GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
当店にて現在開催しております、“毎日更新”のWINTER FAIR。
時計専門店スタッフならではの視点から、オススメの腕時計を様々なテーマに合わせてご紹介しております。
本日のテーマは「スケルトン&オープン文字盤」。
機械式時計の繊細な作りを眺めることが出来るスケルトンやオープン文字盤。
スケルトン時計の始まりは諸説ありますが、18世紀にフランスの時計職人アンドレ・チャールズ・キャノンが懐中時計の時代に機械内部の動きを正確に伝えるため、また使用しながらも内部を眺めたいという顧客の要求に応えるために作られたといわれています。
機械内部の構造が見えることから装飾面やムーブメントに力を入れているブランドが多く、随所にブランドの技術力が現れるモデルです。
当店には様々なスケルトン文字盤の時計の在庫がありますが、本日は世界三大時計ブランドであるヴァシュロン コンスタンタンが作り出す美術品のような装飾を持つスケルトンモデルをご紹介いたします。
VACHERON CONSTANTIN マルタ トゥールビヨン スケルトン30067/000P-8953
美しい曲線を描くトノー型のケースが特徴的な、ヴァシュロン コンスタンタンのブランドモチーフをコレクション名に掲げる「マルタ」。
コレクションの代表デザインである控えめな文字盤や、上品ながらもしっかりとした存在感を放つ扇型の針は、ヴァシュロン コンスタンタンの美学と伝統が体現されています。
今回ご紹介するRef.30067/000P-8953は、「マルタ」コレクションの中でも世界三大複雑機構の1つである「トゥールビヨン」を搭載したスケルトンモデルです。
トゥールビヨンとは、腕時計の精度に対して負担となる、姿勢差(重力による同方向への負荷)の影響を「機械自体を回転させる事によって重力を受ける方向を均一化」することで解決する機構のことを指します。
機械時計は歯車が同じ回転速度で動き続けるために「脱進機」と「調速機」という部分があります。通常はバラバラの位置に配置されているのですが、トゥールビヨンではその全てをキャリッジと呼ばれるカゴに入れ、機械自体を回転させる事によって姿勢差を減らしています。
そんな高度な技術に幻術品としての美しさまで兼ねそろえるヴァシュロン コンスタンタンは、さすが世界三大時計ブランドと言えるでしょう。
文字盤の6時位置にあるトゥールビヨンのキャリッジには、ブランドロゴでもある「マルタ十字」がデザインされ、ヴァシュロン コンスタンタンのスピリットを感じることができます。
また、手彫りのエングレービング装飾が全面に施されたムーブメントは、一つひとつ職人の手作業により彫刻が施されており、その佇まいは見る者を魅了する芸術品と言えます。
商品ページにある動画ではその動きも眺めることが出来ますが、ぜひ新宿南口の店舗にご来店いただける方は直接その美しさを感じていただきたいです。
なかなか出会えるモデルではございません。来店時はお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。
また明日も、FAIRが更新されます。
自分ではなかなか検索しないブランドやモデルなども対象となるため、新しい視点でお楽しみいただけます。
ぜひ、明日も当社サイトにアクセス下さい。
皆さまのご利用を心よりお待ちしております。
▼本日ご紹介した時計はこちら
VACHERON CONSTANTIN マルタ トゥールビヨン スケルトン 30067/000P-8953
■WINTER FAIRはこちら
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。