カルティエの『新』解釈時計【カリブル ドゥ カルティエダイバーWSCA0006】

2020年12月04日

本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

2020年も残り1ヶ月を切りましたが、新型コロナウイルスは終息するどころか、さらに勢いを増しております。
寒さも厳しい季節となりましたので、皆さまどうかご自愛くださいませ。

GMTではご来店いただいたお客様の検温、店内のアルコール消毒の徹底、また各接客スペースにアルコール消毒を設置するなど、万全の体制にてお客様のご来店をお待ちしております。

さて、本日ご紹介するお時計はこちら。

CARTIER カルティエ カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0006
https://www.gmt-j.com/item/3717009856596

全体的にマットな質感のブラックで統一されていますが、リューズに埋め込まれているブルースピネルが非常にカルティエらしいワンポイントとなり、光の下での輝きにより高級感をもたらしています。

搭載されている「Cal.1904-PS MC」はカルティエがメンズライン用に完全自社開発したムーブメント。
2010年に親機となる「Cal.1904MC」が開発されていますが、こちらは12時位置のスモールセコンドと日付表示が加えられています。

機械式の機動力であるゼンマイを収めた香箱を2つ備えた、ツインバレル構造による安定した性能が特徴です。

内部だけでなく、外装素材にもカルティエのこだわりが詰まっています。

ケース、ベゼル、バックル部分にはADLC加工が施され耐久性、耐摩耗性を高めています。

ADLC加工を簡単にご説明すると、「Amorphous Diamond Like Carbon(非晶質ダイヤモンド風カーボン)」の略で、カーボンをベースにナノレベルの薄膜を作り、名前の通りダイヤモンド並みの表面硬度に加工されています。
上述しているお色味に関しても、ADLC加工特有の上品なマットブラックとなっております。

類似した加工技術としてPVD加工も存在しますが、こちらは主にチタンなどの素材をイオン化し蒸着させ、表面に硬い皮膜を作る技術です。

どちらも先進的な加工技術ですが、今回使用されているADLC加工はPVD加工よりさらに高硬度で傷やスレに強いとされています。

また、カリブルドゥカルティエダイバーの名前の通り、ダイバーズモデルのため、見た目やデザインも往来のカルティエの中ではかなりスポーティかつカジュアルな作りとなっております。

ケースサイズは約42mmと決して小さくはないサイズ感ですが、防水300mを備えているにもかかわらずケース厚は約11mmと薄く造られています。
そのため、腕元のフィット感は数あるダイバーズモデルの中でも上位にランクインするのではないでしょうか。

個人的には、ダイバーズウォッチ特有のゴツさや存在感が苦手な方や、お手首まわりが少し細めだが大振りの時計に好き、もしくは挑戦しようと思っている方にぜひおすすめしたい一本です。

こちらは中古コンディションとなりますので、スレ傷、ご使用感のあるお時計でございます。

また、カリブル ドゥ カルティエ ダイバーはすでに生産終了しているモデルですので、気になっているお客様はぜひお早めのご検討、お問い合わせをお待ちしております。

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