2020年にリニューアルされた【ロレックス オイスターパーペチュアル 36 126000 グリーン】

2020年12月01日

当ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

今年もついに残り1か月となりますが今年はイベントの少なさからか1年があっという間に感じます。
そんな中、時計業界での話題となったのは9月のWEB上でのロレックスの新作発表でした。

ロレックスの新作発表と言えばスポーツモデルのモデルチェンジが話題の中心になるのが常でしたが今年は少し違いました。
発表前の公式HPのティーザー映像での煽りから発表前、直後あたりはやはりサブマリーナのモデルチェンジが注目されましたが、その後関心はこちらもシリーズでリニューアルされた「オイスターパーペチュアル」シリーズに移った様子です。

驚かされたのが今までのロレックスでは無かったカラフルなダイヤルのバリエーションです。
「ターコイズブルー」「コーラルレッド」「イエロー」などパステルカラーと原色という大胆な色使いが強烈な印象を与えました。

そして驚かされたのが相場の価格です、確かに以前のモデルでも39ミリの「114300」のダークロジウムやブラックのダイヤルはタマ数の少なさから高騰はしていましたが、今回ほどではありませんでした。
発表直後に取引先から聞いた価格がすごいプレミア価格になっていて「オイスターパーペチュアル」でそれは無いだろうとにわかには信じられませんでした。

ですが、同時発売の「新型サブマリーナ」はそこそこ出てくるのですが(こちらもなかなかのプレ値ですが…)「オイスターパーペチュアル」のカラーダイヤルはまったくと言って良いほど市場に出てきません。という事で、相場価格は相変わらず高いようです。

そして今回GMTに入荷したのは36ミリサイズ「126000」の「グリーン」ダイヤルです。

ROLEX ロレッス オイスターパーペクチュアル 36 126000 グリーン【2020年新作】


今回発表された新色のダイヤルの中では一件地味な印象ですが、実機を見てみますとラッカー仕上げによる厚みのある塗装はとても美しく、深くて鮮やかなグリーンといった印象です。
この色ですとスーツでもカジュアルでも問題なく合わせられそうです。また36ミリという事で女性の方にもお使いいただけます。

また、今回のリニューアルに伴いインデックスの形状も変わりました。
フチの形状を角錐台状にすることによりキラキラと光を反射するのでとてもきれいです。シルバーダイヤルのモデルではインデックスと針にゴールドが採用されているので、そちらもぜひ見てみたいです。

そしてムーブメントも70時間のロングパワーリザーブのクロノメーター規格の「Cal.3230」に変更になっており、実用面でもパワーアップしています。

シリーズ登場以来大きな変更点の無いこの完成されたデザインのこのモデルに、ダイヤルのバリエーションでイメージを一新して大ヒットモデルにしてしまうというロレックスのマーケティングが見事にはまったモデルチェンジでした。他のダイヤルの入荷も楽しみです。

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オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー

2020年11月30日

新たにCal.5134を搭載し2015年に刷新されたロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー。
様々なモデルが発表されましたが、2019年に発表されたのが、ホワイトセラミックモデルです。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー 26579CB.OO.1225CB.01 ホワイトセラミック

https://www.gmt-j.com/item/3717010747807

ホワイトセラミックケースにロイヤルオークのメインカラーともいえるブルーのグランド・タペストリーダイヤルモデルです。

ダイヤル外周には1年間の52週表示、12時位置には月とオーデマピゲが1955年に世界で初めて搭載した閏年、3時位置に日、9時位置に曜日を表示しています。


そして、6時位置には星空を表現した天然石アヴェンチュリンを使用した夜空が目を引くムーンフェイズを表示。

一般的なムーンフェイズディスクは29日と12時間で半周となりますが、実際の月齢の1周期は約29日12時間44分となるため、月齢1周期につき約44分のずれが生じていしまい、少しずつ狂っていってしまいます。

しかしこのムーンフェイズは修正が必要になるのは125年と317日に1回と驚愕的な精度を誇ります。

このCal.5134は裏からしっかり見ることが出来ます。

ホワイトセラミックは画像ではやや分かりにくいのですが、ロイヤルオークらしいヘアライン仕上げがケースにもブレスにも施されています。

ブティックのみで販売されているモデルとなり、生産数もかなり少ないモデルとなりますが、現在GMTではブラックセラミックモデルも在庫がございます。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー 26579CE.OO.1225CE.01

https://www.gmt-j.com/item/3717010293274

ホワイトセラミックモデルより先に2017年に発表されたモデルです。

こちらはブラックセラミックに合わせたスレートグレーグランド・タペストリーダイヤルで、ホワイトセラミックモデルとは印象がかなり変わってきます。

ブラックセラミックモデルとホワイトセラミックを同時に見比べること機会は滅多にございません。
ぜひこの機会をお見逃しなく。

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精悍なルックスが目を惹く【パテック・フィリップ ノーチラス トラベルタイム クロノグラフ Ref.5990/1A-001】

2020年11月29日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介しますお時計は、PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ ノーチラス トラベルタイム クロノグラフRef.5990/1A-001で御座います。

パテック・フィリップ ノーチラス トラベルタイム クロノグラフRef.5990/1A-001
https://www.gmt-j.com/item/3717010098619

いつでも大人気で品薄のノーチラスは、誕生30周年を迎えた2006年にフルモデルチェンジがなされています。

ここで軽く、現在のノーチラスシリーズのラインナップをおさらいさせて頂きます。
2006年当時のラインナップは3針のRef.5711、プチコンのRef.5712、クロノグラフのRef.5980の3種類が用意されておりました。

2010年に年次カレンダーのRef.5726が追加され、本日ご紹介のRef.5990トラベルタイム クロノグラフは2014年発表のモデルとなります。
そして2018年にはパーペチュアルカレンダー搭載のRef.5740といった具合に、偶然なのか4年毎にNEWモデルが発表されています。

すると次なる新機軸は2022年なのでしょうか。

ここでお話を本日の主役Ref.5990に戻したいと思います。
誤解を恐れずに申し上げると、フェイスに華やかな印象はあまりありません。

メカメカしい、質実剛健といった印象です。

同じようなグレーベースの文字盤が採用されているプチコンのWGモデルや年次カレンダーモデルには、ムーンフェイズによるディスクやカレンダー等に部分的な差し色が使われているのに対して、モノクロで統一された非常にスッキリとした精悍な顔つきです。

ノーチラスシリーズはケース厚で2種に大別することが出来ます。
極薄でいずれも8mm台のRef.5711 Ref.5712 Ref.5740と、11mm以上のRef.5726 Ref.5980 Ref.5990です。

フルローターに垂直クラッチ機構をもったクロノグラフムーブメントであるCal.28-520に、トラベルタイムのモジュールを積んだこちらはムーブメント厚だけで約7mmあるため、ケース厚は12.53mmとなりノーチラス最厚モデルです。

ジェンタが追求した着け心地の良さを実現するデザインという意味では、ケースとブレスの薄さの両方を手首で体感できますのは、8mm台の薄型グループだと思われがちです。
しかし、横から見ると分かるように、例えばRef.5711ではブレスレットの各駒の厚みがすべて均一なのに対して、Ref.5990はケースの厚みとのバランスを取るためにケース本体に向かって少しずつ駒が厚くなっていくのが分かります。

これにより手首の上で時計本体が安定し抜群の着け心地を維持しています。

通常、クロノグラフを搭載している時計の多くはスモールセコンド形式で秒針を有していますが、この時計に関しては秒針を持ちません。
しかしクロノグラフ機構を秒針として利用する事が可能となっています。

