再注目のヴァシュロン・コンスタンタン

2020年07月23日

GMTブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、世界3大時計の一つであるヴァシュロン・コンスタンタンですが、その名前を聞いて皆さまはどんな時計を思い出すでしょうか。

ここ最近当ブランドの価値が見直され、じわじわとその人気が高まっているように感じられます。

芸能界でも愛好家が多く、お笑いタレントのタモリさんや音楽プロデューサーの秋元康さんらは、昔から好んで愛用していることで有名です。

本日は、改めてその魅力について、あわせて当店で販売中のおすすめ商品をご紹介いたします。

始まりは1755年、当時24歳のジャン=マルク・ヴァシュロンが自身の時計作りを後世にも残していく、という大義名分を持って創設したのがヴァシュロン ・コンスタンタンです。

創業者の孫であるジャック・バルテルミー・ヴァシュロンが、共同経営者としてフランソワ・コンスタンタンを招き入れることでヴァシュロン・コンスタンタンという社名に変更し、各国での市場版図を広げていったとされています。

また、シンボルとされるマルタ十字は、かつて使用していたムーブメントパーツの一部であるとされ、確かな精度をメゾンとして象徴するものとして誕生しました。

経営が途絶えることなく続いている、世界最古のマニファクチュールとして独自の地位を確立しているように思えます。

コレクションのうち、パトリモニーはバトン針と曲線的なケース、楔形インデックスが特徴的です。
もともとパトリモニー・コンテンポラリーという分類のものがパトリモニーという総称に代わり、その名の通り現代のモデル。

対してトラディショナルは、もともとパトリモニー・トラディショナルとしていたものが、トラディショナルへと代わって独立し、1930〜50年代のモデルをオマージュした作りが特徴。
その名の通り伝統的なデザインを踏襲し、フラットなケースとドーフィン針が使用され、他にもバーインデックスやレールウェイなど、パトリモニーと比較して直線的な印象があります。


パトリモニー


トラディショナル

比較的新しいコレクションであるフィフティーシックスは、オーバーシーズの次なる人気コレクションとして高い人気を得ているように感じます。

革ベルトのモデルが基本ですが、唯一のブレスレットモデルはブティック限定販売で特に人気です。
ステンレスながらも高級感にあふれ、個人的にはマルタを主張しすぎていない丸っとしたフォルムも好ましいです。

そして今回私が特に最注目したいのがヒストリークコレクションです。

最後のマニファクチュールだからこそ作れるコレクションですが、過去の作品を現代風にアレンジしつつ再現した時計で他のメーカーとは一線を画しています。

ドライバーのために作られた「アメリカン 1921」は、一度見たら忘れない斜めのデザインで文字盤だけではなくリューズの位置もユニークで、やや中央寄りに
取り付けられたラグも特徴的です。

他にも「トリプルカレンダー 1942」は、丸みを帯びたアラビア数字とポインターデイトによる日付表示がアンティークモデルらしいデザインです。

ケースサイドは、コインエッジとも異なるトリプル・ゴドロン装飾という3列の溝のあるデザインで、ラグはウィングレットのような艶のあるコロンとしてラグも細かいながらも味があります。

また、最近では「コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」が注目を集めています。

Ref.6087をオリジナルとし、クロノグラフのプッシャーや牛の角のような特徴的なラグも忠実に再現され、美しいフォルム再注目を浴びそうです。

この機会にぜひ、改めてご覧くださいませ。
みなさまからのご利用をお待ちしております。

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