機械式腕時計の正しい扱い方:操作禁止時間帯とその回避法

2025年02月19日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今回は機械式腕時計の操作禁止時間帯について詳しく解説いたします。

誤った操作を防ぎ、時計を長く愛用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

〇操作禁止時間帯とは何か

機械式腕時計にはデイト機構、カレンダー機構、ムーンフェイズ機構が備わっているコレクションがあります。

GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ オリジナル パノ マティックルナ 1-90-02-42-32-71

こういった機構が搭載されているコレクションには操作禁止時間帯というものが存在します。

この時間帯に特定の操作を行うと、機械内部に負担がかかり、破損や故障の原因となるため注意が必要です。

なお、この時間帯は「現実の時間」ではなく、時計の針が指す時間を指します。

例えば、デイト機能付きの時計では、針が24時を回ると日付が自動で切り替わります。

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内部の歯車がゆっくり動きながら日付を変える仕組みになっているため、この時間帯に手動で日付を変更すると、部品に負荷がかかり、破損につながる可能性があります。

そのため、各メーカーごとに「操作禁止時間帯」が設定されており、一般的には20時~4時の間とされています。

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よって、時計の針が20時~4時の間の時刻を指し示している時は、日付変更操作を行わないことを意識する必要があります。

最近では、一部のモデルで「操作禁止時間帯がない」ものも登場しています。

その場合は、どの時間帯でも自由に操作が可能です。

〇操作禁止時間帯を意識した操作方法

操作禁止時間帯を避けて安全に調整する方法をご紹介します。

私も実際に行っている方法ですが、まずは時計の針を「6時」に合わせることをおすすめします。

6時(午前・午後どちらでも可)は、一般的な禁止時間帯(20時~4時)から外れているため、安全に操作ができます。

その後日付変更操作を行います。

日付の変更操作が完了次第、時刻の操作に移ります。

方法は様々ですが、操作禁止時間帯を避けて操作する一例のご紹介でした。

いかがでしたでしょうか。

操作禁止時間帯を意識して操作を行うことは、ご愛用の腕時計の故障のリスクを下げる事に繋がります。

故障となると高額の修理費がかかってしまうことも多いかと思います。

長く愛用するためにも、適切な操作を心がけましょう。

▼操作方法の例として紹介した腕時計
GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ オリジナル パノ マティックルナ 1-90-02-42-32-71

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最後までお付き合いいただきありがとうございます。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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