系譜の始まり【OFFICINE PANERAI ラジオミール 8デイズ PAM00268】

2021年01月27日

皆様こんにちは。
店舗スタッフの青木です。

1月も残り僅かとなりましたが、まだまだ寒い日が続いております。
皆様も体調にはご注意下さいませ。

本日ご紹介いたしますお時計は、パネライからこちらのモデル【パネライ ラジオミール 8デイズ PAM00268】でございます。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール 8デイズ PAM00268

パネライは1860年イタリアのフィレンツェにてジョヴァンニ・パネライによって創業されました。

イタリア海軍にさまざまな機器を納品し1938年、イタリア特殊潜水部隊への時計提供が始まり最初に納品されたケースがラジオミールと名づけられました。

ラジオミールとはパネライが独自に開発した夜光塗料の名前であり、プロトタイプに使用された針とインデックスに塗布されていた塗料をモデルネームとして使用したのがラジオミールシリーズの始まりとなります。

イタリア海軍に提供していた背景から暗い水中でも視認性に優れる、シンプルでわかりやすいインデックスが特徴的です。

いくつかあるデザインの中でも本機は黒色の文字盤にアラビア数字の6・12のインデックスを配置しています。

風防の外周にはサテン仕上げの細いベゼルがないため、その分文字盤を大きく表現でき視認性をより高いものとしています。

文字盤は特徴的なサンドイッチ文字盤を採用しています。
下盤に夜光塗料を塗布し、上の面のインデックス部分をくり抜いて重ねる事で、文字盤を立体的に見せる仕上がりとなっています。

パネライの魅力は実用的な機能を独自の技術で実現している所にあります。

他のブランドには無いインパクトを感じることが出来るそんな時計です。

腕時計のデカ厚ブームを牽引して来たパネライですが、こちらのモデルもデカ厚時計好きのお客様を満足させられる一本となっております。

ケースサイズは45mm、厚みは16mmとパネライらしさを全面に押し出した一本となっています。

イタリア海軍の時計を製作するにあたって、必須となったのはパワーリザーブの長さでした。
1940年に開発されたラジオミールは8日間のパワーリザーブを誇っていました。軍の作戦で用いることを考えても当時の時計の中では破格の性能と言えます。

現在のパネライにもその性能は引き継がれており、多くのモデルは3日間、8日間、10日間等のパワーリザーブを誇っています。

時計の大きさやデザインが注目されがちですがパネライの時計に搭載されているムーブメントは優秀な物が非常に多くあります。

ラジオミールはその歴史的な背景にロレックスムーブメントやパテック・フィリップにも用いられたことのあるヴァルジュームーブメントなど、歴史を代表するムーブメントをベースにしたモデルが多く見られます。

OFFICINE PANERAI オフィチーネ パネライ ラジオミール PAM00021【世界限定60本】

PAM00268はパネライが開発した自社製ムーブメントであるP.2002シリーズを初めて搭載したモデルになります。
スケルトンバックからは美しいサテン仕上げが施されたムーブーメントをご確認いただけます。

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