パテックが誇る最先端のクロノグラフキャリバーCal.CH28-520の垂直クラッチが優れもので、クロノグラフ作動時のエネルギーロスがほとんど無い為、クロノグラフ秒針を回しっ放しにして、通常秒針として使用する事が出来るのです。
その秒針運針時にフライバックを使って秒針をリセットさせれば簡単に秒単位での時刻合わせも可能となります。

またこれはあまり知られていないかもしれませんが、Ref.5990は他のノーチラスとケースの構造が決定的に異なっています。

Ref.5711を始めほとんどのノーチラスは、ねじ込み式でトランスパレントバック仕様の裏蓋、本体を構成するケース、このケースと耳部分で噛み合ってビス留めされたベゼルの3ピース構造となっています。

Ref.5990とほぼ同じ12mm強のケース厚をもつ同系列のクロノグラフキャリバーCal.CH28-520を積むRef.5980でさえもこのスタイルは変わりません。
そしてベゼルとミドルケースの隙間には黒い防水パッキンが確認できます。

ところがRef.5990では、2つのボタンを9時側にある耳の部分にレイアウトするデザインに仕上げられているため、必然的にヒンジ(耳)を利用したケースとベゼルの固定が不可能となります。
そこで3時のリューズ側のヒンジ(耳)部分はベゼルではなく、ケース側に成形される複雑な構造となり、2つのクロノグラフプッシュボタンもヒンジ(耳)寄りに配置されており、前述の黒いパッキンも見えずよりエレガントなノーチラスとなっているのです。

こちらのお時計も信販会社ジャックスにて行っております「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。
是非この機会にご利用くださいませ。

クロノタイム第二世代【79180/79160】

2020年11月28日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。

チューダーから人気のクロノタイムが入荷しておりますのでご紹介いたします。

チューダーが誕生したのは1926年のこと。
チュードルの呼び名の方が親しみがあるなんて方も多いのでは無いでしょうか。
ロレックスのディフュージョンブランドとして、当時ロレックスの本社があったイギリスでの市場拡大を目的に、一般層向けの価格帯で時計の製造をしたのが始まりのブランドです。

チューダーのブランド名もイギリスにちなみ、エリザベス一世を輩出した名家「チューダー家」から付けられたとされています。
チューダー家の名前を冠したブランドは、イギリス全土でみるみる人気となっていったのでした。

世界的に有名なブランドの1つではございますが、正式に日本に上陸したのはわずか2年前の2018年。
日本では知る人ぞ知るブランドというようなものでした。

今でこそチューダーロイヤルなど、ロレックスとは一線を画すおもしろいデザインのコレクションが多数ございますが、初期のモデルにはロレックスの時計によく似たモデルや、ロレックスの時計の部品が使われているものもございます。

その中でも人気の高いのが、デイトナと関係の深いクロノタイム。

分厚いかまぼこ型のケースが特徴のクロノタイムは、第一世代・第二世代・第三世代に区別されます。
今回ご紹介するのは、その中でも最もデイトナと縁が深い第二世代のモデルです。

TUDOR チューダー クロノタイム 79180 シルバー/ブラック 前期モデル

https://www.gmt-j.com/item/3717009694471

TUDOR チューダー クロノタイム 79160 後期モデル ブラック

https://www.gmt-j.com/item/3717010024717

第二世代と呼ばれるのは「791」から始まる型番のモデル。
該当モデルは「79160」、「79180」、「79170」の3種類です。

「79160」はプラスチックベゼル、「79180」はステンレスベゼル、「79170」は回転ベゼルというバリエーションを展開。

風防にはプラスチックを採用。

このシリーズのケースとリューズはロレックスの4桁リファレンスのデイトナと同じものが使用されていることもあり、文字盤のデザインこそ異なりますが、最もデイトナの面影が感じられるとされています。

ムーブメントには手巻き式のデイトナにも搭載されていた「バルジュー7750」を採用。
バルジュー7750は性能の良さはもちろんですが、メンテナンス性の高さから、誕生から何十年経っても現役で使用され、今でも多くの人に愛されているムーブメントの一つです。

また、第二世代のクロノタイムは、前期・後期に分けられます。
区別するポイントは以下の3点です。

・カレンダー表示の枠の有無

前期 有り

後期 無し

・6時位置の表記

前期 T SWISS T

後期 T SWISS MADE T

・インデックスの形

前期 台形

後期 長方形

バリエーションがたくさんあることも、クロノタイム第二世代の面白いポイントです。

生産終了してしばらく経つこともあり、なかなか次の入荷が見込めないモデルでございますので、気になる方はお早目のご決断をおすすめいたします。

ぜひお好みのクロノタイムをコレクションに加えてください。

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伝統を守りながら進化した【Breguet トラディション 7057BB/11/9W6】

2020年11月27日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店頭スタッフの髙橋です。

クリスマスまであと1ヵ月を切り、街がどんどん煌びやかになってまいりました。
一時は異常なほど暖かい日もありましたが、冬らしい寒さも訪れてきましたので、寒暖差や乾燥などにご注意し体調を崩されませんよう、どうぞご自愛くださいませ。
GMTでは空気清浄機を配置し、消毒液や除菌スプレーを用いてコロナウイルス対策も行っております。安心してご来店くださいませ。

さて本日は、世界5大時計ブランドBREGUETの「トラディション」という時計をご紹介いたします。


両面からブレゲが誇るムーブメントを見ることができる、なんともユニークで機械的な美しさを堪能できるモデルとして有名なトラディション。
ブレゲの創始者アブラアン・ルイ・ブレゲが18世紀末に考案した、「スースクリプション」という時計からインスピレーションを受けて、2005年に誕生したコレクションです。

「スースクリプション」とは、購入者が時計代金の一部を先払いし、時計の完成とともにすべての代金を支払うという、名前の通り予約制で販売されていた時計のことです。たった1モデルのみ制作されていたようですが、その時計の精度や広告の方法が評価されブレゲの評価が上がっていったようです。

中心に香箱が配置され、周辺に脱進機などを配置しているムーブメント設計がそのままトラディションに受け継がれています。

今回の画像のトラディションは「7057BB/11/9W6」というモデル。
2010年に追加された40mmの少し大ぶりなケースで、37mmモデルよりも見ごたえがあります。
10時位置あたりにはパワーリザーブインジケータも備えており、実用性にも優れています。

テンプの部分には見慣れない青焼きの部品がありますが、これは「パラシュート機構」と呼ばれる耐震機構です。衝撃に大変弱いテンプを守ることができる、ブレゲが初めて開発した画期的な仕組みでした。今ではロレックスが搭載しているような省スペースのショックアブソーバーが主流ですが、伝統を守り、現代で通用するように改良して組み込んでいるのでしょう。

ヒゲゼンマイはもちろんブレゲが開発したブレゲヒゲを搭載しております。ゼンマイを3次元的に巻いた、かなり高度な技術が詰まったものであり、姿勢差が出にくいといったメリットがあります。加えてシリコン製であることから磁力の影響を受けづらく、金属よりも軽いため重力の影響も少なく、腐食や衝撃にも強いのです。

ブレゲの伝統的デザインと技術が詰まった、歴史とアイデンティティを最大限に感じられるタイムピース。
当店にございますトラディションはこちらからご覧いただけます。

もちろん60回まで無金利のショッピングローンもご利用いただけます。ぜひご検討くださいませ。

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現代の伝統を築きあげたヴィンテージモデル【チューダー サブマリーナ 7016/0】

2020年11月26日

本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

現在、当店では【BLACK FRIDAY SALE】や【2020 Christmas SALE】など、皆様にお買い得にお時計をご購入いただくためのセールを開催しております。

