こんにちは、山口です。
本日はエルプリメロ・ムーブメント搭載の5桁リファレンスのデイトナをご紹介したいと思います。
『ロレックス デイトナ 16523』
2000年に「116520」、2016年に「116500LN」が発表され、5桁リファレンスのデイトナは年々ヴィンテージと呼ばれる枠に近づきつつあります。
それ以前の16520のステンレスモデルを始め、本モデルのコンビ仕様や無垢仕様のモデルも数が少なくなってきており、また価格も現行に引っ張られるように上昇傾向にあります。
プレミア価格になるほど上がるかどうかは疑問ですが、人気の衰えなさは未だ健在の根強いモデルが「コスモグラフ デイトナ」になります。
昔のデイトナは長短針やスモールセコンドの枠が細いデザインの為、全体的にすっきりとした印象があります。
画像ではスーツスタイルに合わせていますが、デザイン性が高いので、レザーベルトに付け替えれば、カジュアルスタイルにも合いますので、ファッションとしても楽しめるのではないでしょうか。
ムーブメントは言わずと知れた「Cal.4030」。
「エル・プリメロ」ムーブメントの振動数を36,000回/時から28,800回/時まで下げ、テンプを大きく、マイクロステラナットで精度を高めるといった改良がされています。
「実用性が高い」と言われるブランドなので、こういった改良で耐久性を追求したのは頷けます。
その後の「Cal.4130」でも長所は受け継がれていますので、いかに信頼と支持を得たかがわかります。
5桁リファレンスの時代、年式によって「段落ち」、「200タキ」、「逆6」、バックルがシングルバックルから「ダブルロック」へ、夜光がトリチウムから「ルミノバ」へ、フラッシュフィットが一体化したり、
バックルのクラウンマークが小さくなったりと、様々な仕様変更が行われていました。
本モデルは「A品番」シリアルなので、最終型の仕様となっております。
仕様の違いで希少性もでてきますので、価格も変わります。
そういった「語れる」事が多いからこそ、人気モデルになったのではないでしょうか。
現在では様々なブランドが当たり前のように仕様変更しますが、希少性や相場価格に影響が出ているブランドは、ロレックスを除けばパテックフィリップぐらいでしょうか。
ロレックスでも、まだまだ本モデルのように手頃な価格でも買える時計は存在しますので、ぜひご検討頂ければと思います。
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written by GMTスタッフ
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