当ブログをご覧の皆様、こんにちは。本日は大晦日です。2020年も終わりを迎えようとしております。
2020年は新型コロナウイルスの影響により、例年通りとはいかず、当店でも来店の完全予約制(5-6月のみ)や営業時間の短縮など様々な点で皆様にはご迷惑をおかけいたしました。また、ご来店時の感染予防対策などにはご協力頂き、ありがとうございました。
不安の多い一年とはなりましたが、8月には店舗移転を行い、ゆったりとした空間で皆様と顔を合わせることができたことや大変ご好評いただきましたワンプライス買取アンリミテッド(2020年12月31日まで期間限定)など、嬉しいこともございました。
変わらずGMT時計専門店をご愛顧くださいました全ての方々に深く御礼申し上げます。
まだまだ不安な日々が続きますので、くれぐれも体調にはお気を付け下さいませ。
尚、大変恐れ入りますが、明日(2021年1日1日)はWEBのみ営業を行わせていただきます。
店頭は休業とさせていただいておりますが、1月2日(土)からは店頭でもお時計をご覧いただけます。年末年始の営業時間は通常とは異なりますため、ぜひご確認くださいませ。
————————————————————–
【年末年始の営業時間について】
2020年12月31日(木) 11:30-19:30
2021年1月1日 (金) 11:30-18:00(WEBのみ営業・店舗休業)
2021年1月2~3日(土・日) 11:30-18:00
2021年1月4日 (月) 11:30-19:30 ※通常営業
————————————————————–
ここ数日のブログでは、2020年新作モデルをご紹介させていただいております。
様々な新作モデルが入荷いたしましたが、その中でも特に話題となりましたのは2020年9月1日に発表された「ロレックス」の新作です。
今年は「サブマリーナ」、「スカイドゥエラー」、「オイスターパーペチュアル」がリニューアルとなり、発表直後から当店でも多くのお問い合わせをいただき、ロレックスの注目度の高さを実感いたしました。また、その中でも「サブマリーナ」は未だに入荷、売却共に多くのご相談を頂いております。
旧型である116610LVや116619LBなどはベゼルもダイアルも同色で統一されていましたが、新型である126610LV、126619LBはダイアルがブラックとなり、一目で変更点が分かります。対する他のモデルは見た目に大きな変更点はなく、当店入荷後すぐにお見比べにご来店いただいたお客様もいらっしゃいました。
皆様もご存知かと思いますが、新作の大きなリニューアルポイントは「ケースサイズ」と「ムーブメント」です。
ケースサイズは旧型モデルが40㎜に対し、1㎜UPの41㎜となりました。
微細な変化ではありながら、ケースサイズが大きくなったことで、ラグの幅やコマのサイズまでもが変更されています。ラグは細く、コマは1㎜程幅が広くなったことで、くびれがあるような気持ちほっそりとしたシルエットになりました。
ちなみに、ラグはディープシーがRef.116600からRef.126600に進化した際も細くなっており、来年以降の新作モデルでもこのような変更点が加わることが予測できます。
ケースサイズの他にドットインデックスの縁の太さ(新型の方が太く、はっきりしている)やコマ数の変化(新型は12時側 外せないコマ4つ、外せるコマ2.5コマに変更)などもございます。
もちろん旧型、新型共に違う良さがありますため、皆様の手首に乗せた時にどちらの方がしっくりとくるか。ぜひ在庫がある今、店頭にてどちらがお好みかお見比べ頂ければと思います。
また、デイト付きのモデルのムーブメントは「Cal.3135」から新世代ムーブメントと呼ばれる「Cal.3235」、デイトなしのモデルは「Cal.3130」から「Cal.3230」に変更されています。
上記のムーブメントは現行モデルであるシードゥエラーRef.126600やディープシーRef.126660、ヨットマスターRef.126622などにも搭載されており、この変更は予測していた方も多かったかと思います。
他のモデルでも証明されているように大変実用的なムーブメントで、特殊な加工技術によりエネルギー効率を約15%向上した脱進機を搭載し、パワーリザーブは48時間から70時間へと長くなりました。70時間も稼働することが出来れば、しっかりとゼンマイを巻き上げた状態であれば2日間着用しなくても動き続けているということですので、週末休みの社会人にもおすすめです。
また、ブルーパラクロム・ヘアスプリングにより耐磁性、耐衝撃性も向上しましたが、何より良い点は操作禁止時間帯がないというところでしょうか。
通常のデイト表示は午後8時から午前4時の間は故障に繋がるため、日付操作を禁止しています。しかし、禁止時間帯がないムーブメントを搭載しているため、時計の扱いになれていない方にも大変おすすめなモデルとなりました。
ちなみに機能向上などから定価も上がっており、Ref.124060は¥777,000(旧型¥757,000)、126610LNは¥878,000(旧型858,000)、126610LVは¥918,000(旧型¥898,000)となっております。発売から3か月。やはり正規店での購入は難しく、旧型やその他スポーツモデル同様プレミアム価格となっています。
当店の在庫数も限られておりますため、お早めにご検討いただきたく存じます。
【コンビモデルはこちら】
ロレックス サブマリーナーデイト 41 126613LN
ロレックス サブマリーナーデイト 41 126613LN
尚、今回のサブマリーナの紹介に合わせてご覧いただきたい過去のブログもご紹介させていただきます。ぜひ、一読いただけますと幸いです。
※生産終了後も根強い人気!【ロレックス サブマリーナー 116610LN 】(2020年11月05日投稿)
※【大胆予想】2021年のロレックスは「エクスプローラーイヤー」(2020年11月23日投稿)
※2020年にリニューアルされた【ロレックス オイスターパーペチュアル 36 126000 グリーン】(2020年12月01日投稿)
さぁ、来年はどのような一年になるでしょうか。また、時計業界にいる者としましては、来年の新作も楽しみです。
2021年も変わらずご愛顧をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆様、良い年をお迎えくださいませ。