いつもGMTブログをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、機械式時計というと皆様はどのようなイメージをお待ちでしょうか。
長い歴史を持つ機械式時計ですが、ここ数年とりわけ”実用性の高さ”という点が、これまで以上に注目が集まっているように思います。
各ブランドで自動巻き機構が採用され、パワーリザーブは3日間がスタンダードとなりつつあり、防水性能も潜水できる程度にまでスペックが高まっています。
日常的に気兼ねなく使用でき、どんどん便利になっているのは間違いありません。
しかしながら、個人的には機械式時計というものにどこか”手間隙をかけて大事に使いたい”という思いがあります。
この気持ちに少しでも共感してくださった方におすすめしたいのが、”ポストヴィンテージ”というジャンルの時計です。
おおよそ1970年〜2000年に作られた時計のことで、程よい渋さを感じるデザインながら、ある程度の防水性能が保たれており普段使いもできます。
本日は、ポストヴィンテージモデルよりお勧めの1本をご紹介いたします。
BREGUET ブレゲ クラシック レクタンギュラー BA3490/12/274
ブレゲというと、やはりクラシカルな時計作りが得意なように感じます。
ブレゲ針のデザイン性はもちろんのこと、分針のこの細さと丸くくり抜かれた部分とギリギリのラインで先端と繋がっている部分が、職人の高い技なくして成立しません。
ダイヤル中心のクル・ド・パリ、その外側には別のデザインでギョーシェ彫りが施され、奥行きを感じます。
ケースサイドのコインエッジも、ブレゲの時計なら欠かせないポイントです。
イエローゴールドのレクタンギュラーケースは、29×33mmとポストヴィンテージならではの小ぶりで粋な雰囲気があります。
ストラップはGMTオリジナルのものに交換しており、新品の状態です。
アンティークな時計のデザインとワニ革のエキゾチックな雰囲気は相性抜群です。
ポストヴィンテージは1点ものが多いので、是非在庫のあるうちにご検討下さい。