過去と未来を繋ぐ フィフティシックス

2020年09月13日

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

9月も中旬へと差し掛かろうとしておりますが、さわやかな秋風とは縁遠く、
未だ残暑厳しい毎日ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日は、世界三大時計の中からヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス」をご紹介いたします。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/000A-B442

https://www.gmt-j.com/item/3717008719892

1956年、ブランド初の自動巻モデルの一つであった「リファレンス6073」から着想を得て、
その伝統と歴史への敬意を交えながらも現代的なデザインにブラッシュアップされた一本です。

リファレンス6073とは異なり、インデックスには丸みを帯びたアラビア数字が使用されることで視認性はもちろんのこと、カジュアルな要素もプラスされデイリーユースにもぴったりです。

正面から見てみると、ラグ部分はマルタ十字をモチーフにデザインや、ダイヤルの2種仕上げからは、単調に見せず我々の視線を釘付けにするデザインの工夫が見られ、
価格を下げても妥協を許さない、磨き上げられた高度な技術とブランドに対するリスペクトをこれでもかと感じます。

キャリバーはリシュモングループが開発したCartier1904MCをベースとし、フィフティーシックス専用に改良されたCal.1326が搭載されています。

裏蓋はシースルーバック仕様になっており、美しいマルタ十字が施された22Kゴールドのローターの動きを堪能することができます。

そして何よりこのモデルの強みと言えば、なんといってもコストパフォーマンスでしょう。

時計好きならば、「いつかは手に入れたい」と憧れの眼差しが向けられる世界三大ブランドですが、その道のりは決して簡単ではありません。

人気モデルの定価が2~300万超え、さらに並行価格ではその倍、、、なんてこともよくある話です。

実際、発売当初には「100万円台のモデルが発表された」ということ自体が大きな話題にもなりました。

ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年に創業してから現在まで、一度もその歴史を途絶えさせることなく時計作りを行っています。

260年以上続く歴史は時計メーカーとして世界最古とされている老舗メゾンである故に、この価格設定はある意味ブランドの挑戦とも言えるでしょう。

継承されてきた高度な技術が存分に発揮されながらも驚異の価格を実現させた「フィフティーシックス」
是非、皆さまの腕元で楽しんでいただきたい一本です。

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