当ブログをご覧の皆様こんにちは。
皆様は『PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)の時計』というと、どのモデルを思い浮かべますか。
カラトラバ、ノーチラス、ワールドタイム、、、
PATEK PHILIPPEといえばメンズウォッチ、複雑機構の腕時計をイメージする方が多いかと存じます。
実は、同社はレディースウォッチ制作の歴史も長いことをご存知でしょうか。
PATEK PHILIPPEのレディースウォッチの歴史は1868年から始まります。
この年、パテック・フィリップが初めて腕時計を販売しました。
購入したのはハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人。
それ以前にもブレスレットに時計を付属させたものが存在していましたが、どちらかというとブレスレット(宝飾品)としての面が強く、”時計”を主体とした装飾品=腕時計はこの時初めて誕生したとされています。
これがスイス初の腕時計です。
スイス初の腕時計がレディースウォッチであったなんて、少し意外ではないですか。
パテック・フィリップの顧客にはイギリスのヴィクトリア女王や、オーストリア=ハンガリー帝国のエリーザベト王妃など、歴史に名を遺す女性も多く、同社がレディースウォッチの制作に意欲的だった理由もわかります。
また現在でこそ様々なモデルに搭載されている『完全自社開発・製造クロノグラフムーブメント』を初めて搭載したのもレディースウォッチです。
2009年にメンズ用モデルに先立って搭載され、当時多くの男性たちが羨ましく感じたのではないでしょうか。
本日はレディースウォッチ制作にも力を注いでいるPATEK PHILIPPEの、レディースウォッチコレクション【Twenty~4(トゥエンティー4)】をご紹介いたします。
Twenty~4が誕生したのは1999年。21世紀の始まりの年に誕生しました。
モデル名のトゥエンティー4はその名の通り「24時間」を意味。
昼も夜もアクティブな現代女性に、24時間寄り添う腕時計というコンセプトの元に制作されました。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ トゥエンティー4 4910/10A-011
https://www.gmt-j.com/item/3717010031463
特徴的なのは同じ幅で設計されたブレスレットとレクタンギュラーケースケースの直線的なデザイン。
Twenty~4のデザインは同社の【ゴンドーロ】(特にRef.4824、Ref.4825)からインスピレーションを受け制作されたと言われています。
ステンレス製のケース両サイドには36個のダイヤ(0.45カラット)を配置。
文字盤には10個のダイヤモンドをセット。
使用されているダイヤモンドは純白、または透明のピュア・トップ・ウェッセルトン・ダイヤモンドのみ。
PATEK PHILIPPEの宝飾技術はヴィクトリア女王やエリーザベト王妃からも高く評価されています。
使用されるダイヤモンドの質、ダイヤモンドを扱う技術者のセッティング技術は、ジュエラーとして名高いCartierやHARRY WINSTONと比較しても劣りません。
こちらのお時計はクォーツ式のため、機械式時計を扱いなれない女性にもご利用いただきやすくお勧めです。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ トゥエンティー4 オートマティック 7300/1200A-001 ブルー
https://www.gmt-j.com/item/3717006816562
こちらはTwenty~4誕生20周年の2019年に誕生した、ラウンドケースモデル。
また、自動巻き式ムーブメントCal.324SCが搭載されています。
ムーブメントはPATEK PHILIPPEが独自に定めた品質基準、「パテックフィリップ・シール(PPシール)」をクリアした高性能なものです。
このモデルは「ラウンドケースで自動巻き式モデルが欲しい」という顧客の声からこのモデルが誕生しました。
一見シンプルな作りに見えるこちらのモデルですが、ケース、ベゼル、ラグのパーツが別々に作りこまれています。
このセパレート構造のケースは、鍛造で成型後、一つ一つの部品を職人の手で研磨し、最後にケースの組み合わせ作業を行っています。
少しの誤差でもケースの組み立てができなくなるため、非常に高度な職人の技術が必要です。
ブレスレットの柔らかなカーブと仕上げは、装着時の馴染みもよく、24時間愛用するにふさわしいモデル。
ベゼルに約0.77ct計160個ダイヤモンドをセッティング。
光の反射によって表情を変えるブルー・ソレイユ文字盤との組み合わせが美しいです。
女性で時計がお好きな方にも、ジュエリーのような腕時計をお探しの方にもおすすめのコレクションとなっています。
ぜひ一度店頭にてご覧くださいませ。