セイコー9Fクォーツを搭載した時計

2020年04月27日

当ブログをご覧の皆様、こんにちは。

セイコーといえば、日本として初めて腕時計を製造し、また世界で初めてクォーツウォッチを製品化した日本の時計ブランドとして世界にその名をはせています。

セイコーが他のクォーツとは違う点といえば、高性能な9Fクォーツムーブメントを搭載したハイスペックなクォーツ腕時計を開発していることでしょう。

クォーツムーブメントは1秒間に32,768回という水晶振動子の振動し、1秒に1回の電気信号に変換することにより針が動きますが、グランドセイコーのクォーツは何といっても針の太さが特徴的です。

従来のクォーツムーブメントでは「トルク」と言われる針を動かす力が弱いため、細い針を使っている時計が多いのですが、9Fムーブメントでは「ツインパルス制御モーター」が採用され、1秒間に2回針を動かすことに成功したことより、高級感ある太い針を載せることに成功しています。

更に精度が通常のクォーツムーブメントとは段違いに優れていることも特徴的です。
通常の一般的なクォーツムーブメントは月に±20秒程ズレると言われますが、グランドセイコーの9Fムーブメントは年に±10秒しかズレません。
その背景には3か月のテストを経て選別された、水晶振動子のみを使用しているためです。

そして9Fクォーツではカレンダーが瞬時に変わる瞬間日送りカレンダーを採用しています。
かなりのトルクが必要になりますが、グランドセイコーではこれを実現させています。

また値段もグランドセイコーの中では、スプリングドライブ、メカニカルに比べてリーズナブルな価格になっているところも魅力です。

SEIKO セイコー グランドセイコー SBGX337 クオーツ

Cal.9F61と日付と曜日のないシンプルなムーブメントを搭載しています。
クォーツムーブメントの薄さの利点を生かし、ケースの厚さも13mmとダイバーズウォッチとしてはかなりスリムな厚さを誇っています。
更に昔のセイコーに見られたリューズを4時位置に配置をし、装着時に手首を動かしても当たらないという設計もされています。

ケース幅43.6mmと大き目ながら装着感も良く、防水性も200mというダイバーズウォッチで夏に向けてもオススメな時計です。

SEIKO セイコー グランドセイコー クオーツ SBGV225

こちらはCal.9F82を搭載した三針日付のみの時計。
「SEIKO」のロゴが消え、文字盤6時位置には何も表記が無く、シンプルイズベストな時計になります。

他のクォーツ時計やスプリングドライブムーブメントを搭載したセイコー時計はこちら

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