GMT機能について

2014年09月13日

GMT EC植田です。

今回はビジネスや海外旅行に便利な「GMT」機能について紹介させて頂きたいと思います。
そう、当店の屋号「GMT」です。

GMT機能とは、通常の時刻の他に第二時間帯も表示出来る機能の事です。
名前の由来としてはGreenwich Mean Time(グリニッジ平均時)、イギリスのグリニッジ天文台(経度0度)を標準とした世界標準時間から来ています。

このGMT機能は時針分針や秒針の他にGMT針を置くことで、表示されるものが多く
その代表は、世界で初めてGMT機能を付けたロレックスの「GMTマスターII」です。

1954年にパイロットの要請により開発された「GMTマスター」は後に回転ベゼルにより第三時間帯まで確認ができる「GMTマスターII」が発表され、現在の「Ref.116710」はセラクロムベゼルにより、より耐久性に優れたモデルとなっています。
2012年までは黒ベゼルの「Ref.116710LN」のみでしたが、2013年には今までになかった黒/青の2トーンベゼルの「Ref.116710BLNR」を発表、そして2014年にはGMTマスターといったらという色合いの青/赤ベゼルのWGモデル「Ref.116719BLRO」を発表。

この「GMTマスターII」で用いられるのが、短針で現地時間、GMT針でホームタイムを確認する方法。

ロレックス GMTマスター II 116710LN
〈画像1〉

その他にも第二時間帯を確認出来るモデルが下記のように存在します。

文字盤内にもう一つ時計を入れる
ブレゲ マリーン GMT 5857ST/12/5ZU シルバー
〈画像2〉

レベルソの特性を活かし、表と裏で別の時間表示できる
ジャガー・ルクルト レベルソ グランドレベルソ ウルトラスリム デュオ Q3788570
〈画像3〉

〈画像4〉

カレンダーの様に窓に第二時間帯を表示させる
ユリス・ナルダン エグゼクティブ デュアルタイム ブラック 243-00/42
〈画像5〉

更には、30分単位時差にも対応出来る
ブランパン ヴェルレ ハーフタイムゾーン 6660-1127-55B
〈画像6〉

また、GMT機能とは別にひと目で、世界各国の時間がわかるホームタイムという機能があります。

その代表が「パテック・フィリップ ワールドタイム」
パテック・フィリップ コンプリケーテッド・ウォッチ ワールドタイム Ref.5130P-001
〈画像7〉

この画像ではロンドンが10時10分、東京は19時10分となります。

更にヴァシュロン・コンスタンタンでは、15分単位の時差にも対応したホームタイムがあります。
ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー トラディショナル ワールドタイム PG 86060/000R-9640
〈画像8〉

更に中央の世界地図上に透明ディスクを重ね、昼夜を確認することも可能な良心的なホームタイムですね。

話は変わりますが、全米オープンテニスで、錦織圭選手が見事準優勝!

ラオニッチ選手を破った試合は日本時間の朝、ワウリンカ選手を破った準々決勝では、日本時間の深夜、ATPランク1位であり、2014年ウィンブルドンの覇者で今までに4大大会を7度も制しているジョコビッチ選手を圧倒(!!)した試合は深夜、そして悔しい悔しい決勝のチリッチ戦は朝と本当に時差に泣かされ、泣く泣く生で見るのを諦めた試合もありました。
サッカーワールドカップでもそうでしたが本当に時差を実感した2週間でした。

ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、マレーの所謂「BIG4」時代が長くありましたが、今年の全米はテニス界にとって大きなターニングポイントとなる大会になるかもしれません。
ジャパンオープンも間近に迫っており、BIG4の出場はないとはいえ、錦織選手を始め、フェレール選手、ツォンガ選手、デルポトロ選手、モンフィス選手、そして今回の全米で対戦したワウリンカ選手、ラオニッチ選手など、次世代を担う選手やBIG4とも名勝負を繰り広げてきた選手たちが出場予定となっています。
これだけの選手が出場する大会なので、大変難しいとは思いつつも2012年大会以来の錦織圭選手の優勝を期待してしまいますね!!

RECOMMEND

PAGE TOP