GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
先日GMT公式YouTubeチャンネルにて公開したYouTubeでは、現在海外人気が高まっていることでも注目のブランド、チューダーについてご紹介しておりますのでぜひご覧下さい。
そこで今回は同ブランド定番モデルの中からブラックベイについてご紹介いたします。
チューダーは1926年、ロレックスの創業者ハンス・ウイルスドルフによって、ロレックスのディフュージョンブランドとして創業しました。
聞き慣れない言葉ですがディフュージョンとは「普及」の意味で、幅広いターゲットを獲得するため著名なブランドの価値やアイデンティティを保ちつつ低価格で商品を販売するブランドのことをいいます。
ロレックスと同じパーツを使っているにも関わらず、手に届く価格帯で製品を展開しているということで話題となりました。
そんなチューダーの代表モデルといえばやはりブラックベイ。
1954年に発表されたチューダー初のダイバーズウォッチである「オイスタープリンスサブマリーナー」(Ref.7922)の系譜を継ぎ、同社の70年にも及ぶダイバーズウォッチの歴史が凝縮されたコレクションとなっています。
ブラックベイ一番の特徴はスノーフレーク針ではないでしょうか。
針の先端が四角く幅広い形になっている姿から、通称イカ針とも呼ばれています。
また、リューズガードやデイト表記はなく無駄がそぎ落とされたシンプルな構成です。
初期モデルの文字盤にはチューダーローズと呼ばれる薔薇のロゴが入っていました。
これは英国王室の紋章にある紅白のバラにインスパイアされたロゴで、1936年から採用されています。
現行品は盾のロゴに変更されていますが、リューズにはまだチューダーローズが施されているという点にもぜひご注目ください。
2023年に発売された、
TUDOR チューダー ブラックベイ 54 79000N-0001
は前述のRef.7922の誕生年からつけられたネーミングとなっています。
どことなくレトロな雰囲気もあり、ケース径は37㎜と細身の方や女性でも違和感なくご着用いただけるサイズ感です。
54より一回り大きい39ミリ径の TUDOR チューダー ブラックベイ 58 。
こちらも同社のダイバーズウォッチの歴史において初の200メートル防水時計としてその名を色濃く刻んでいる「ビッグクラウン」(Ref.7924)が誕生した1958年に由来しています。
またロレックスのGMTマスターⅡペプシを思わせるカラーリングの TUDOR チューダー ブラックベイ 58 GMT 。
こちらも、58と同年の2018年にラインナップに追加されています。
さらに一回り大きい41ミリ径となっています。
2024年新作の TUDOR チューダー ブラックベイ 58 GMT 7939G1A0NRU-0001も、当店でお試しいただけます。
その他、エクスプローラーのような雰囲気を持つ TUDOR チューダー ブラックベイ プロなど、様々なラインナップがシリーズ内に名を連ねています。
そしてこれらは単なる復刻ではなく、主軸はあくまでも現代にありながらチューダーの持つ技術と哲学を結集させたものであるとも語られています。
創業当初はETA社製汎用ムーブメントを使用していたチューダーですが、現在はマニュファクチュールキャリバーの開発が進んでおりこのブラックベイシリーズにも自社ムーブメントが搭載されています。
古くからの時計ファンの方には廉価版ロレックスというイメージで考えられがちかもしれませんが、技術力やデザイン性はお墨付き。
コストパフォーマンスに優れており、初めての高級時計としてもやはり高い人気を誇るチューダー。
この機会に、ぜひご検討ください。
▼TUDORの商品一覧はこちら
▼その他TUDORの記事はこちら
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。