ベル&ロスと理系おすすめ映画

2017年04月29日

ゴールデンウィークが始まりました!連休のご予定は、お決まりでしょうか?
最近見た映画の影響で、にわかにミリタリー物の時計が気になっています、EC担当の西山です。映画については後述するとして、本日のおススメはこちら「ベル&ロス」

海軍航空部隊オフィサーの制服をモチーフにした軍用時計
鮮やかながら、深みのあるネイビーブルーが知的でスタイリッシュな印象
ヴィンテージ BR126 アエロナバル BRV126-BLU-ST/SCA(新品)
https://www.gmt-j.com/item/2717003016171

計器のようなデザインが印象的なBRシリーズ
BR 03-94 ブラックマット 42mm(新品)
https://www.gmt-j.com/item/2717003052612

2013年に世界999本限定でリリースされた「BR01-97-CLIMB」
ミリタリーテイストを現代風にアレンジした、特別感のある一本
BR 01-97-SCL(中古)
https://www.gmt-j.com/item/3717003006843

また、普段はお仕事用に金属ブレスレットモデルを愛用されている方も、今年はラバーベルト・革ベルトの時計にチャレンジされてみてはいかがでしょう??
※4月中旬頃から、GMTでは時計クリーナーのご注文を大変多くいただいております!
お手入れにも気を使うこれからの時期に向けて、皆様にご愛用いただき、ありがとうございます。

GMTの隠れた名品、ぜひお試しください!
革ベルト用・金属ブレスレット用がございます。
 

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軍モノ時計にハマりたい皆様へおすすめの映画はこちら↓
(劇中に腕時計関連の描写は一切ありません、あしからず)

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

第二次世界大戦時、解読不可能と言われたドイツ・ナチス軍の暗号「エニグマ」に挑んだ、イギリスの天才数学者アラン.チューリングの半生、戦争を描きます。理系の方には有名ですが、チューリングは現代のコンピューターの概念を創造したと言われる人物です。

当時、英国の海上補給線を脅かすドイツ海軍の潜水部隊「Uボート」が通信に使用していた暗号機「エニグマ」は、解読不可能といわれていました。
エニグマは毎日深夜0時に暗号回路を更新し、朝6時に最初の暗号文が打たれます。そこから18時間だけ同じ回路が使われますが、翌深夜0時に再び更新。5つのローターと10組のプラグボードから発信される暗号の組み合わせは、実に「159×(10の18乗)」の設定があり、仮に10人が1設定につき1分で試していくと、2000万年かかる計算…だそうです…。

膨大な量の暗号の組み合わせの中から1つが使われ、その有効期限は18時間(後に8時間ごとに変更)。一日で全ての組み合わせを手作業で試すことは、到底不可能でした。解読する任務を共にする各界の精鋭メンバーたちも、深夜0時になれば、その日1日の計算が振り出しに戻るという絶望感の中、神経をすり減らしていきます。

そんな中、チューリングは初めから【解読する手法】ではなく、【解読する自動計算機】を作ろうとしました。

人間のように計算機が思考し、知性を持つようになると考えていたチューリングは、コンピューターがまさに生まれようとしていた夜明け前の時代に、機械が思考するかどうか、機械が知性(人工知能)を持つかについてまで、深い考察を持っていたのです。

※映画「ブレードランナー」やフィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などなど、人間とAIの判別方法、その差については、現在も広く問われている部分でもあります。皆様はどう思われますか??

結果的に、彼が設計を手がけた暗号解読機「bombe」(劇中では「クリストファー」と名付ける)は暗号解読に多大な貢献を果たし、終戦を2年以上早めたと言われています。

しかし、世界大戦をコントロールするほど大きな影響力を持った解読機の成功は、同時に深い闇をのぞかせます。その描写については、単純に連合軍が勝利したから・戦争が終わって良かった、では済まないものがありました。
長くなりましたが、ご興味あるかたはぜひ、おススメです!

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