こんにちは井原です。今回は立て続けに商品紹介です。前回は「今年最後の~」なんて言っていましたが、またまた面白い時計が入荷しました。
日本の時計と言えばやはり「SEIKO」。車やバイクをはじめ、日本が誇る高い技術力を発揮する時計「SEIKO」はもはや日本の伝統工芸と言っても過言ではないのではないでしょうか?
皆さんは「SEIKO」にどのようなイメージがありますか?
「大体1万円くらいから売っている」、「詳しく知らないけど日本の時計メーカー」、「お父さんとかお祖父さんが持っていた」、「学校の壁掛け時計」などなど。
挙げればキリが無い「SEIKO」のイメージですが、いずれも時計についての意見などが多いのではないでしょうか?それだけ「時計」というジャンルを徹底的に追求しているメーカーだからこそ時計に関しての色々なイメージが浮かぶのだと思います。
今回入荷した3本はそれぞれに色濃い特徴があり、舶来時計には無い魅力を多く持っています。
SEIKO グランドセイコー SGC003 ¥498,000
「SEIKO」の革新的なアイデアから生まれた機械式ムーヴメントと電池式ムーヴメントのハイブリッドムーヴ「スプリングドライブ」搭載モデル。
1969年、世界で初めて搭載された「電池式ムーヴメント」の開発からおおよそ半世紀。機械式ムーヴメントの構造を利用しながらも、この世で最も正確で、電池もモーターも使わない「自己完結型」のムーヴメントを発表。
(詳しくはスプリングドライブHPで)
開発から27年の歳月を費やし、発表された「スプリングドライブ」の中でも特に複雑な構造を持つ「クロノグラフGMT」。さらにデイト機能、パワーリザーブインジケーターなどを装備することにより、実用性をはじめ、あらゆる場面を想定された「マスターピース」。
ケースはボリューム感がありながらも日本人の腕へのフィット感を追求した絶妙さ。腕に装着したときに初めてその素晴らしさを実感できます。
プッシュボタンやリューズの操作性も素晴らしく、さらに凄いのは文字盤の視認性の高さ。多くの時計はGMT機能を搭載していると24時間針のせいで文字盤が少し見辛くなり、ベゼルに24時間表示を表示するものがほとんどです。
ですが、このモデルはGMTに加えクロノグラフを搭載しているだけではなく、文字盤上に24時間表示まで加えながらも、必要な情報を瞬時に読み取ることを可能としたデザインを追求しています。
手に取って見たときに「本当に研究された時計」と実感できるはずです。
複雑機構がお好きな方に限らず、時計が好きな方のほとんどはかなり気になる存在なのではないでしょうか?
さらに他の2本も
1960年に誕生したグランドセイコー。一時は姿を消すものの1988年に復活。グランドセイコーと言えばシンプルな3針&デイト機能にバーインデックスとドルフィンハンドの組み合わせで、12時側に「SEIKO」、6時側に「GS」のロゴではないですか?
華美な装飾を一切せず、控えめでありながらも強調するところはしっかりするという、まさに「日本人」のような時計です。
舶来時計のような派手さは決して無いのですが、ケースやブレスレットの仕上がりから文字盤の仕上げまで一切妥協を感じさせない造りの素晴らしさは研ぎ澄まされた「日本刀」のようです。美しい・・・。
数ある時計の中でも「SEIKO」が造り出す時計には日本人が持つ繊細さや奥ゆかしさを感じさせるものが多く、「MADE IN JAPAN」の素晴らしさを再確認させてくれます。
今一度、日本の技術力の高さを再確認してみてはいかがでしょうか?