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毎年お祭り騒ぎになるロレックスの新作発表ですが、今年は4月に発表されると言われています。
「エクスプローラー」のモデルチェンジが濃厚だと思いますが、ロレックスのモデルの中でも異彩を放つ「ミルガウス」も数年前からモデルチェンジやディスコン(生産終了)が噂されています。
※ 【新作発表大本命】ロレックス エクスプローラー II 216570(2021年02月01日投稿ブログ)
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本日は、今年で15年目を迎える今注目の「ミルガウス」を改めてご紹介いたします!
フランス語の1000(ミル)と磁束密度の単位(ガウス)が名前の由来。
1000ガウスもの磁気に耐える耐磁性能は、ムーブメントを軟鉄性インナーケースで覆い、ダイヤル面からの磁気の侵入を防ぐこと(ノンデイト仕様)により実現しています。
ミルガウスの歴史は古く、1956年にイナズマ針が特徴的な初代ミルガウス「Ref.6541」を発表。
中々お目にかかれない超レアモデル。
海外サイトでも高値が付いています。
新作は初代ミルガウスのデザインを求める時計ファンの声が多いです。
1960年頃にはセカンドモデルの「Ref.1019」が登場。
ミルガウスの特徴であったイナズマ針が廃止されストレート針に。
ロレックスで唯一耐磁性に特化した機能を持ち、限られたユーザーに向けて開発されましたが、時代のニーズにマッチせず、わずか2世代でその歴史に幕を下ろしました。(1988年頃まで生産)
その後、生産終了から約20年が経過した2007年、伝説のイナズマ針を備え「Ref.116400GV」が復活。(Ref.116400のブラック・ホワイトは既に生産終了)
当時、116400GV(グリーンガラス)がすぐにディスコンになるのでは?という噂が流れ、200万円位まで価格が高騰し、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
ミルガウスの特徴でもある、オレンジのジグザグな秒針は稲妻をモチーフとしており、機能面を象徴。
サファイアクリスタルガラスに色を入れるという画期的なモデルだと思います。
ちょうどよい40mmのケースに、鏡面仕上げとサテン仕上げのコンビ。
2重ケースのため、ズッシリとした重量感がございます。
2014年にはブルーダイヤルが追加。
グリーンガラスとブルーダイヤルが上手くマッチしたモデル。
ブラックダイヤルは、インデックスにオレンジが採用されているのに対し、ブルーダイヤルはホワイトが採用されています。
個人的にはZブルーダイヤルのほうがカラーリング的に好みです。(Zブルーという名前もかっこいい、、)
ちなみにジルコニウム含有物がZブルーの名前の由来です。
ムーブメントには、「Cal.3131」を搭載。
そろそろ新型ムーブメント32~系に移行すると思われます。
独自開発のパラクロム製ヒゲゼンマイを採用することで耐磁性を高め、さらに強磁性合金製シールドによって磁気を徹底的に遮断しています。
パワーリザーブは約2日間、100Mの防水性能を誇ります。
人と被るのが苦手な方や、個性的なロレックスを探している方にもぜひお勧めしたい1本です。
ミルガウスがモデルチェンジした場合、同じキャリバーのエアキング・116900の動向にも注目です!
116400GVは、年式や固体によってロゴの太さなども異なるため、一度店頭にてお見比べいただけると幸いです。
皆さまからのご連絡、ご来店を心よりお待ちしております。
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