ビッグバン ウニコ ブラックマジック

2017年03月11日

こんにちは、GMTの小山です。

他を圧倒する個性的なデザインでGMTでも高い人気を誇る「ウブロ」は1980年創業と
比較的新しいメーカーです。

現在では、高級時計にラバーベルトの組み合わせも多くなりましたが、創業当時から
ラバーベルトを採用し、新しい高級時計のスタイルを確立したブランドです。

その先見性は2005年に「ビッグバン」として結実し、人気の高級時計ブランドとして
広く認知されるようになりました。

そのビッグバンから2016年発表のコチラをご紹介。

『HUBLOT ビッグバン ウニコ ブラックマジック セラミック 411.CI.1170.RX』

”ウニコ”はクロノグラフとして専用設計された自社生産ムーブメントの名称です。

ムーブメントは見せることを前提として作られていて、文字盤側からコラムホイールや
水平クラッチといったクロノグラフ機構を見ることが出来ます。

”HUBLOT”ロゴをガラスの裏側にプリントすることにより、ムーブメントをより
見やすくしています。

裏蓋側から見てみると、細かく分割された肉抜きされたブリッジにより構成されていて
とても見応えのあるつくりとなっています。

老舗ブランドのような「コート・ド・ジュネーブ」模様などの装飾はされていませんが
エンジンなどを連想させる非常にソリッドな研ぎ澄まされた印象のムーブメントです。

機能的に目を引くのは、やはり”フライバック”機能です。

フライバックは構造が複雑になるため、一部の高級機に搭載される機能で
クロノグラフで時間計測中にリセットボタンを押すとクロノグラフをリセット後、
自動的に再スタートをする機能でラップタイムの計測などに使用します。

クロノグラフのスタート/ストップボタンはコラムホイール機らしく
とても軽くほかの時計ではなかなか味わえない操作感です!

また、パワーリザーブも約72時間と実用性も高いムーブメントです。

外装では”ブラックマジック”の名前の通り黒一色で統一されています。

ケースはセラミック製で傷に強く、マイクロブラスト処理による艶消し、
ベゼル外周はポリッシュ仕上げの艶ありと、仕上げによるコントラストの
違いも楽しめます。

ベゼルのねじやリューズの先端は「HUBLOT」の頭文字の「H」が
デザイン化されています。

こちらも小さなねじの頭部分の外周と内側部分で仕上げを変えるなど、
細かいところにまで、拘ったデザインが施されています。

ウブロの代表作「ビッグバン」にウブロのすべてを凝縮したようなモデルです!

ぜひこの機会をお見逃しないようお願いいたします!!

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