皆様こんにちは。店舗スタッフの小林です。
8月に入り、夏真っ盛りです。
つい最近まで梅雨だったことが嘘のように暑いです。
私は夏が苦手なのですが、街ですれ違う人の腕時計が見やすくなり、その人の生活について想像を膨らませやすいため、その点に関しては楽しい季節でもあります。
本日は、そんな夏真っ盛りな8月におすすめの、爽やかで端正な時計をご紹介いたします。
MONTBLANC 4810
ツインフライ オートマティック 114859
【110周年記念エディション 1110本限定】
モンブランといえば、万年筆が有名ですが、腕時計の分野でも有名なブランドです。
1906年にドイツのハンブルグで万年筆の製造を開始したモンブランは、今でも高級筆記具のステータスとして高い人気を誇っています。
当店でも、モンブランの筆記具を使っているスタッフが何人もいることからも、人気の高さが伺えます。
モンブランが時計業界に参入したのは1997年ですが、それからわずか十数年で、老舗ブランドと肩を並べるほどの地位を確立した高級時計ブランドです。
時計ブランドとしての地位を確立したのは、1858年創業の名門機械式時計ブランド「ミネルバ」を吸収したことがきっかけと言えます。
さて、今回ご紹介する時計は、モンブランの創業110周年を祝して作られた、世界で1110本しかなく、20世紀初頭の大西洋を航行した時代にインスピレーションを得た110周年記念モデルです。
60分計は通常、小さなインダイヤルに収められますが、こちらの時計はメインダイヤルのインデックスの外周に60分計を配置しているため、視認性が高く、実用的です。
また、「ツインフライ」という、クロノグラフ針と60分計の針が、同時にフライバックする(針が飛ぶように戻る)機能が備わっています。
針が一瞬にして2本同時に戻る様は何度見ても格好良いです。
地球が描かれた12時位置のインダイアルは24時間計になっており、昼夜の判別が可能です。
6時位置のインダイアルにスモールセコンドと、その下部分に窓を設けて日付表示にしたことで、秒針と日付表示の両方の読み取りやすさを実現しています。
モンブランのロゴである「ホワイトスター」と呼ばれる六角のゆるやかな星マークが、ギョウシェ彫りとしてダイアルに刻まれており、モンブランの時計であることをさりげなくアピールしています。
ご存知の方も多いとは思いますが、モンブランの象徴といえるホワイトスターのマークは、雪が振り積もったヨーロッパ最高峰の山「モンブラン」の山頂をイメージしたものといわれています。
このホワイトスターのマークがあることで、モンブランの製品であるという実感が高まり、気持ちが上がるのではないでしょうか。
ホワイトスターのマーク1つで気持ちが上がることからも、モンブランのブランドとしてのステータスの高さを感じられます。
ダイアルには、さりげなくホワイトスターをあしらっている一方で、リューズにはしっかりとモンブランの「ホワイトスター」が描かれており、モンブランの時計であることが一目で御認識いただけます。
便利な機能に加え、高級感溢れるラグジュアリーなデザインが魅力的です。
シルバーのダイアルに、ゴールドの針が映え、非常に涼やかです。
また、モンブランのこだわりが凝縮された自社製ムーブメントが鑑賞できるシースルーのケースバックも、機械時計を好む人の心を射止めます。
ケースバックからムーブメントの全てを見せるのではなく、隙間から覗くようにして少しだけムーブメントが見えるあたりに、モンブランの奥ゆかしさと気品を感じます。
全てを見せるよりも、垣間見える程度の方がそそられるものがあると個人的には思います。
夏の暑い時期を、モンブランの限定モデルの時計と共に、爽やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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written by GMT
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