こんにちは井原です。最近、さらに寒くなってきたせいか休みは家に篭りっぱなしです。
休みの前の日はDVDを借りたり、書店や古本屋を巡って面白そうな漫画を買ったりなどなど。その中で気になる情報を入手しまして、前回のブログで紹介させていただいた「キリン」がなんと映画化されるそうです。
(http://www.mr-bike.jp/feature/kirin_movie/index.html)
監督に大鶴義丹、主演に真木蔵人という組み合わせ(主人公が男前過ぎるような)。春に公開予定のようなので非常に楽しみです。
さて今回は待ちに待った「あの新作」が入荷しました。
オメガ スピードマスターコーアクシャル ¥498,000
そうです。スピードマスターの新作がついに入荷。自称「スピードマスターマニア」の私が待ち望んだ完全な新型デザインとなるスピードマスターです。
見て頂くとお分かりの通り「2カウンター」風なんです。左は時計の秒針、センターはクロノ秒針、右側が12時間計と60分計が一緒になっている正真正銘の「3カウンター」クロノグラフ。6時側にカレンダーをセットすることで無駄なスペースを省く絶妙なスタイルに。
さらに見て頂きたいのはベゼルが艶消しになっていて、ダイヤル外周が昔のスピードマスターのように段付きになっています。さらに12時側の文字が2段なうえ、「Speedmaster」の「S」が大きい書体になっているなど、それぞれのディティールが古き良きヴィンテージのスピードマスターを彷彿とさせてくれます。
お次は
新型コーアクシャル「Cal.9300」。ムーヴメント全体に施された「アラベスク模様のコート・ド・ジュネーブ」の装飾。写真では伝わり辛いのですが本当にきれいです。正直、オメガでここまでやるのかと言うほどきれいです。
さらにこのムーヴメントが優れているのは従来のコーアクシャル機構だと2段だったのが3段へと改良され、伝達効率、耐久性など以前のムーヴメントよりもアップしています。
さらに
もしかしたらお気付きかもしれませんが、テンプが黒いんです。今回のムーヴメントの最大の特徴でもあるシリコン製ゼンマイを採用。最も磁気を帯びやすいパーツにシリコンを使用することで磁気から守る特殊構造となっています。
これだけ改良に改良を重ねたオメガの自信作はなんとメーカー保証が4年へと延長。凄過ぎます。
ちなみにこのシリコン素材をムーヴメントに採用しているのはパテックフィリップのアドバンストリサーチなどが有名です。その値段は高級車が買えるほどの高額。
はっきり言って本当に凄いことです。そのような素晴らしいムーヴメントを包み込むケースは
スピードマスターに詳しい方はお気付きかもしれませんが、バックケースがスケルトンでしたよね。何度かスピードマスターでもバックスケルトンは販売されましたが、このドーム型バックケースは初めてです。サイズはプロフェッショナルとほとんど一緒ですが、両面ドーム型なので少しボリューム感があります。しかもサファイアクリスタル製でキズが付き辛いのも魅力。この美しいムーヴメントが眺められるだけではなく、最もきれいに見えるのは平面よりもドーム型なのかもしれません。
これだけ濃い内容で国内定価が¥756,000というのも驚きです。クロノグラフが有名な某ブランドだと100万円は超えてくるような内容です。プライスもそうですが、この内容を難無く発表してしまうオメガの高い技術力には驚かされるばかりです。
今後、オメガの新基軸となることは間違いない新型スピードマスター。一度、手に取って見る価値は十分にあります。
新春に本当におススメな1本が入荷しました。