ぜひ、この機会に憧れのお時計を手にしていただければと存じます。

本日は当店に在庫がございますヴィンテージモデルの中から、【チューダー サブマリーナ 7016/0】をご紹介いたします。

TUDOR チューダー サブマリーナ 7016/0
https://www.gmt-j.com/item/3717009746866

ロレックス創立者 ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの技術を一部移管し、手頃な価格帯を設定することで、より多くのユーザーにロレックスの技術力を体験してもらうため、チューダーを設立しました。

そのチューダーから登場したサブマリーナは、今もなお非常に高い人気を誇ります。

チュードル サブマリーナは、1950年代にブランド初となるダイバーズウォッチとしてRef.7922が誕生いたしました。

ダイヤルにバラのロゴが刻まれていたことから通称「バラサブ」と呼ばれていたチュードル サブマリーナは、その後にリューズガードを装備し、200m防水性を伴って登場した第1世代最終モデルRef.7928によって、デザインと技術的特徴が確立されたのです。

今回ご紹介するRef.7016/0は、1960年代に搭載ムーブメントとデザインを刷新した第2世代モデルとして、Ref.7021/0(デイト仕様)と同時に登場しました。

この第2世代モデルの最も特筆すべき変更点は、今では馴染み深いデザインの採用です。

ダイヤル12時位置のロゴはバラから、現在の盾のものに変更。

また、雪の結晶からインスピレーションを受けデザインされた、チューダーの代名詞「スノーフレーク針」を初めて採用したモデルでもあることから、第2世代モデルは現在のチューダーの基盤を形成したといえるでしょう。

ケースバックには「ORIGINAL OYSTER CASEBY ROLEX GENEVA」の文字が刻まれ、ブレスレット、リューズもロレックスの刻印が入った純正仕様です。

全体的に小傷がございますが、ケース形状やヴィンテージモデルらしい風合いを保つ為に、当店では敢えて外装仕上げを行っておりません。

経年による劣化は見受けられるものの、全体としてのコンディションは良く、今後なかなか出会う機会のないモデルというステイタス性も踏まえて、オススメの1本です。

その他にも当店ではコンディションの良いヴィンテージモデルを揃えております。
在庫はこちらから↓
https://www.gmt-j.com/search?itemwear=0&itemcol=2&vintageflag=1&stockstatus=1

どのモデルも新宿南口にございます店舗にてご覧いただけます。
また、お電話でのお問い合わせもお待ちしておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせ先はこちらから

掲載されている商品の状態・コンディション・在庫・その他お問合せについて
03-3342-3266 (受付時間 11:30~19:30)

通販について・通販でお申込みされた内容についてのお問合せ
03-3342-2911 (受付時間 11:30~19:30)

メールでのお問い合わせはこちらより承っております。
https://www.gmt-j.com/ec/inquiry/

二面性を持つ「ジャガールクルト レベルソ」

2020年11月25日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
少し前に街中でジャガールクルトのレベルソを着けている女性を見かけました。思わず、見入ってしまうほど手元を美しく飾っており、上品な印象がやはり良い時計だなと感じました。

本日はジャガールクルトのレベルソをご紹介いたします。

19世紀前半創業の高級時計マニュファクチュール「ジャガールクルト」
ムーブメントの全パーツを自社で生産しており、今まで1,000種類以上のムーブメントを開発し、400件の特許を取得しています。世界3大時計ブランドであるパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンにもその技術力の高さを評価されており、20世紀入ってからは他社へのムーブメントを供給も行っております。

また、ジャガールクルトは精度、気温変化への耐性、気圧変化への耐性、耐衝撃性、耐磁性、防水性において、厳格な検査を行っており、その時間は1000時間にも及びます。スイス公式クロノメーター検定協会(COSC)の検定に要する時間は約360時間。より厳しい基準を持つジュネーブシールでも約600時間。細かいところまでのこだわりを感じます。

そんなジャガールクルトの代表モデル「レベルソ」


※画像は【ジャガー・ルクルト レベルソ クラシック ラージ デュオ スモールセコンド Q3848420

1930年頃に誕生した「レベルソ」は世界で最も古い歴史をもつスポーツ競技「ポロ」の競技者から依頼を受け、誕生したモデルです。激しい衝撃にも耐えれるようにとケースが180度回転し、風防を守ることができます。その姿からラテン語の「回転する」という意味を持つ「レベルソ」と名付けられました。


現在では従来の風防を守るという必要性はほとんどなくなりましたが、二面性という他の時計にはないレベルソの個性を強みに様々なデザインが増えております。

本日はいくつかレベルソの種類をご紹介致します。

◆レベルソ・クラシック

※アラビアインデックスとバトン針を採用したモデル
スモールセコンドと2針モデル、手巻きとクォーツモデルがある

ジャガールクルト レベルソ クラシック クォーツ Q2518140


こちらはシルバーダイアルに2針、裏に装飾のないシンプルなデザインとなります。
こちらはブレスレットのモデルとなっており、バックル部分は観音開きになっているため、手ががっしりされている方でも比較的着脱しやすいタイプです。

レベルソ・デュオ(メンズモデル)
レベルソ ミディアム・デュエット(レディースモデル)

※表裏に文字盤を配したモデル
1つのムーブメントで両面の時計を駆動させている。

ジャガールクルト レベルソ クラシック ラージ デュオ Q3838420

こちらは2016年に誕生した2タイムゾーンモデルとなります。
シルバーダイアルの面はアラビアインデックスが知的な印象を与えます。
裏はピラミッド状のクルー・ド・パリ仕上げのブラックダイアルになっており、斜光線のようなラインもまたポイントとなります。

ジャガー・ルクルト レベルソ ミディアム・デュエット Q2588422


こちらは表面はアラビアインデックスにセンターのギョウシェ彫りがシンプルでありながらも美しくかっちりとした印象を持つシルバーダイアル。
裏面はケースの上下にダイヤモンドをセッティングし、ブラックの独特なダイアルを持ち、ガラリと印象が変わります。
同じ時計でも印象が異なりますため、服装やシーンに合わせて面を変更することで着用の幅が広がります。

レベルソ・トリビュート

※初代モデルをオマージュしたドーフィン針とバーインデックスを採用したモデル

ジャガールクルト レベルソ・トリビュート・スモールセコンド Q3978480

こちらは最近入荷いたしましたブルーダイアルの「レベルソ・トリビュート・スモールセコンド Q3978480」
モデルの特徴でもあるドーフィン針とバーインデックスが大変シンプルかつ、ブルーのダイアルがスーツなどかっちりとした場にもご着用いただきやすいデザインです。
こちらのモデルは裏面に文字盤や装飾のないシンプルなタイプとなります。

文字盤はもちろん、さらにこちらのモデルのポイントとなるのがベルトです。
ベルトにはアルゼンチンの名高いブーツメーカーである「ファリアーノ・コレクション」のコードバンレザーが使われています。

尚、当店では公式サイトの表記やデザイン性、サイズ感などからレディースモデルやメンズモデルという表記を行っておりますが、レベルソのように上品でどちらでも着用しやすいデザインとサイズ感の場合、お客様の手首周りによっては異性モデルでも綺麗に着用できる場合もございます。

当店に在庫のある商品は全て新宿南口の店舗にて実際にお手に取ってご覧いただけます。お見比べも大歓迎ですので、ご来店いただけました際はスタッフまでお声掛けくださいませ。

また、ご遠方でご来店が叶わないお客様はお手元に届いた際、イメージ違いなどのご心配があるかと存じます。インターネットからのご注文の場合、いくつかの条件を満たしているものは返品を承っておりますため、詳しくはこちらをご確認ください。

