベゼルには61個ものダイヤモンドが敷き詰められ、
リューズにはブリリアントカットのダイヤモンドがセッティングされた大変ゴージャスな1本です。
中古と言っても保証書日付は今年の7月、約1か月程前と、とても新しいものです。
状態はレザーベルトにバックルを通した部分が少し折れている以外は未使用同然で、
非常に、非常に綺麗なもの。
それが、新品で買うと定価3,510,000円するものが、半額以下の1,580,000円です。(2016.8.28現在)
サントス・デュモンはSMサイズでも30.3mm x 38.25mmと女性には十分なボリュームがありながら、
薄型のケースで決して主張しすぎない優雅さが感じられます。
パーティーシーンでも活躍してくれそうな優美な1本です。
ちなみに、アルベルト・サントス・デュモンは
高い襟のシャツ、パナマ帽の縁を下に垂らす冠り方、女性用のオペラ観劇用コートを着るスタイルで
毎日ディナーをパリの有名レストラン「マキシム」でとっていたそうです。
どこまでも優雅で夢を追い続けた彼のライフスタイルは、
祖国ブラジルでは知らない人がいない程、語り継がれるものとなっています。