最近のパネライは1930年代~50年代のオリジナルのモデルをリバイバルし、ヴィンテージ調でデザインがよく完成度が高いモデルが本当に多いです。2011年頃からシンプルスタイルに回帰し、現在のコレクション展開になっていると思います。
https://www.gmt-j.com/item/3717001754135
そんな中、今回おすすめするルミノール1950 8デイズ モノプルサンテ PAM00275(モノプルサンテ=ワンプッシュクロノ)は対極的なモデルです。パネライの上位機種モデルで、すでにディスコン(生産終了)になっています。
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自社製ムーブメントP.2004が搭載されたワンプッッシュ式クロノグラフ。
通常のクロノグラフと違い、スタート、ストップ、リセット操作を8時位置についたプッシュボタンひとつでおこないます。昔からワンプッシュクロノはございますが、多くのモデルは2時位置にプッシャーが付いていて個人的には好みではありません。
PAM00275はパネライ特有の大きな竜頭ガードと8時位置のプッシュボタンとのバランスがよく、ルミノール系のクロノグラフでは断トツにカッコいいです。
実用性も高く、手巻きで8デイズのロングリザーブになっていて、6時位置にはパネライが特許をとっている水平式のゲージが際立ちます。
秒針ゼロリセット機能、GMT機能も付いていてハイスペックな仕様になっています。am/pm表示に見慣れている方がほとんどだと思いますが、初期生産モデルにはありませんでした。2009年頃でしょうか、am/pm表示が付いたのが・・
最大の特徴は何と言ってもクラシカルなドーム風防です。1950ケースとサファイアドーム風防の組み合わせが何とも味わい深いです。
大変コストと手間がかかる為、現在ではサファイアドームはほとんど使われません。
パネライが自社製ムーブメントの開発を始めたのが2002年、マニファクチュール化を進める中で、パネライにとって記念すべき年です。P.2002は1940年代にパネライが考案した、歴史的な8日間パワーリザーブにオマージュを捧げているムーブメントです。
2006年に初の自社ムーブメントP.2002が搭載されたPAM00233が発表、更に翌年にはP.2002を進化させたP.2003が搭載されたPAM00270が発表されます。
その上位モデルとして発表されたのがP.2004が搭載されたPAM00275。
バリエーションとしては、チタン素材にブラウンダイヤルの組み合せのPAM00311、セラミックケースにブラックダイヤのPAM00317と、何れもレギュラーモデルの中では際立ったタイムピースではないでしょうか。
トレンドのヴィンテージ調のデザインもいいですが、パネライはそれだけではないのです。ハイスペック、クラシックで高級感もあり雰囲気抜群のモデルです!PAM00233、PAM00270を検討されている方はもうひとランク上のPAM00275、漠然とパネライでいいモデルをお探しの方にも是非おすすめです。
最後に今回時計に付いている革ベルトはゴールド色のカーフべルトで時計との組み合わせはクラシックな仕様です。
GMTオリジナルのクロコダイルスラップを付けてみました。高級感が漂い全く違う表情にかわります、革ベルトを交換しただけなのにこれだけの違いが楽しめます。皆様も是非、ベルト交換しパネライを堪能してみて下さい。
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