何かご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

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非常に男らしい顔立ちの逸品【オフィチーネ・パネライ ルミノール1950 フライバッククロノグラフ レガッタ PAM00253】

2020年11月24日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの増子です。

日々の増加人数に憂えるコロナに加え、インフルエンザの流行も心配される時期になってきました。
目まぐるしい気候の変化に体調崩されぬようどうかご自愛くださいませ。

さて本日ご紹介するお時計ですが非常に男らしい顔立ちの逸品です。
オフィチーネ・パネライのルミノール1950フライバッククロノグラフレガッタPAM00253限定500本です。

44㎜のステンレススティールのケースにパリ・ホブネイル装飾の施された立体感のある漆黒のダイアルが印象的です。
丸みを帯びたプラ風防”風”のサファイアクリスタルガラスや横目の2カウンタークロノグラフがクラシカルな装いですが、
青く塗装されたクロノグラフ針のポップさが好対照で、良い意味でアンバランス、パネライらしい大胆な温故知新を感じさせます。

インデックスはぷっくりと立体感があり、ヴィンテージ感といいますか、古き良き雰囲気を持っています。

2005年ごろに同じくフライバッククロノグラフ機能を持つPAM00212が生まれ、2006年に「パネライ・クラシックヨットチャレンジ」の記念モデルとして500本限定で発売されました。
フライバックを可能にした頑強なクロノグラフムーブメントCal.opⅩⅨは裏のスケルトンからご確認いただけます。

立体感もあり、ペルラージュ仕上げの施された地板もそうですがテンワ周りの肉抜き加減といいすさまじい迫力です。
パネライはソリッドバックのものも多いですがひとたびスケルトンバックのモデルですとまったく手抜かりのない美しいムーブメントで目を楽しませてくれます。

ベースとしてはクロノグラフの名機と言われるヴァルジューのCal.7750と言われます。
メンテナンス性にも富み、頑強さにも正確さとしても信頼性の高いモデルですので一生使っていただくのに非常に適したモデルでございます。
誕生から15年を経ようとしていますが年々市場に出回りづらくなっております。

今回こちらの個体に関しては内外箱・国内正規保証書・冊子・限定証明書・ドライバーもつき、目立つ傷もない良好な状態でご案内ができます。
探していらっしゃった方は即決を、気になられる方は是非お早めのご検討をお勧めいたします。

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【大胆予想】2021年のロレックスは「エクスプローラーイヤー」

2020年11月23日

いつもGMTブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

毎年注目を集めるロレックスの新作モデルですが、今年は皆さま予想通り「サブマリーナーイヤー」でした。
新型サブマリーナーをご紹介している過去のブログはこちらをご覧くださいませ。
待望のニューモデル入荷!! ROLEX 126613LN

少し気が早いですが、2021年(うし年)は「エクスプローラー」の年になると思われます。

Ref.216570「生誕50周年」、今年オイスターパーペチュアル搭載の新ムーヴメント「cal.3230」が誕生したことで、Ref.214270のモデルチェンジがより現実味を帯びてきたと感じます。

ちなみに、Ref.214270も来年で誕生から11年と、10年を超えております。2021年モデルチェンジ最有力候補として「エクスプローラー Ⅰ、Ⅱ」ともに、改めてご紹介いたします。

※モデルチェンジの噂が加熱いたしますと、市場相場や販売価格が上昇する傾向がございます。
その前に「状態の良い個体」「付属品完品」など、選択肢が広がるためお勧めです。

まずは、個人的に一番注目している「エクスプローラーⅡ 216570」

ロレックス エクスプローラー II 216570 ホワイト
https://www.gmt-j.com/item/3717009971671

メーカー希望小売価格:875,600円(税込)
発表年:2011年
ケースサイズ;42mm
ムーブメント:自動巻き/Cal.3187
パワーリザーブ:約48時間
防水性能:100m
文字盤カラー:ブラック、ホワイト

エクスプローラーは、探検家、登山家、科学者たちが長年、実際の環境で着用しテストを行い改良を続けてきました。

ファーストモデル「Ref.1655」を彷彿させる216570は、日付表示、オレンジ色の24時間針、24時間目盛り入りベゼルを備え、昼夜の区別を可能にし、視認性も抜群。

プライベート、ビジネスシーン問わずご愛用頂けるため、非常に人気の高いモデルです。

現在ホワイト文字盤のほうが若干相場が高い傾向にございますが、文字盤のカラーは好みが分かれるところだと思います。

ロレックス エクスプローラー II 216570 ブラック

仮にモデルチェンジした場合のキャリバーは、GMTマスターⅡがCal.3186→Cal.3285へ移行したように3200番台へ変更。
また、ベゼルがセラミックになるのではないか、と多くの方が予想されているのではないでしょうか。

ケースサイズは今の42mmが大きいと感じるため、個人的には旧型エクスプローラーⅡと同サイズ40mmを期待したいです。

エクスプローラー II 16570 ブラック
https://www.gmt-j.com/item/3717010165564

文字盤カラーバリエーションとして、アイボリーなどの追加もあるのでしょうか?

今からNweモデルの試着が楽しみです。

ロレックス エクスプローラー II 216570 在庫一覧はコチラ↓(※特価商品多数あり)
https://www.gmt-j.com/search?order=dateDesc&rows=200&itemwear=0&installments=0&specpanelopen=0&keyword=216570#itemlist

続きまして、ビジネスシーンに輝く「エクスプローラーⅠ 214270」をご紹介いたします。

ロレックス エクスプローラーⅠ 214270
https://www.gmt-j.com/item/3717010311800

メーカー希望小売価格:687,500円(税込)
発表年:2010年
ケースサイズ:39mm
ムーブメント:自動巻き/Cal.3132
パワーリザーブ:約48時間
防水性能:100m
文字盤カラー:ブラック

1963年〜1988年頃まで製造していた「Ref.1016」を現代が蘇ったかのような、シンプルでありながら完成されたデザイン。

2010年に誕生後、2016年にはキャリバーなどの基本的な機能はそのままに、インデックス369に青色に発光するクロマライト夜光が塗布され、針が若干太く長くなり、視認性が高まりました。

ロレックス エクスプローラーⅠ 214270 ブラックアウト
https://www.gmt-j.com/item/3717010123601

プライベートはもちろん、特にスーツ着用時にビシッとときまる1本だと思います。

仮にモデルチェンジをした場合、キャリバーは今年誕生した「cal.3230」へ変更するのが妥当かと存じます。

年々ケースサイズが大きくなる傾向のため可能性は低そうですが、個人的には今でも人気の旧型モデル「36mm」サイズの復活を期待していました。
しかしながら、オイスターパーペチュアル36mmとかぶってしまうので「37mm」サイズになるのではないかと予想しています。

また、過去北米向けに展開されたと言われるホワイトカラーの誕生が噂されていますが、他にもトロピカル(ブラウングラデーション)カラーが誕生しても面白いのではないでしょうか。
まさかのジュビリーブレスの復活、なんてこともあるかもしれません。

エクスプローラーⅠ1016
https://www.gmt-j.com/item/3717006834337

お客様との接客時、ロレックスで悩まれるときには、業界歴10年以上の経験上、色々な意味で「間違いのない」時計だと思うため、エクスプローラーかサブマリーナーを自信を持ってご紹介する機会が多くござます。

「100万円以下で購入できる」ロレックスの人気スポーツモデル「214270」。
ショッピングクレジット「60回金利無料」も合わせてご検討くださいませ。

年々、流通量が減少しているエクスプローラーの「5桁モデル」につきましても、今のうちのご購入をお勧めしています。
また、5桁ロレックス買取も承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。

