GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
いつも当店のホームページをご覧下さりまして、誠にありがとうございます。
昼間は蒸し暑い日々が続いておりますが、夜になると少し暑さは和らぎ、
爽やかな風が吹くようになってまいりました。
帰り道ではいつの間にかコオロギや鈴虫の大合唱が聞こえてくるようになりました。
徐々に秋が訪れてきています。
まだ空模様も夏らしいですが、そのうちうろこ雲(さば雲やいわし雲と呼ぶ方もいらっしゃるでしょうか?)が
空一面を飾るようになったら、いよいよ秋の訪れだと個人的には感じています。
さて、今回はこちらの時計をご紹介いたします。
IWC パイロットウォッチ クロノグラフ スピットファイヤ IW387902
https://www.gmt-j.com/item/2717008437308
2019年新作のIWCパイロットウォッチです。
ケース経は41mm、厚みは15.3mmと、このようなミリタリーテイストの時計にピッタリの大きさ。
デイデイト・クロノグラフ・対磁性能ありと機能が大変充実しております。
ドーム型のサファイアクリスタルガラスの風防を採用することによって、パイロットウォッチらしく、
急激な気圧の変化にも耐えられるよう設計がなされているようです。
ムーブメントは完全自社生産のCal.69380を搭載。
IWCの得意とする、「双方向爪巻き上げ機構」を搭載しているため、ローターが左右のどちらに回転しても
効率よく巻き上げを行ってくれる画期的な機構です。
この時計の大きな特徴は素材。
ケース・リューズ・プッシャー・尾錠には「ブロンズ」を採用しています。
今時計業界ではブロンズが流行しており、IWCの他にもブルガリ・TUDOR・ベル&ロス・パネライ・ゼニスなど、
名だたるブランドから様々なブロンズの時計が発表されています。
ブロンズはステンレスやゴールド素材などとは違い、退色しやすいというのが特徴です。
ご使用をされていくうちに、赤褐色、黒褐色、緑青と変化していきます。
ここだけ聞くとマイナスポイントのように思えてしまうかもしれませんが、
実はそれを「エイジング」として楽しめるのがブロンズ時計の最大のポイントなのです。
もちろん変化の様子はほかの時計と同じになることはありません。
オーナー様がどのように時計をご使用し、手入れをするかにとってエイジングの仕方も様々。
使えば使うほど、「自分だけの時計」という特別感が生まれるのです。
ヴィンテージ時計とは違い、これからの時計の変化を楽しめるのがブロンズ時計の評価される点なのでしょう。
文字盤の色はブロンズと相性抜群の、落ち着いた深みのあるグリーンカラー。
モデル名にもなっています、戦闘機「スピットファイア」にインスパイアされたカラーリングなのでしょうか。
視認性も高く、かつ特別感を与えてくれるカラーです。
文字盤はそのスピットファイアのコックピットをイメージしてデザインされています。
レザーは厚みがあるブラウンのカーフスキンです。
本体とバランスのいい厚みで、ステッチも時計の雰囲気にばっちりあっています。
自分だけのオンリーワンウォッチにご興味がある方はぜひチェックしていただきたい時計です。
ほかにも当店ではブロンズを使用した時計を多数取り扱っております。