時計好きの方なら、一度は耳にしたことがある言葉。
それが「上がり時計」です。
これは単に“高級な時計”を意味する言葉ではありません。
長く腕時計を楽しんできた人が、最終的にたどり着く一本。
つまり、「これで満足できる」と思える腕時計のことを指します。
数多くの腕時計を見てきた中で、最後に行き着く一本は人それぞれ。
だからこそ「上がり時計」という言葉には、その人の価値観や時計観が色濃く表れるのではないでしょうか。
今回は、そんな視点から私がおすすめしたい“上がり時計”についてご紹介いたします。
PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5172G-001
今回ご紹介するのは、時計界の頂点に君臨するパテック フィリップより、コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5172G-001です。
“上がり時計”として考えたとき、やはり憧れのトップブランドを選ばれる方は多いのではないでしょうか。
その中でもパテック フィリップは、時計愛好家にとって特別な存在と言えるブランドです。
数あるコレクションの中でも、ブランドの技術力と美意識を象徴するのが「コンプリケーション」シリーズ。
今回ご紹介する5172G-001は、その中でもクラシカルな手巻きクロノグラフとして高い人気を誇るモデルです。
2019年に登場したこのモデルは、同社のクロノグラフの系譜を受け継ぎながら、現代的なサイズ感と実用性を兼ね備えた一本。
ヴィンテージの雰囲気を感じさせるデザインと、現代の技術による高い完成度が見事に融合したクロノグラフと言えるでしょう。
ケース素材には、静かな品格を湛えるホワイトゴールドが採用されています。
特徴的なのが、三段構造のラグ、いわゆる「3ティアラグ」です。
これは1940〜50年代のパテック フィリップのクロノグラフを思わせるディテールで、ケースサイドに美しい立体感を生み出しています。
さらにプッシャーには繊細なギョーシェ装飾が施されており、クラシックな機械式クロノグラフらしい操作感を演出。
ボックス型サファイアクリスタルと相まって、ヴィンテージウォッチのような柔らかな立体感と奥行きを感じさせる仕上がりとなっています。
ムーブメントには、パテック フィリップが誇る自社製手巻きクロノグラフムーブメント「Cal.CH 29-535 PS」を搭載。
裏蓋はシースルーバック仕様となっており、コラムホイール式クロノグラフの美しい構造や、パテック フィリップならではの芸術的なムーブメント仕上げを存分に堪能することができます。
ブリッジの面取りや美しく磨き上げられた各パーツなど、細部に至るまで丁寧に仕上げられており、まさに機械式時計の魅力が凝縮されたムーブメントと言えるでしょう。
腕に着けると、パテック フィリップならではの高級感はもちろん、その存在感の特別さを強く感じます。
それは単なる外見の美しさだけではなく、「ここまで頑張ってきたからこそ身に着けられる」という達成感のようなものも感じさせてくれる一本。
そして同時に、これから先もさらに頑張ろうと思わせてくれる、そんな前向きな力を与えてくれる腕時計ではないでしょうか。
腕時計に興味を持ち、入門モデルから少しずつステップアップしていく中で、さまざまなブランドの魅力を味わってきた方にとって、「最後の一本」という節目は特別な意味を持つものです。
その集大成として選ぶ腕時計だからこそ、自分にとって“最高の一本”を選びたいところ。
機械式時計の魅力を存分に味わいながら、時計の頂点ともいえるブランドを腕元で楽しみたい方には、ぜひおすすめしたいと思います。
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PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ コンプリケーテッド・ウォッチ クロノグラフ 5172G-001
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