買取リスト(無料見積もり)はコチラから↓
https://www.gmt-j.com/ec/assessment/search

皆さまからのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。

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手巻きクロノグラフ Ref.5170G-001【生産終了】

2020年11月22日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
時計専門店GMTでは、現在クリスマスセールを開催中です。

生活様式やコミュニケーションの変化が大きかった2020年の締めくくりに、お客様だけの特別な一本との出会いをお届けできれば幸いです。

さて、本日ご紹介いたしますのは、ホワイトダイヤルにパルスメーターが目を引くPATEK PHILIPPE コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5170G-001。

PATEK PHILIPPE コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5170G-001

https://www.gmt-j.com/item/3717010169531

2010年、完全自社製の手巻きクロノグラフとしてデビューしたRef.5170
2019年にすでに生産終了となってしまったモデルです。

かつて人気を博した、2カウンター式クロノグラフRef.5070の後継機。
5070に搭載されていたムーブメント「CH 27-70」はヌーヴェル・レマニア社がパテック フィリップの為にのみに特別生産しほぼ自社製と言っても過言ではないものでしたが、それでもなおマニファクチュールとして完全自社製を開発し成功を納めました。

初の完全自社製手巻きクロノグラフムーブとして搭載された「CH29-535PS」は、シースルーバックから堪能できます。

コラムホイール式クロノグラフや水平クラッチによる動力伝達機構などを搭載し6つもの特許が新たに取得されており、当時を満を持して出た自社製ムーブへのこだわりと自信を感じることができます。


デザインベースは、1940~50年代と大変クラシカル。そこにカラトラバケースと角型プッシュボタン、すっきりとつながるデザインのシンプルなラグ形状でノスタルジーだけではないモダンな印象も併せ持っております。

現在当店にご用意のある【5170G-001】はRef.5170シリーズの中では2番目に出たモデルです。
5170シリーズはその後、パルスメーター(脈拍測定計)が無くなったり、文字盤や針などの表情が変更されていく5170シリーズですが、いずれもスッキリとしたクロノグラフにデザインされています。

参照)5170R-001 パルスメーター無し

保証書日付は2014年11月ですが、2020年3月にパテック・フィリップにて内部点検・プッシャー交換・ストラップ交換・外装仕上げを行っております。


付属品も、内外箱・国際保証書・冊子・メーカー修理明細(ドイツ語コピー)とそろっている状態で、目立つお傷もなし。

今年メンテナンスを終えた状態で、ストラップは純正新品の大変すばらしいコンディションで使い始めていただくことの出来る個体で、大変オススメです。

40㎜をわずかにきり、大変馴染みの良いサイズ感にホワイトゴールドの吸い付くような着け心地、エレガントな薄さで袖元を彩る逸品を、是非ご体感ください。

2019年に発表された後継のRef.5172ではクロノグラフボタンは角型ボタンから丸型へ、ラグデザインも変更され形状そのものが変わっております。
もちろん、針やダイヤルデザインも変わり、相対的な印象もガラリと変わることと存じます。
それぞれの時代に合わせた形へと改良を重ねていくのが常ですが、お客様のイメージや理想に沿った姿は千差万別です。

5170につきましてはディスコンとなり、今後コンディションの良い個体と巡り会える機会はどんどん減っていってしまいます。
素敵だな、身に着けたいなと思える時計にこの5170が含まれておりますなら、是非、この機会をお見逃しなく。

併せて、クリスマスの足音が聞こえてくる季節、【BLACK FRIDAY SALE】11月30日まで開催しております。
1年間頑張ったご自身・パートナー・ご家族への特別な1本を。

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ブラックフライデー特別セール開催中!

2020年11月21日

GMTブログをご覧の皆さまこんにちは。

本日から3連休が始まりましたが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか。
ここ数日暖かい青天が続き、お出かけ日和です。

そんな中、昨日ブラックフライデーを迎えインターネット上でもお買い物を楽しんでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

GMTでも只今ブラックフライデー特別セールを開催中です!
対象商品はブラックフライデーにちなんで、ブラックダイヤルのモデルから数十種類ピックアップしております。

本日はセール対象商品より、ぜひお勧めしたいモデルをご紹介します。

TAG HEUER タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ マンチェスター・ユナイテッド CAR2A1J.FC6400
https://www.gmt-j.com/item/3717010358966

ホイヤー01とイングランドのプロサッカークラブ”マンチェスター・ユナイテッド”のコラボモデルです。

タグ・ホイヤーは、世界初の自動巻きクロノグラフの開発に携わっており、正確に時間を測る技術からモータースポーツ業界との関わりが深いとされています。

それだけではなく、サッカーやテニスなどのスポーツともパートナー関係にあり、マンチェスターユナイテッドとは2016年にパートナーシップを結びました。

その翌年に発表されたのがこちらのモデルで、ブラックをベースにクラブカラーである赤の差し色は、マンUファンでなくても持ちたくなるデザインです。

9時位置とケースバックには悪魔のエンブレムがあり、着用した際に主張しすぎない小さなポイントが良いです。

ホイヤー01は、現在02へとムーブメントが変更され、インダイヤルが6・9・12から3・6・9に変わったことからフェイスの印象も変わりました。

既に生産が終了している縦目のデザインで、特別なモデルをお探しの方にお勧めです。

発売当時の定価は、およそ¥731,500(税込)でしたが中古の商品として¥428,000(税込)にて販売していたところ、ブラックフライデーセール中は「¥398,000(税込)」に値下げ中!
定価のおよそ半額ほどですので、セールならではのお買い得な商品です。

続いてはこちら

オフィチーネ パネライ ルミノール マリーナ レフトハンド PAM00026 K番 2008年復刻 世界限定1000本
https://www.gmt-j.com/item/3717009133543

1998年に発表された「PAM00026」が世界限定1000本で復刻したモデルで、特徴としてはなんと言ってもPVD加工を施したレフトハンドのケースです。

元々イタリアの海軍のために製造されたパネライは、ミリタリーモデルを基礎としており、ブラックで塗られたケースは、光の反射により敵に自分の位置がばれてしまうリスクを考えて黒くしたと言われています。
PVD加工のモデルはその当時の背景を色濃く受け継いでいる点も魅力的です。

パネライならではの2枚構造であるサンドイッチ文字盤は人気が高く、復刻モデルではルミノバ夜光に仕様変更しております。

加えてレフトハンドモデルを作るメーカーは限りがありますが、ミリタリーモデルであればパネライが一番の王道ではないでしょうか。

¥888,000(税込)で販売していたところ「¥848,800(税込)」までお値下げしており、限定モデルが定価より¥150,000ほど安くご購入いただけます。

また、ブラックフライデー対象モデルのパネライは他にもございます。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ルミノール パワーリザーブ PAM00028 L番【2009年復刻/世界限定1000本】
https://www.gmt-j.com/item/3717009364329

こちらも2009年に発売された復刻モデル。
6時位置にあるパワーリザーブの針が、アロー針からリーフ針に変更しているのがオリジナルの仕様となります。

お値段は¥698,000(税込)から「¥658,000(税込)」までお値下げした期間限定の価格です。

他にも対象商品がございますので、詳細は下記よりご覧ください!

