こんにちは、山口です。
本日は「ウブロ クラシック フュージョン」をご紹介したいと思います。
https://www.gmt-j.com/item/2717001054953
1980年にリリースされた初代クラシックは、複数のスタッフによってデザインされた、時間をかけて誕生したモデルでした。
その意匠を現代も受け継ぎ、現行モデルにもその印象を感じることができます。
2004年5月、ジャンクロード・ビバーを迎え入れて立て直しを図り、名称は「トラディション」と命名され、
自動巻き機構を中心としたラインナップで展開。
また、ジャンクロード・ビバーはブランパン在籍時代に薄型時計のコレクションを拡大し実績を積んだ経験を活かし、
クラシック(「トラディション」)を、薄型コレクションとして展開しようと画策していました。
そのため、ビッグバンに比べ薄くなるよう設計し、誕生したのが2008年の「ビッグバン・クラシック」になります。
「ビッグバン・クラシック」を経て、その設計は現在の「クラシックフュージョン」に繋がっています。
クラシックフュージョンは鍛造で成形した3ピース構造(ベゼルとケースの間のピースを加えれば4ピース構造)で、
鍛造で作るために素材も薄く仕上がっている、着けやすいモデルとして完成されています。
薄型に設計されたこのモデルはインデックスや長短針を山形にし、立体感を持たせることで現代のデザイン性を取り入れた工夫が加わっています。
また、本個体の「511.NX.1171.LRは」ムーブメントに「Cal.HUB1112」を搭載しています。
ETA社製やセリタムーブメントをベースにしたHUB1100系は、クラシックフュージョンに搭載するために、
ケースサイズが変わっても日付位置が中央に寄らないよう日付自体を大きめにデザインし、
違和感をなくすとともに視認性も高める改良がなされたムーブメントになります。
また、ストラップにレザーよりも耐久性のあるラバーを使用。
もしくはラバー×レザーを組み合わせたストラップが装着されています。
このストラップはカットして調整するのではなく、革ベルトのようにセッティングできる仕様を採用しています。
これによりベルトを留めた際に穴にかかるストレスを軽減させることができています。
このラバー素材は医療分野のノウハウを転用し、50kgの抗張力を持つ素材として製作され、
尚且つ素材の匂いを消すための工夫もされているそうです。
薄型の分、ビッグバンに比べ軽量にもなっているので、日常使いにお勧めのコレクションです。
ぜひご検討ください。
ウブロ クラシック フュージョンのコレクションはこちら
⇒https://search.gmt-j.com/?maker=294&series=296&itemwear=0&specpanelopen=0&order=dateAsc&limit=200&#itemlist