復活のフレンチ・マニュファクチュール:その3

2016年06月13日

250年ぶりに時計の基本構造を進化させた「ペキニエ・マニュファクチュール」。
そのムーブメントに関する3つの世界初をご紹介する今回の第三弾は、《フラット3ディスク・ジャンピングデイデイト》。

※その1《センター・シャフトドライブ》についてはこちら⇒ http://blog.gmt-j.com/gmtblog.php?itemid=4633
※その2《超複雑一体型キャリバー》についてはこちら⇒ http://blog.gmt-j.com/gmtblog.php?itemid=4635

多くの時計にはカレンダー機能が付いていますが、そのカレンダーにも色々と種類があります。
例えば、1年に一度の調整が必要な「アニュアルカレンダー」や閏年さえ計算可能な「パーペチュアルカレンダー」など。
(詳しくは6月12日のブログ「様々なアニュアルカレンダー」をご覧ください)

ペキニエ マニュファクチュールのカレンダーは一般なカレンダー(30日で終わる月は1日分進めて1日にする必要あり)ではありますが、日付と曜日の切り替えは夜中の0時付近で気持ち良い程瞬時に行われます。
ペキニエ・マニュファクチュール

では、ディティールをご紹介。
画像でご覧いただいても分かるように、カレンダー表示のディスクが横並びに隙間も段差も無く3枚(左から、曜日・10の位・1の位)密集していますね。
もう、これだけで世界初なんです!

では、今までどうして存在しなかったのでしょう?
答えはシンプルです。
どの時計メーカーも出来なかったそうですよ。

多くのカレンダーは1から31の日付が載った1枚の歯車で表示しています。
その歯車が通常午後8時から午前4時までの間でゆっくり動いて日付を変えています。
時計によっては午後11時ごろから日付表示が変わり始め、曜日まで変わるには午前3時近くになることも。
したがってこの時間帯は歯車がかみ合った状態でいるため、リューズを回してカレンダーを操作してしまうと、最悪、歯車が欠損する場合があります。

ペキニエ マニュファクチュールでは、そのカレンダー操作禁止時間がありません。

ということは、例えば今月、6月の30日。
仕事の後にちょっと飲みすぎちゃって、ふと時計を見ると午前様~ 
あ、日付表示が31日になっちゃっている。
変えないといけないけど、今操作するには時間を一旦6時間ほど進めて、日付を直して、また今の時間に戻して、でも一回進めちゃったから他の時計を見ないと今の時間がわからないし、面倒だから朝になってからやろうと思って、気が付くと7月1日は31日のままで1日過ごしちゃったり、、、
なんてことが、ペキニエの時計ではありません。
なんたって時間を気にせずにいつでも日付を直せるのですから。

また、午前0時を過ぎる時間まで起きていない人でも、30日の夜に予め31日にして0時になったら1日になるようにしておくことも、簡単に日付を一つ進めるだけで出来ちゃうのです。

そんな高度なカレンダーにも関わらず、リューズ1段引きのポジションで曜日・日付、共に簡単に調整が出来てしまいます。
高い技術でユーザーフレンドリーなペキニエ・マニュファクチュール、是非一度、その良さを体感してみてください。

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