あわせて現在「ご優待チケット」の配布も開始しております。
購入金額に応じて割引となるお得なクーポンですので、ぜひこちらと併用してご購入くださいませ。

ご優待チケットの詳細はこちら↓
https://www.gmt-j.com/html/ticket/index.html

皆様のご利用をスタッフ一同お待ちしております。

特殊機構ルモントワールが搭載されている【ランゲ&ゾーネ ツァイトヴェルク 140.029 LS1403AD】

2020年11月20日

本日も当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

当店では早くもクリスマスセールを開催中です。

1000本以上の商品が対象となるお得なセールですので、是非ご覧くださいませ。

https://www.gmt-j.com/search?order=dateDesc&rows=200&itemwear=0&installments=0&specpanelopen=0&keyword=nesage01

今回はセール対象品から、こちらの時計を紹介いたします。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ ツァイトヴェルク 140.029 LS1403AD

https://www.gmt-j.com/item/3717009445240

ランゲ&ゾーネのツァイトヴェルクでまず語られるのは、機械式時計でありながらデジタル式の時間表示をしているという点です。

しかし、「ルモントワール」という特殊な機構を搭載している点はあまり認知されていないように思いますので、ここでご紹介させていただきます。

ルモントワールとは、「主ゼンマイのトルクを一定の力で脱進機に伝える機構」です。

主ゼンマイから脱進機に伝わるトルクは、パワーリザーブが最大の時が最も強く、主ゼンマイがほどけていくに従って減衰していきます。

テンプが左右に振れる角度を示す「振り角」はトルクの大きさに影響されますので、パワーリザーブが多い時と少ない時とで誤差が生じ、精度の変化に繋がってしまいます。

ルモントワールは、主ゼンマイの巻き上げ量によって変化するトルクを一定に保ち、精度を安定させる機構なのです。

ツァイトヴェルクのルモントワールは、主ゼンマイのトルクを一定の大きさで60秒毎に脱進機に伝えます。

この60秒毎という設定はジャンピングミニッツカウンターの切り替えにも利用されており、精度を安定させると共に時刻表示のディスクを作動させるという非常に優れた設計になっています。

デジタル式の時間表示が注目されがちなツァイトヴェルクですが、上記のように、精度に対する強いこだわりを持って製作された素晴らしい時計です。

ルモントワールが脱進機にトルクを伝える様子はバックスケルトンから鑑賞できますので、是非店頭でお手に取ってご覧くださいませ。

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美しい多機能モデル【ブランパン ヴィルレ アニュアルカレンダー GMT 6670-1127-MMB】

2020年11月19日

皆様こんにちは。
今日は実用性と審美性を兼ね揃えたモデルをご紹介いたします。

BLANCPAIN ブランパン ヴィルレ アニュアルカレンダー GMT 6670-1127-MMB

文字盤は時・分・秒の他にアニュアル(年次)カレンダーにGMT機能と表示項目が多いのですが、とても見やすくスムースな印象です。

カレンダーは2時位置に曜日、3時位置に日付、4時位置に月が表示、8時側には24時間表記のGMT表示が配置されます。
各表示はバランスよく配置され視認性の良さは抜群です。これだけ視認性の良い多機能ドレスウォッチはなかなか無いと思います。

視認性だけではなく、操作性もとても考えられています。
ブランパンの複雑系カレンダーではお馴染みの「アンダーラグコレクター」が搭載されています。

複雑系のカレンダーではケースサイドにある、コレクターと呼ばれるボタンを専用のプッシュピンで押すのが一般的ですが、ブランパンが特許を取得しているこの機構では、ラグ裏に配置されたボタンを指や爪で押すことで簡単にカレンダー調整を行うことが出来る上に誤操作も防止してくれます。

ブランパンらしい細いラグが付くシンプルなステンレス製ラウンド型ケースには「ダブルステップ」と呼ばれるベゼルが特徴的な、落ち着いたデザインとなっています。

ケースサイズは40㎜ありますが、このサイズのお陰で文字盤サイズを大きく取れ、視認性の向上にもつながっています。
ブレスレットは「ミルマイユブレスレット」と呼ばれる非常に細かいパーツで構成された繊細なデザインとなっています。

ブレスレット幅は22㎜と、40mmのケースサイズに対して幅広なサイズになっています。繊細なデザインの幅広なサイズにより、時計全体の優雅さと力強さがバランスが非常によく実現されています。

現存する世界最古のメゾンの伝統と、革新性を体現している時計になっています。
当店ではブランパンのお時計も数多くご用意しております。

ぜひ、老舗ブランドの美学をご体感ください。

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受け継がれたダ・ヴィンチモデル【IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103】

2020年11月18日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日もご覧頂き、誠にありがとうございます。

本日ご紹介するお時計はこちら、【IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103】でございます。

IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダー IW392103
https://www.gmt-j.com/item/3717010209466

1969年に発表された初代の特徴的な6角形ケースから始まり、2007年に発表されたトノー型ケースはスポーティな要素が印象的でした。
時代によりケースデザインが大きく異なるダ・ヴィンチですが、こちらのモデルは1985年に発表されたラウンドケースに回帰しています。

また、特徴であるダブルフレームベゼルは先代に比べ幅、厚みが縮小され、より現代風にブラッシュアップされました。

シックなグレー文字盤に配された12時位置のサブダイヤル、クロノグラフ秒針、スモールセコンド、それぞれに採用されたブルーカラーが、デザインにより深みとクラシックな印象を持たせています。

ラグは手首に沿って動く可動式のため、一人一人のお客様にしっかりとフィットした付け心地が体感できます。

ダ・ヴィンチコレクションは発表から現在まで約50年ほどの歴史がありますが、その歳月の中で大きな進化と革新を続けています。

中でも当時、スイスの名だたる時計メーカーが一丸となって開発したスイス初のクォーツムーブメント「ベータ21」を1969年に世界初搭載した「REF.3501」を発表。

2007年に発表されたダ・ヴィンチコレクションでは、IWCの初となる自社で一貫製造したクロノグラフムーブメントを搭載。
複雑機構であるパーペチュアルカレンダーの搭載と高度な技術力を必要とするブラックセラミックケースの発明など、現在のIWCに至るまでの歴史の中で、ダ・ヴィンチコレクションは必要不可欠な存在だと言えます。

世界三代機構として数えられる複雑機構「パーペチュアルカレンダー」が搭載されたモデルは、1000万円を超える時計も珍しくありません。

しかしこれをIWCで初搭載したダ・ヴィンチは、当時200万円前半という破格の金額での発売を可能としました。

それまでパーペチュアルカレンダーは、一般には到底手の届かない存在でしたが、高度な技術力でそのイメージを覆したIWCは時計界に大きな革新をもたらしたと言ってもいいでしょう。

また、操作においても全てのカレンダー送りをリューズ操作のみで可能としており、価格だけでなく機能面においてもかなりの実用性が窺えます。

数あるスイス発祥の時計メーカーの中でも、ドイツの国境に近いシャフハウゼンでその歴史を育んできたこともあり、気品溢れるスタイリッシュな印象の強いIWCですが、中でもダ・ヴィンチは卓越した技術力がふんだんに発揮されたモデルと言えます。

ぜひこの機会にお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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優れた技術屋が造る正確性を誇る腕時計【ジャガー・ルクルト マスターコントロールカレンダーQ4148420】

2020年11月17日

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

日々気温も下がり、ぐっと冷え込む日々が続いておりますので、くれぐれも体調にはお気をつけください。

さて、本日ご紹介する時計はジャガー・ルクルトから【マスターコントロールカレンダー Q4148420】です。

ジャガー・ルクルト マスターコントロール カレンダー Q4148420【2020年新作】
https://www.gmt-j.com/item/2717009862826

