こんにちは。鈴木です。
本日はロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダーをご紹介致します。
Ref.26574ST.OO.1220ST.01
ケース径:41mm
ケース素材:ステンレススチール
ムーヴメント:Cal.5134自動巻
オーデマピゲと聞いて連想致しますのが代表的なモデルのロイヤルオーク。
そして複雑機構を得意とするメーカーというイメージがございます。
当店でも大変人気の高いモデルでありますロイヤルオークに、複雑機能の代名詞でありますパーペチュアルカレンダーを搭載したこちらのモデル。2015年に発表されたモデルです。
まずパッと目につきますのがこのムーンフェイズ。
ここ数年大手メゾンが取り入れておりますリアルムーンです。天然石のアヴェンチュリンをベースにした星とガラスにレーザー加工を施して実際の月面を表現しております。さすが三大時計メーカーと実感する出来映えです。
仮に時計を動かし続けた場合、125年と317日にたった1度のみ調整が必要という高精度のムーンフェイズです。
ロイヤルオークの文字盤には特徴であるグランドタペストリー。ギョウシェ彫りを施した文字盤は光の加減により様々な表情を致します。ダイヤルの表示は複雑機構にもかかわらず非常に読み取りやすく作られております。
インナーベゼルには新たな機能として1年の内の52周の表示を表示しております。12時位置に月・閏年表示、3時位置に日付、6時位置にムーンフェイズ、9時位置に曜日表示を設けています。非常にバランスの良い配置です。
ムーヴメントは薄型キャリバーの代名詞であるCal.2120をベースにして新たに開発されたCal.5134を搭載しております。
41mmケース合わせてムーヴメントを拡大改良して制作されております。
複雑機構にもかかわらずムーヴメントの厚さはわずか4.31mmしかございません。薄いムーヴメントを搭載する事でケース厚も抑える事が出来、腕へのフィット感を高めています。ケースバックからは各パーツを綺麗に面取りしたムーヴメントやローターを眺める事が出来ます。
機械式時計は一生物だとよく言われますが、その言葉がぴったりと当てはまるのが永久カレンダー時計ではないでしょうか。正に世代から世代に受け継がれ、その真価を孫の世代まで発揮してくれる時計でしょう。
自身の所有する時計を次の世代も楽しみ語り思いを馳せる事が出来る。
非常にロマンを感じる時計です。