皆さまこんにちは。
店舗スタッフの添田です。
先月に引き続き、GMTでは「SPRING SALE」を開催中です。
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東京では最近暖かい、というより暑くなってまいりました。
だんだんと夏に近づくにつれ、汗ばむ季節になってまいりましたので、本日は時計の素材についてご紹介したいと思います。
【ステンレス】
『IWC パイロットウォッチ クロノグラフ IW377704』
腕時計の素材といえばステンレス。
ステンレスと聞くと、高級な素材であるという認識はほとんどないかと思います。
しかし、高級時計に使われるステンレスは日常でよく見かけるステンレスとまた違い、「サージカルステンレス」と呼ばれるものが多く採用されています。
その理由としまして、医療器具などにも使用されておりアレルギー反応が出にくい、といった特徴を持っているからに他なりません。
「ステイン｣(Stain：サビ、汚れ)、｢レス｣(less：ない)という意味のステンレスですが、まったくサビないわけではございません。
あくまでサビにくい素材である、ということ。汚れや汗が溜まるとベルトの隙間や裏蓋の内側はサビてしまいます。
ただ、日頃小まめにお手入れをすれば防げることもできますので、多くのメーカーが採用するのも頷ける美しさをもつ素材になります。
『ロレックス サブマリーナ 116610LN』
こちらのロレックスは、その中でも「904Lステンレススチール」というグレードのステンレスを採用しています。
削り出しではなく、鍛造（何度も何度もプレスして作り上げる方法）でケースやブレスレットを製造していますので、その分密度が高まり、磨けばとてもきれいに輝きが復活する長所を持っています。
もちろん年式により輝きは違いますが、耐久性という意味でも安心してご使用できるのではないでしょうか。
ロレックスでは、素材が納品されると精密な検品作業が始まるのですが、過去に納品されたステンレスの中に8ミクロンの微細な粒子が混入しており、検査の結果わずかなチタンが混ざっていたことがわかり、納品した10トンものステンレスをすべて返品したそうです。
厳密な検査と検品をクリアし、出来上がった時計は高級感を感じさせます。
【チタン】
『オメガ シーマスター プラネットオーシャン チタン 215.90.44.21.99.001』
「チタンといえば、軽い！」というイメージが強い方も多いと思います。
ステンレスの時計は重くて疲れてしまう、という方にとてもおススメです。
金属アレルギーを起こしにくい素材としても知られています。
『パネライ ルミノールマリーナ 8days チタニオ PAM00564』
『ウブロ ビッグバン フェラーリ チタニウム 401.NX.0123.VR』
光沢面では、チタンは多少黒ずんで見える素材になります。
そのマットで質感のある雰囲気はスポーツウォッチにぴったりだと思いますが、輝きの高級感、という点ではステンレスの方が美しいかもしれません。
また、ステンレスに比べてもっと錆びにくく、これからの汗をかく季節にはうってつけといえます。
硬さでいえば純チタンとステンレスでは、ステンレスに軍配が上がりますが、チタン合金であれば強さはステンレスを上回ります。
チタン合金ならば傷も入りにくいので、ヘビーローテーションで使うのに適しています。
言わずもがな18Kイエローゴールド、レッドゴールド、ホワイトゴールド、プラチナ、セラミックなど、時計に使われる素材は他にもございますが、今回は比較されやすい2素材でセール対象商品を中心にご紹介させていただきました。
時計選びのご参考に少しでもなれれば、と思います。
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written by GMT
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