当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日はロレックスのドレスウォッチラインであるチェリーニをご紹介いたします。
ロレックスと言えばスポーツモデルを真っ先にイメージされる方が多いかと思いますが、エレガントな印象を持つドレスウォッチ「チェリーニ」も大変有名なモデルです。
チェリーニはルネサンス期(14~16世紀にイタリアから西欧に広がった文化運動を行っていた時期)のイタリア人芸術家、ベンベヌト・チェリーニの名から名付けられ、1928年に誕生しました。ロレックス三大発明の一つである「オイスターケース」を使用せず、ゴールド素材のみを採用したドレスウォッチです。
2014年にフルモデルチェンジを行われ、現在はチェリーニ タイム、チェリーニ デイト、チェリーニ デュアルタイム、チェリーニ ムーンフェイズの4種類が展開されています。
時代に左右されないデザインなため、1本の時計を長く愛用したいという方はもちろん、スポーツモデルとドレスウォッチを同じブランドで揃えたいという方にも大変おすすめなモデルです。
そんなチェリーニからムーンフェイズ機能を搭載したモデルが当店に入荷いたしました。
ムーンフェイズ機能を搭載したコレクションは2017年に加わり、こちらのモデルは現行モデルとなります。
やはり目を引くのは6時位置のムーンフェイズでしょう。多くのムーンフェイズはディスクが半分隠れた状態のものが多いため、フルオープンなムーンフェイズは珍しく感じます。ディスクはブルーエナメルによって作られており、美しい夜空に浮かぶ新月はシルバーリング、満月はメテオライトを採用しております。
メテオライトとは、特殊な網目模様(ウィドマンシュテッテン構造)が特徴の隕石のことです。地球上にない物質を含んでいるといわれ、神秘的で大変希少な素材となります。また、この網目模様が本物の月のような独特な風合いと他のムーンフェイズとの違いを感じさせてくれます。
ロレックスのモデルの中にはメテオライトをダイアルに採用したモデルもあります。
尚、大変希少なため、個体数が少ないく、あいにく2021年1月17日現在は在庫がございませんが、どんなモデルがあるのか気になる方はぜひキーワード「メテオライト」でご検索くださいませ。
ケースには、ロレックス独自のピンクゴールド素材であるエバーローズゴールドを使用しております。上品でありながらも優しく肌馴染みの良い色味なため、着用しやすい素材です。
また、こちらのモデルはドームとフルーテッドのダブルベゼルも特徴的です。ダブルベゼルにすることで、エレガントでありながらも立体的となりました。
ムーブメントにはCal.3195を搭載。
昔は手巻きムーブメントが主流でしたが、現行モデルでは自動巻きムーブメントとなっておりますため、実用性が上がったと感じます。
日頃から使いやすくもエレガントで柔らかな印象を持つ1本です。
その他、詳しい状態など気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ
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ちなみに余談とはなりますが、1月の満月を真冬でオオカミたちの食料がなくなり、2月の繁殖期に向けて遠吠えが多く聞こえるから「ウルフムーン」と呼び、このように各月の満月には呼び名があります。(有名なものだと6月の「ストロベリームーン」など)また、2021年最初の満月は1月29日(金)4:17とのこと。
ムーンフェイズは日常生活に必ず必要という方は少ないかもしれませんが、月についてちょっと知るとムーンフェイズへの愛着がより湧いてくるかと存じます。
今回ご紹介のモデル以外にもムーンフェイズ機能を搭載したモデルは多くあります。
ブランドごとのオリジナリティが出る箇所でもありますため、ぜひお見比べくださいませ。
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