ラグジュアリー素材ゴールドについて

2016年05月10日

時計のラグジュアリーモデルに欠かせない素材「ゴールド」ですが、一口にゴールドと言っても様々な種類があり、大まかには3種類「イエローゴールド(YG)」「ホワイトゴールド(WG)」「ピンクゴールド(PG)」があります。

YGはゴールドそのものの色ですが、時計の素材で使われる場合、ほとんどが純金な訳ではありません。
銀や銅を混ぜており、銀より銅が多いものがYGとなります。
なぜ地色なのに混ぜ物を入れているかというと、純金は柔らかく傷が付きやすいため、硬度を増すために混ぜ物をしているのが主な理由です。

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WGはゴールドにニッケルやパラジウム、銀などを混ぜ、ホワイト(シルバー)色にしたものです。
それでもどうしても地色の黄色みが出てしまうため、よりホワイトに見せるためカルティエやピアジェなどロジウムメッキ加工をしていることが多くあります。
メッキといっても地金はゴールドなので、より美しく見せるための企業努力といえるものです。

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ピアジェ ミスプロトコール G0A24059

PGは銀や銅、(パラジウム)を混ぜているのはYGと一緒なのですが、より銅を多めに使いピンク色に仕上げています。
このPG系(ローズゴールドやレッドゴールドなど)は変色を抑えるためなど、各ブランドがオリジナルに開発しているものが多くあります。

まずロレックス、エバーローズゴールド
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PGに若干のプラチナを混ぜることによって変色を抑え、そして独特な色合いとなっています。

続いて、オメガが開発したセドナゴールド
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パラジウムを素材の中にくわえることで、変色を起こさず美しく温かみのある輝きを保つ
ことができます。

またYGに近いものとして、ランゲ&ゾーネが開発したハニーゴールドというものもあります。
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ランゲ&ゾーネ 1815 ムーンフェイズ 212.050
はちみつのような綺麗な色合いだけを目指しただけでなく、硬度にもこだわった素材となり、銅、亜鉛、シリシウムを配合、更に熱処理を施しています。
ケース仕上げやムーブメントなど、細部に渡って美しいランゲですが、ケースの色合いなどにもこだわったところはハイクラスブランドたる所以でしょうか。

ゴールドは同じWG、YG、PGと括られていても配合によって色が変わります。
お好みの色合いを見つけてみてはいかがでしょうか。

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