当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
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さて、本日は新入荷腕時計の中から、アンティークロレックスの中でも抜群の人気を誇る「ロレックス サブマリーナー Ref.5513」を2点ご紹介いたします。
先日当店に入荷いたしました「ロレックス サブはマリーナー Ref.5513」は後期型にあたる【フチあり】でございます。
https://www.gmt-j.com/item/3717008407416
過日より「ロレックス サブマリーナー Ref.5513」の前期型「フチあり/マキシダイヤル」と合わせますと、
https://www.gmt-j.com/item/3717007658628
2020年1月23日現在、当店では2点の「ロレックス サブマリーナー Ref.5513」をご覧いただける貴重なタイミングでございますので、この機会に当ブログにてお知らせさせていただきます。
Ref.5513の製造期間は約30年（1962～89）と非常に長く、その間数度のマイナーチェンジを行っております為、同じリファレンスナンバーでありながら製造時期によって異なる個性を持っているため、それぞれのファンを持つ時計です。
サブマリーナの第4世代にあたるRef.5513は、前モデル（Ref.5508）と比べますとケースサイズが3㎜サイズアップし40㎜に、また防水機能も100mから200mへと進化しています。
※防水機能に関しましては、現在では「非防水」となりますこと予めご理解くださいませ。
製造年が非常に長いため、市場での流通量もございますが、求める個体の製造時期によっては滅多にお目にかかれないレアモデルになることも多くございます。
Ref.5513を大まかに2分すると、時計のインデックスと呼ばれる各時間を示すポイント…こちらのお時計の場合は12時位置が逆三角形・3.6.9時位置が長方形・その他の時間は丸型になっている白っぽい部分のフチのメタル枠の有無で【フチなし】か【フチあり】があります。
【フチなし】が1985年頃までに製造されたモデルであり、それ以降は【フチあり】です。
フチなしの方が、前期デザインになります。
では、現在当店にある2本はというと…上記の大別でいうと《フチなしとフチありの各1点ずつ》ご用意がある状態でございます。
特にフチなしにつきましては、その中でも製造年や特徴によって「ミニッツサークル」「ミラーダイヤル」「メーターファースト」「メーターファースト」「ロリポップ」等の名称のに細分化されますので、本日のブログにてすべてをご紹介させていただくことは叶いませんが、現在ご用意のあるフチなしの個体につきましては…
1970年代後半頃に多く見られた「マキシダイヤル」と呼ばれるダイヤルデザインです。
「マキシダイヤル」は、インデックスが通常よりも大きなものを指します。
その中でも特にインデックスが大きく、外側の目盛りとほぼくっついているように見えるものが「ロリポップ」と呼ばれいています。
フチなしの歴史の中では、一番最後（新しい）に分類されるものですが、レアモデルであることに変わりはございません。
アンティークモデルの為、全体的に年式相応の小傷は残っておりますが、ブレスの伸びも少なく、大変お勧めのコンディションです。
しかも！この年式のアンティークロレックスには大変珍しく、貴重なメーカー保証書が付属している点は、見逃せないポイントでもあります。
コレクションとしてもお持ちいただく上でも、やはり付属品までこだわりたいお客様も多くいらっしゃるかと存じます。
もちろん、搭載はCal.1520。
その他、こちらの個体についての情報は下記の通りです。
・シリアル 622****（保証書日付1982年9月）
・FFナンバー 580
・クラスプ 93150 F
フラッシュフィットとクラスプコードの年式につきましては、メーカー公式の情報ものがございませんので、一般論となってしますが、上記のものがついている個体であるという点も、こちらの個体の魅力でもございます。
また、2019年8月に当社提携工房にてオーバーホールをおこなっておりますが、サブマリーナロゴなど一部プリントが剥がれている箇所があり、ベゼルプレートが交換されているコンディションです。
メーカー純正パーツの供給終了しておりますので、今後のメンテナンスや商品状態について気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
そして、先日入荷となりましたのはRef.5513の後期モデル「フチあり」です。
Ref.5513の歴史中で一番最後（新しい）に分類される、フチありは製造年代からしてもフチなしと比べるとレア度は下がりますが、リューズがツインロックからトリプルロックに変更されており、ブレスレットもハードブレス＋フラッシュフィットに進化しています。
その為、実用性に関してはフチありの方に軍配が上がり、印象も後継機114060につながるデザインとうこともあり、こちらも大変人気のあるモデルです。
では、フチありにはレアモデルが無いのか？と言われますと、それまた答えはノーでございます。
フチなしと比べれば歴史も短く、レア個体も少なくはございますが、フチありの中でのレアモデルとしては「スパイダーダイヤル」と呼ばれるものがあります。
理由は不明な点が多いそうですが、この時期の一部の個体にみられる特徴的なダイヤルの劣化で、その名の通り、まさに蜘蛛の巣のように黒い文字盤にクラック（ひび割れ）がおこっているものを「スパイダーダイヤル」と呼びます。
現在、当店にあるフチありのRef.5513は、まさにその「スパイダーダイヤル」なのです。
写真ではなかなかお伝えしづらい、このクラック…是非一度店頭にてご確認いただけますと幸いです。
アンティークモデルとして、こちらのお時計も全体的にご愛用による小キズがございますが、年式相応と言えます。
※2019年12月に当社提携工房にてオーバーホールを行っておりますが、風合いをお楽しみいただけるようあえて外装の仕上げ（研磨）は施しておりません。
・FFナンバー 580
・クラスプ 93150
見た目こそ現代的につながる印象が強くございますが、インデックスやルミナスポイントはしっかりと焼けており、ヴィンテージな雰囲気を楽しみつつ逸品です。
同じリファレンスナンバーながら、異なる特徴を持つ複数モデルの中で、「見比べ」ができる機会は大変限られています。
もちろん、アンティークロレックスとして価値として価格の異なる2点ではございますが、Ref.5513のフチなしとフチありが共に当店にあるこの機会、ぜひご検討ください。
当店では、すべてのお時計を実際に店頭（新宿駅から徒歩3分）でご覧いただけます。
お近くにお越しの際は、是非一度お立ち寄りくださいませ。
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written by GMT
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