ジャガー・ルクルトは外装デザインからムーブメントまで、一貫して製造する優れた技術力を誇る老舗マニュファクチュールです。

創業は1833年、アントワーヌ・ルクルトが工房を始めたことがブランドの始まりでした。

1844年にはミクロン単位の測定器であるミリオノメーターを開発しました。
これにより高い生産システムが構築され、その後1900年に至るまで約350種類以上のムーブメントを作り上げた実績を残しています。

また1902年から約30年間、世界最高峰ブランドのパテック・フィリップのムーブメントの製造や、オーデマ・ピゲやヴァシュロン・コンスタンタンにムーブメントを提供したりと、その技術力と輝かしい実績には驚かされます。


ジャガー・ルクルト製のキャリバー920をベースとした「cal.2121」を搭載したロイヤルオーク エクストラシン

マスターコントロールシリーズは、1992年にラインナップされた比較的新しいモデルシリーズです。

ブランドが1907年に発明した超薄型腕時計から着想を得て誕生。
マスターコントロールの名は1000時間のコントロールテストに由来しています。

このテストは精度、温度・気圧変化への耐性、衝撃耐性、耐磁性、防水性など全てのテストが含まれており、当シリーズの時計一本一本にテストされているのです。

このテストを潜り抜けた当シリーズの時計は非常に優れた正確性を持ちます。

ムーブメントは自社ムーブの「cal.866AA」を搭載しており、パワーリザーブは約70時間です。
前バージョンが43時間だったのに対し、大幅に長くなってったことで利便性も格段に向上しています。

「Cal.866AA」はcal.866のアップデートムーブメントです。
優れたムーブメントのアップデートバージョンなので、言わずもがな、非常に良いムーブメントなのは明白かと思います。

Q4148420には日付表示、曜日表示、月表示、ムーンフェイズ機能が備わっています。
特に注目したい機能は、日付表示機能です。

このモデルの日付表示機能はジャンピングデイト機能と言って、通常は6時位置にあるムーンフェイズの景観を損なわない機能となっています。

15日から16日に変わる際は、文字通り、日付針がムーンフェイズをジャンプする形で切り替わるのです。

文字盤のデザインは、視認性とデザイン性を兼ね備えています。

ムーンフェイズには夜空を彷彿とさせる深い青色が使用され、シルバーの文字盤とのコントラストが思わず感嘆してしまうほどの美しさを演出しています。

月表示と日付表示はのサイジングは控えめですが、文字盤のバランスを崩すことのない絶妙なサイズ感です。
針はドルフィン針を採用しており、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。

裏蓋はサファイヤクリスタルガラス仕様になっており、美しいムーブメントが覗き見えるように仕上がっています。
機械式時計がお好きな方にはたまらないデザインです。

ベルト部分にはノボナッパのカーフストラップを採用しており、Q4148420のクラシカルな雰囲気とヴィンテージ感をより一層際立てています。
愛好家の方の間でも有名なノボナッパのレザーは使えば使うほど、味わいが増していき、時間が経つほどに自分だけの一本に仕上がっていくでしょう。
柔らかなブラウンがそのしなやかな質感と相まって、温もりのある雰囲気となっています。

前モデルのケースサイズが39mmであるのに対し、こちらは40mmとサイズアップしていますが、違和感なく男性の腕元にしっかりと収まります。

シリーズ登場当初から変わらない普遍的なデザインは、どんな方でも付けることができます。
クラシカルかつエレガントなこの時計は、紳士の腕元を彩る時計としてふさわしい一本でしょう。

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技術を魅せる時計【グラスヒュッテオリジナル パノインバースXL 1-66-06-04-22-05】

2020年11月16日

GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。

本日はドイツの名門ブランドである「グラスヒュッテオリジナル」より、「パノインバースXL 1-66-06-04-22-05」をご紹介させていただきます。

グラスヒュッテ オリジナル パノインバースXL 1-66-06-04-22-05
https://www.gmt-j.com/item/2717001292164

「ドイツ時計を代表するブランドは?」と言う質問に対し、ほとんどの時計愛好家は「ランゲ&ゾーネ」と答えるかと思います。

その「ランゲ&ゾーネ」と同じく、ドイツ・グラスヒュッテ地方で伝統的な時計を世に送り出しているのが「グラスヒュッテオリジナル」です。

19世紀半ばにかけて、それまでグラスヒュッテ地方の産業を担っていた銀鉱山が枯渇してしまうという事態が起きていました。

この問題を解決するために行動を起こしたのが「ランゲ&ゾーネ」の生みの親でもあるアドルフ・ランゲです。

彼はグラスヒュッテの街に新たな雇用を生み出すために、時計会社設立の要望書を当時の政府に何度も送っており、1845年にこの要望が受け入れられる事でグラスヒュッテの街は時計産業の地として根付いていきました。

1845年から引き継がれてきた技術と伝統が活かされているのが「パノインバースXL 1-66-06-04-22-05」です。

「パノインバースXL」の最大の特徴は、通称「バタフライ」とも呼ばれているダブルスワンネック型緩急針です。

右側は精度調整の役割を担い、左側の部分はヒゲゼンマイを押さえる役割を担うことで、従来の緩急針に比べ非常に調整がしやすく、白鳥の首の形にも見えることからスワンネックと呼ばれています。

美しさと技術力を象徴するような機構を味わえる時計はそう多くないでしょう。

この一部分を切り取ってみても、グラスヒュッテオリジナルの時計に対する情熱を感じられますが、この時計の魅力はこれだけに留まりません。

ケース材質はステンレス、そうステンレスなんです。

「ランゲ&ゾーネ」では2020年にステンレスモデルである「オデュッセウス」を発表しましたが、主要なモデルはゴールド素材を用いているのが現状です。

ステンレスと比較すると、ゴールド素材は傷がつきやすいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
日常使用でゴールド素材の腕時計を使用することがご不安な方には、本当にオススメの一本です。

ドイツ時計の伝統を体現している「パノインバースXL」。
モデル名のインバースは日本語で【逆】を意味しています。

本来ならば裏側にあるテンプやグラスヒュッテストライプが施されているプレート部分が見えることは多くありません。
そういう意味で、細部にまで職人の技術が込められた時計のムーヴメント部分を、常に表から眺められ、味わえる稀有な一本かと思います。

こちらのお時計は「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。
是非この機会にドイツ時計の美しさ堪能していただければ幸いです。

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世界最初の腕時計【CARTIER カルティエ サントス】

2020年11月15日

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日はカルティエの新作が入荷したのでご紹介させていただきます。

CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0037

https://www.gmt-j.com/item/2717010154873

2018年に発表されて以来大人気のシリーズ「サントス ドゥ カルティエ」バリエーションモデルになります。
このコレクションの特徴としては近年の時計業界のトレンドであるパテックフィリップの「ノーチラス」オーデマピゲの「ロイヤルオーク」等のモデルの復権による「ラグジュアリースポーツ」の流れのデザインを世界初の腕時計といわれる「サントス」と見事に融合させている事です。

