こんにちは井原です。早いもので今年も4月に突入。
私は4月1日に愛車「ハーレーダビッドソン スポーツスターXL883R」の車検だったので行ってきました。ハーレーらしい重低音を響かせるマフラーに変えていたので純正に戻しいざ車検場へ。
先にお伝えしますが結果は不合格。しかも安全性には全く問題の無いところで。
「エイプリルフールですか?」
お役所仕事の方には冗談は通じません。詳しくは後日こちらのブログで。
さて今回は個人的に好きな時計が入荷してきたのでそちらのご紹介です。
2004年に発売が開始されたこちらのモデル。ご存知の方も多いかもしれませんがパネライがリシュモンに買収される以前、1993年に民間に少数販売された経歴がございます。そのときに販売されたルミノールベースの復刻モデルとなっています。
時分針のシンプルなデザイン。6時側に配したOPロゴ。当時では大柄な44mmケースに独特なレバーロック式リューズガード。
まさに現在パネライの基本となる形です。
現在ほとんどのモデルはダイヤル下に夜光盤を使ったくり抜きタイプ、通称サンドウィッチダイヤルと呼ばれるタイプが主流ですが、PAM00000、PAM00005のルミノールLOGOシリーズと一部のモデルはダイヤルの数字部分に夜光を流し込む昔ながらのダイヤルデザインになっています。
しかもこちらのムーブメントはユニタス製手巻きムーブメントCal.6497を使うなど一般販売されていない頃の時計造りとなっているところも魅力です。
まさにパネライの原点とも言えるモデルです。
ちなみにオリジナルモデルとなる5218/201Aは映画「デイライト」でS・スタローンが初めてスクリーンで使用したモデルでもあります。
まさにメモリアルウォッチとでも言いましょうか。
そもそも名前がルミノール「ベース」と言うくらいだから原点であることをパネライも認めているのではないでしょうか?
最近では自社生産ムーブメントを搭載したモデルが増えつつあるパネライ。自社ムーブを造ることができるのは時計ブランドとして一流である証拠。しかし、その一方で時計ブランドとしてではなく軍事産業の一部だったパネライの歴史やルーツを探ることができる時計が現行モデルで手に入れられるところは他ブランドには無い面白味です。
「原点回帰」をさせてくれる時計として数少ない内の1本かもしれません。
ヴィンテージ加工したストラップで楽しみたい僕のお気に入りの1本です。
※記載されている価格は2011年4月5日現在のものです。変動する可能性がありますのでご了承ください。