GMTブログを皆さまこんにちは。
本日は、ネオヴィンテージと呼ばれる世代の時計が入荷いたしましたのでご紹介いたします。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 3796R カラトラバ
https://www.gmt-j.com/item/3717008637912
パテック・フィリップの中で最もロングセールスを誇るカラトラバ。
こちらの「Ref.3796」はクンロク系譜の中でも、非常に人気が高いモデルです。
初代カラトラバである「Ref.96」のデザインを受け継ぐ直系の2代目がこちらの3796、3代目が現行モデルである5196へと受け継がれています。
3796R
5196G
3世代全て、フェイス部分にバーインデックスとドーフィン針、6時位置のスモールセコンド、パールドロップの分メモリが施され、ラグの部分はストラップと滑らかに繋がるラインが特徴的です。
3796の中でも、当モデルはコッパー文字盤が特徴的でローズゴールドとの相性がとても良く、グランドコンプリケーションの「Ref.5270P」にもコッパーカラーが使用されており、温かみのあるカラーが非常に素敵です。
5270P
ネオヴィンテージと呼ばれる時計は、デザインはヴィンテージながらも日常使いができるモデルが多く、そのため、時計のメンテナンス周りにおいて初心者の方でも扱いやすくヴィンテージの雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
なかでも3796は、ケースサイズ30.5mmと今ではなかなか作られないサイズ感であることと、ムーブメントには「Cal.215」を搭載し、現行モデルである5196にも使われているので、長年の使用実績から信頼性が高いことは言うまでもなく、メンテナンスのしやすさが分かるかと思います。
この「Cal.215」は、ほぼ同時期に販売されていた「3919」にも搭載され、現在GMTには3919の日本限定モデルも入荷しております。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ カラトラバ 3919SG 日本限定モデル
https://www.gmt-j.com/item/3717008564614
クルード・パリ装飾が施されたベゼルと、直線のラグ、ローマ数字のインデックスが3919の特徴とされ、日本限定モデルの3919はシースルーバック仕様です。
スイスのトップブランドであるパテックフィリップの日本限定モデルというと、非常に希少性が高く感じられるかもしれませんが、製造当時は度々販売されていたそうです。
後継機である5119は、すべてシースルーバック仕様となり、ケースサイズも33mmから36mmへとサイズアップしています。
こうして見るとその差が分かりにくいですが、色濃くその歴史を受け継いでいるとも言えます。
なお、こちらの5119は2019年に生産終了となりましたが、次なる3代目のモデルが誕生するのでしょうか…。
3796に話を戻しまして、もう1点優れたところをお伝えしますとムーブメントに対して非常にバランスの良いケースサイズであるというところです。
ムーブメントであるCal.215に対して、30.5mmというケースサイズがおそらく最適な大きさであり、インデックス・スモールセコンド・針それぞれのバランスが最も良く感じられます。
現行モデルのケースサイズ36mmである5196と比較すると、その差が分かるかと思いますので、再度比較してご覧くださいませ。
なお、5196ではムーブメントが小さいため、文字盤外周がムーブメントを包み込むように丸くなっております。
3796Rと5270P
こうして実物を比較すると、2本の色見の差がよく分かります。
3796Rと3919SG
同年代のモデルですが、全く印象が異なります。
今回ご紹介のモデルはいずれも人気の高い商品ですので、ぜひお早めにご検討くださいませ。
皆様のご利用を心よりお待ちしております。
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written by GMTスタッフ
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