フジテレビの動画配信サービス「FOD」にて春から配信予定の『東京ラブストーリー』で、当店がお貸出しした【ジャガー・ルクルト レベルソ クラシック・ミディアムスリム Q2548520】と【カルティエ サントスドゥモワゼル SM W25075Z5】を着用いただきました。
ドラマの中でどなたが着用されたかまではお伝えすることができないのですが、今回はお貸出しした2つの時計についてご紹介したいと思います。
1. JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト レベルソ クラシック・ミディアムスリム Q2548520
商品ページ： https://www.gmt-j.com/item/2717003647863
レベルソ一番の特徴といえば、名称の由来にもなっている反転ケース。（レベルソはラテン語で「回転させる」という意味です）
このユニークな仕様は、ポロの競技中に激しい打ち合いから生じる衝撃から風防を守るために開発されました。
レベルソが開発された1930年代はサファイアクリスタルが時計に使用されることがなく、風防が割れてしまうこともしばしばあったそうです。
現在では硬度の高いサファイアクリスタルが主流になり、この反転するギミックは必ずしも必要なものではないのかもしれません。
モデルによっては、裏がシースルーになっていたり別の文字盤が現れたりするものもありますが、今回お貸出ししたモデルではステンレスのシンプルな裏蓋が現れます。
シンプルな2針にステンレスの裏蓋。
名前からもお判りいただけるかもしれませんが、レベルソのオリジナルの意匠を多く踏襲したモデルがこちらの「レベルソ クラッシック」なのです。
オーソドックスな面はほかにもあり、ダイヤル中央部分のギョーシェ彫り。
かの天才時計師ブレゲが考案したとされており、18世紀から続く伝統の装飾です。
これは見た目の美しさだけでなく、光の反射を抑えて視認性を高める役割もあります。
文字盤に立体感をもたせ、退屈になりそうな文字盤に美しさと質感をプラスしています。
また、時分針にはブルースチール針が採用されています。
この美しい青色はステンレスの針に焼き入れを行うことにより、表面に酸化皮膜が作られます。
その膜が独特な美しい青色を作り出しているのです。
こちらも懐中時計の時代から採用されていた手法で、錆を防ぎ耐久性をアップさせています。
2. CARTIER カルティエ サントス ドゥモワゼル SM W25075Z5
一方の「カルティエ サントスドゥモワゼル」、現在は生産こそ終了してはおりますが「女性のためにデザインされたサントス」として同じカルティエレディースラインの「タンクフランセーズ」と人気を二分する勢いでした。
特にこちらのピンクシェル文字盤は、光の当たり方で色の見え方が変わる天然のマザー・オブ・パールを採用しているため、一つ一つの色味に微妙な違いがあり、自分好みのダイヤルを見つける楽しみもありました。
生産終了した今では中古で入荷されるのみとなり、なかなか選べるほどの流通量がなく、また人気が高いゆえに入荷したら早い決断が求められます。
しなやかなブレスレットが生み出す女性らしい柔らかなラインが可憐なピンク文字盤に寄り添います。
コレクションラインは違えど、現行では「パンテールドゥカルティエ」がカルティエレディース時計コレクションの中でも人気急上昇中モデルです。
【カルティエ パンテールドゥカルティエ 商品一覧】
（※姉妹サイトの【レディース時計専門サイト「BRILLER」】にリンクします）
現在のところパンテールからピンクシェル文字盤は発表されていませんが、ゴールドとのコンビモデルやダイヤモンドが装飾されているモデル等、女性が好きなものが詰まった時計になっています。
クラッシックな「レベルソ」と女性らしい「サントスドゥモワゼル」。
新しい「東京ラブストーリー」のどの場面でどなたが着用されているのか、ドラマはオリジナルがど真ん中世代の私には、リカの「カンチ！」とカンチの「ずっちーな！」と同じくらい気になります。
ぜひ、ドラマをご覧になられるときは出演者の手元にも注目してみてください。
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written by GMT
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