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今回は、世界3大時計ブランドの1つに数えられるヴァシュロン・コンスタンタンの現行シリーズの中から、こちらをご紹介いたします。
VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/110A-B487
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年創業と世界3大時計ブランドの中でも最も古い歴史を誇ります。
そんなメゾンの長い歴史の中でも2018年発表と比較的新しいシリーズであるフィフティーシックスは、1956年のRef.6073のオマージュとして制作されました。
このRef.6073はブランド初の自動巻きムーブメントを採用した象徴的な時計で、マルタ十字の4枝をアレンジしたラグを持つラウンド型の薄いケースが特徴です。
フィフティーシックスという名称もこの発表年に由来しています。
文字盤にはセクターダイヤルと呼ばれるデザインが採用されています。
セクターは「扇」という意味を持ち、分を表すレイルウェイトラックと時間を表すインデックスなどが層になりまるで扇のようになっていることからその名が付けられました。
視認性の確保が目指されたデザインで、尚且つ外周に向かって放射状に広がるようなデザインなどこの意匠が確立された当時主流であったアールデコの風潮を色濃く反映したスタイルとなっています。
また、文字盤やリューズなど至る所に見られるマルタ十字はヴァシュロン・コンスタンタンのアイコニックなデザインで、1880年に商標登録がなされています。
かつてムーブメントに使用されていた部品の形から着想を得ており、メゾンの時計製造に対する精度の正確さを求める姿勢を具現化しています。
シースルーになったケースバックからも、同じくマルタ十字を象った22Kピンクゴールド製のローターやムーブメントに施された美しいコート・ド・ジュネーブ装飾を眺めることができます。
バックル部分には工具無しで長さを調整できるイージーフィット・システムが備わっており、左右2ミリずつの延長が可能な仕様となっています。
エレガントな中にもこのステンレスブレスレットと、ヴァシュロン・コンスタンタンらしい深いブルーの文字盤がカジュアルな要素を与えてくれているおかげで、スポーティーとドレスの丁度中間のような親しみやすさがあり、スーツスタイルにも使いやすい一本となっています。
レザーストラップタイプに比べ流通量の少ないステンレスブレスレットタイプは、ぜひ手にしておきたいおすすめの一本です。
▼本日ご紹介した商品はこちら
VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/110A-B487
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