BASEL WORLD 2009

2009年04月07日

先日、SIHH に続いてBASELWORLD 2009が開催されておりましたが、
いよいよ、各社ともに新製品の発表も出揃った感がございます。

という訳で、今年の新作発表を簡単に振り返って見ようと思います。

PATEK PHILIPPEからは、待望の永久カレンダークロノグラフ5970Pが、発表されております。
発売前から憶測を呼んだ文字盤のカラーリングですが、やはり人気の黒文字盤でした。

クリックで拡大【パテック・フィリップ 永久カレンダークロノグラフ5970P】

5970Pの文字盤に関しては、事前の噂では、青文字盤が有力ではないかと
実しやかに画像まで流出しておりましたが、
どうやら、あちらの画像は、2008年にチャリティーオークション向けに1本のみ作成された物の画像だったようです。

その他、
5074P ミニッツリピーターパーペチュアルカレンダー
5131G ワールドタイム(クロワゾネダイヤル)
5960R アニュアルカレンダークロノグラフ
5098R クロノメトロゴンドーロ
などが発表されております。

ROLEXからは、
サブマリーナ Ref.116613 通称”青サブ””黒サブ”がモデルチェンジ、
デイトジャストが41mmにサイズアップしたデイトジャスト2などが注目でしょう。

今年のROLEXの新作に関して感想を申しますと、昨年、一昨年の、ミルガウス、ディープシー程のインパクトはなく
スポーツ系のモデルチェンジが少なかったのが今一つ物足りない印象です。
サブマリーナーデイトSSモデル、エクスプローラーⅡ辺りの新型が投入されるとの見方もあったかと思いますが、
来年以降に持ち越されたようです。

もう一点、全体的に感じた今年の風潮は、
BREITLINGからは、待望の自社製クロノグラフムーヴメント B01搭載のクロノマットB01が発表され、
SIHHにてOFFICINE PANERAIも新型の自社製3DAYSムーヴ P.9000搭載モデルを発表するなど、
各社ともにいよいよ自社製キャリバー開発に本腰を入れて来たと言えるでしょう。

ブログをお読み頂いている皆さまは、今年発表モデルの中で好みの物が見つかりましたか?

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