ケースとブレスレットのラインに一体感を出すために大きくカーブしたベゼルが今までの「サントス」との違いです。

サントスコレクションのアイコンでもあるビスがポイントのDLC加工の施されたベゼルとサテン加工のグレーのダイヤルが精悍なイメージを与えます。

ブレスレットの付け根には真ん中のボタンを指で押すだけでベルトが外せる「スマートリンク」機構の採用により付属のラバーストラップに容易に付け替えができます。

ビスが打たれたラバーストラップでもケースとストラップの一体感は変わりませんがスポーティーなイメージに一変します。

時代のトレンドを取り入れながらも不偏のかっこ良さを誇る「サントス」は元来のデザインの懐の深さを証明します。

そしてもう1本すごい「サントス」が入荷しています。

CARTIER カルティエ サントス 100 LM WM500851 イエローゴールド パヴェダイヤモンド

https://www.gmt-j.com/item/3717009913824

こちらは2000年中頃より始まった時計業界の一大ブーム「デカ厚」のトレンドの中で登場した史上最大サイズの「サントス」です。

ベゼル、ラグにちりばめられた一流宝飾ブランドのダイヤ、イエローゴールドのケースが特大サイズのケースとの相乗効果でものすごい存在感を出しています。

バックルもド迫力です。

このギラギラした感じは最近のカルティエでは無いので、生産が終了したことが惜しまれます。

本日は時代の中で変化し続ける世界最初の腕時計「カルティエ サントス」を紹介させていただきました。

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【2020年新作】ブルガリ オクト フィニッシモ オートマチック BGO40C14TTXTAUTO

2020年11月14日

今やブルガリを代表するコレクションへと成長した「オクト」
特徴的なデザインは古代ローマ時代にフォルム・ロマヌムに建てられた公会堂「マクセンティウスのバシリカ」からインスピレーション得て、デザインされたモデルです。

その中でも2017年に発表されたオクト フィニッシモ オートマチックはわずか5.15mmという超薄型ケースが特徴。
そのオクト フィニッシモ オートマチックに今年チタンケースが追加されました。


オクト フィニッシモ オートマチック BGO40C14TTXTAUTO
https://www.gmt-j.com/item/3717010572768

他のオクトと比べても超薄型なのは明らかです。


ブルガリ オクト ソロテンポ ブルー BGO38C3SLD
https://www.gmt-j.com/item/2717000252770

また、その薄さの秘密は当然、ムーブメント「Cal.BVL138」にあります。

通常薄型ムーブメントは、幅を取るローターが邪魔になるため手巻きムーブメントですが、Cal.BVL138はマイクロローターが付いた自動巻きムーブメントとなり、更にマイクロローターにPT950を使うことで効率的な巻き上げが可能です。
パワーリザーブは約60時間と2日半も持つロングパワーリザーブで、実用性の高さを誇ります。

また、シースルーバックから見ることの出来るこのムーブメントは、手作業によるコート・ド・ジュネーブ装飾がとても美しいです。

超薄型ケースではあるもののオクタゴンケースは平坦にならず、より複雑で立体的なデザインに仕上がっています。

通常、チタンは加工がしにくい素材のため複雑なデザインには向いていないのですが、ブレスを含めた細部にわたるデザインはブルガリの技術力の高さを感じさせます。

さらにチタンを用いた事により重さが43gと軽量で薄さと合わさってとても装着感の良い仕上がりです。

チタンカラーに合わせたグレーダイヤルにブラックの針とインデックスはデザインに纏まりがあります。
デザイン性が高く、更に付け心地が良く、機能性に優れたモデルです。

商品ページには30カットの写真画像と動画にて、より詳細に時計の状態をご確認頂けますのでぜひ一度ご覧くださいませ。

商品ページはこちら↓
https://www.gmt-j.com/item/3717010572768

皆様からのご利用をお待ちしております。

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新生カルティエ【パシャ ドゥ カルティエ WSPA0009】

2020年11月13日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。

本日ご紹介しますお時計は、カルティエからこちらのモデル【パシャ ドゥ カルティエ WSPA0009】でございます。

カルティエ パシャ ドゥ カルティエ WSPA0009【2020年新作】
https://www.gmt-j.com/item/2717010265449

カルティエのパシャと言えば、男女問わずそのデザインが頭に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
それくらい高い認知度を誇るカルティエの代表作です。

そして、本日ご紹介のこちらが2020年にリニューアルされた「パシャ ドゥ カルティエ」です。
デザイン面ではかつてその大胆なディテールで多くの人々を虜にしたパシャそのものであり、多くの方の頭に浮かぶデザインそのものです。

近年、カルティエのパシャに限らず、その他のブランドに於いても、デザイン的にはキープコンセプトでありながら、大きく様変わりしている時計が増えており、支持を得ています。

例えばCHANELのJ12や、IWCのポルトギーゼがそうです。

パシャも高耐磁性能、高い巻き上げ効率に100m防水を備えており、加えて袖口に収まりやすい薄さといった高い実用性を誇ります。
まさしくかつてカルティエが標榜していた「シチュエーションを選ばない時計」にパシャ ドゥ カルティエは倣っています。

アイコニックなリューズとリンク付きカバーにはブルーのスピネルをセットし、幅広のコンケーブベゼルはエレガントで鏡面に歪みはなく、加工精度の高さが見てとれますし、針はきちんと青焼きされています。

スポーティながらもエレガントなデザインは継承しつつ、上手くアップデートされています。

そして特筆すべきは、「サントス ドゥ カルティエ」と同様の「スマートリンク」のブレスレットです。
これはサイズ調整が容易な上、左右の遊びも適切。ケースとの重量バランスも適切なため装着感はとても良いのです。

さらに「クイックスイッチ」も付いているため、付属のストラップへの付け替えが容易に出来ることも特徴です。

搭載されるムーブメント「Cal.1847 MC」は今やカルティエの基幹ムーブメントです。
このムーブメントはカルティエのみならず、リシュモングループのエボーシュにもなっており、高い信頼がうかがい知れます。

整備性の高さと巻き上げ効率の高さが特徴で、2019年にカルティエは「Cal.1847 MC」の脱進機を耐磁性のある素材に変更しています。
具体的な数値は示されておりませんが、日常生活における磁気帯びの心配は解消されております。

正直、リューズの巻き上げがしにくい構造ではございますが、高い巻き上げ効率からくる自信ととることも可能で、実際にほとんど手巻きする必要はありません。

キープコンセプトで様変わりしたパシャはとても魅力的であり、高い実用性を備えていることから、どなた様にもオススメ出来る時計となっております。

こちらのお時計もジャックス「60回まで金利0%キャンペーン」をご利用いただけます。
是非この機会をご利用くださいませ。

グランドセイコースペシャル規格検定合格モデル

2020年11月12日

当ブログをご覧の皆様こんにちは。
11月も中旬に近づき寒くなってまいりました。お体に気を付けてお過ごしください。

本日はグランドセイコー メカニカル ハイビート 36000 SBGH019 マスターショップ限定をご紹介します。

セイコー グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000 18Kモデル SBGH019 マスターショップ限定
https://www.gmt-j.com/item/3717009694631

セイコーが認定した直営ブティックのマスターショップ限定モデルで、文字盤の6時位置Grand SeikoとHI-BEAT 36000の間に「SPECIAL」という文字が配置されます。

このスペシャルの表記は、ムーブメントの事を指します。

1966年セイコーはクロノメーターという用語が日本で使用できないため、新たな規格のグランドセイコー規格を登場させます。

クロノメーター規格の平均日差が+6秒~-4秒に対しグランドセイコー規格では平均日差+5秒~-3秒という検定をクリアしなければいけません。

今回紹介しているSBGH019ではそのグランドセイコー規格を上回る平均日差+4秒~-2秒というグランドセイコースペシャル規格検定に合格した素晴らしいムーブメントを乗せたモデルになります。

毎時36,000振動という高速振動からより安定した高精度を実現させます。

またこのムーブメントが特別仕様ということをアピールするためローターにはグランドセイコーのメダリオンが配置されます。

ムーブメントが素晴らしいことは確かですが、ケースもホワイトゴールドでポリッシュされたベゼルにザラツ研磨されたラグが美しいコントラストを演出します。

使用感がほぼ無く新品も販売されていないためオススメの1品です。

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