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今回は当店で開催中のマニュファクチュール特集の中からジラールペルゴの『ロレアート 81010-11-200711A グレイシャー』をご紹介したいと思います。
GIRARD PERREGAUX ジラール・ペルゴ ロレアート 81010-11-200711A グレイシャー ジャパンリミテッド
現在のジラールペルゴを語るうえで欠かせないのがロレアートというモデルで、その誕生は1975年まで遡ります。
1970年代はクォーツ式時計の台頭により機械式時計の需要が大きく減少した時代です。
そんな時代に抗った老舗ブランドたちが試行錯誤の中で生んだのが『ノーチラス』や『ロイヤルオーク』といったラグジュアリースポーツモデルたちです。
初代ロレアートも例にもれずラグジュアリースポーツの風貌を備えていましたが、他のブランドとは決定的な違いが存在していました。
それがクォーツムーブメントを自社開発し搭載したことです。ロレアートに搭載されたクォーツムーブメントCal.350は、振動数が3万2768ヘルツ、1振動で1秒を正確に刻むことができます。
これは現在のクォーツムーブメントの基準値にもなっておりジラールペルゴの技術力の高さを感じることが出来ます。
そんなロレアートですが1度ひっそりとその姿を消しています。しかし2017年に復活を果たしコレクションへ追加されるとその歴史性とデザイン性が評価され、一躍人気モデルとなりました。
今回ご紹介する『ロレアート 81010-11-200711A グレイシャー』は2021年に創業230周年を迎えたジラールペルゴがジャパンリミテッドモデルとして50本のみ生産したスペシャルモデルです。
モデル名にもなっているグレイシャーは『氷河』を意味しておりそれを体現するかのような上品なアイスブルーの色合いと「クル・ド・パリ装飾」が施された文字盤は、お互いが存在感を放ちながらも調和し思わず見惚れてしまうような美しさに仕上がっています。
秒針が青針になっており、文字盤のアイスブルカラーをグッと引き締めてくれるのも憎いところです。
ステンレススティール製のケースとベゼルにはサテン仕上げとポリッシュ仕上げがそれぞれ施されており、八角形と円形が組み合わされたベゼルが立体感のあるデザインを生み出しています。
ケースから一連の流れでまとまった一体感のあるブレスレットはひとつひとつのパーツがにしっかりと仕上げを施している為、腕馴染みがよく装着感が抜群に優れています。
上着の袖口にも収まりやすい、10.88mmのケース厚も魅力の一つです。
何よりも素晴らしいのはこの美しいムーブメントをシースルーバックでお楽しみいただける点です。
搭載ムーブメントは、ジラールペルゴが自社製造しているCal.GP01800-1508。パワーリザーブは54時間と使い勝手の良い時間になっています。
時計の内側は外側と同じくらい美しくあるべきだと考えるジラールペルゴの職人たちの手によって191個のパーツか完璧に仕上げられ、地板やローターにはそれぞれ異なる仕上げが施されています。
世界有数のマニュファクチュールブランドであるジラールペルゴのデザイン性や歴史の全てが詰まったモデルです。ぜひご検討下さいませ。
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GIRARD PERREGAUX ジラール・ペルゴ ロレアート 81010-11-200711A グレイシャー ジャパンリミテッド
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