当ブログをご覧の皆さまこんにちは。
新型コロナウィルスの影響でバーゼルフェアが延期になったり等、ネガティブなニュースが続く中ではございますが、オンラインで2020年の新作腕時計を発表したブランドもいくつか出てまいりました。
ジャガー・ルクルトからは新型ムーヴメントを搭載した、マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダーがSSモデル(Q4138420)とRGモデル(Q4132520)やクロノグラフ機能を廃したマスター・コントロール・カレンダー(Q4148420)
ボーム&メルシエからは、ダイヤルのグレーラッカーのグラデーションが見た目にも大変ラグジュアリー感を増したクリフトン デイデイト ムーンフェイズがSSモデル(MOA10548)と18KPGモデル(MOA10547)や、シンプルながら品位を失わないクリフトン ムーンフェイズ デイト(MOA10552)
ロジェ・ディブイからは、この時計のために微調整されたと話題のミニッツリピーターやフライング・トゥールビヨンが搭載されたエクスカリバーディアボルス イン マッキナ RDDBEX0842などなど。
カルティエやオリス、モンブラン、IWC、ブルガリ、パネライ、ヴァシュロン・コンスタンタン、A.ランゲ&ゾーネ、ブライトリング、タグ・ホイヤー等のメーカーも順次新作をWebサイト内に掲載しています。
外出自粛のこの機会に、じっくり各ブランドの新作とその背景に思いを巡らせる時間も楽しいかもしれません。
個人的には、やはりオーデマ・ピゲ ロイヤルオーク初の34㎜サイズ… 気になるところです。4つのカラー展開とのことですが、SSモデル(77350ST.OO.1261ST.01)は現状シルバーカラーのダイヤル展開のみ。人気のブルーカラーはダイヤベゼル仕様(77351ST.ZZ.1261ST.01)
サイズによってはユニセックスモデルとして男女ともにご指名いただくモデルもあったロイヤルオークのラインナップとしては、
レディースウォッチとして、さらにユーザビリティを意識したサイズ感になる結果となりましたが、実物を比べた時にその差がいかほどのものか。
実機を手に取れる機会に恵まれることを、心待ちにするばかりです。
2020年新作が当店へ入荷いたしますのは、まだ少し先のことではございますが、是非その際にはお客様とのご縁のある1本をご提供できますようスタッフ一同邁進してまいります。
※各ブランド・各モデルの明確な入荷時期は未定でございます。何卒ご理解いただけますと幸いです。
さて、本日は2019年の新作腕時計の中から《BELL & ROSS ベル&ロス ヴィンテージ BR V2-94 ミリタリーベージュ クロノグラフ BRV294-BEI-ST/SST》をご紹介いたします。
https://www.gmt-j.com/item/2717007626901
2019年にコレクションを“AIR(空)”、“LAND(陸)”、“SEA(海)”、そして“URBAN(都市)”を加えた4つに再編したベル&ロス、こちらの時計は“LAND(陸)”に位置するコレクションです。
創業当時SINNとの協力関係の元発売された過去のモデルの復刻版。
3針モデルとクロノグラフモデルが発売され、現在当店にご用意がございますのはクロノグラフモデルです。
※どちらのモデルでもブレスレットタイプとNATOストラップタイプの両モデル展開です。
復刻版の一番のポイントはやはり、《過去》と《現代》それぞれの要素のバランスにつきます。
当時の雰囲気をそのままに現代風にアレンジされたデザインと、一言で言えてしまうような要素ではあるものの、それらがこの完成形となるまでにデザイナーの試行錯誤を思うと息をのまずにはいられません。
サンドベージュのダイヤルカラーは、サファイヤクリスタル風防ながらやさしい光を返してくれる程よいドーム型と合わさることで、ヴィンテージテイストをきちんと主張しています。
指針にはベル&ロスらしく、スーパールミノバがしっかり塗布されており、暗闇での視認性は抜群です。
スモールセコンド含め、繊細に計算された程よい太さの直線が、控えめなカレンダーのフォントと合わさり、尚ヴィンテージ感を強めます。
かと言って、過去にのみ目を向けた時計ではないのです。
少し引いて全体を捉えると、きちんと現代の時計としての要素を感じることができるのがこの時計の魅力でしょう。
ステンレススティールの鈍く程良くひかり、すっきりとしたリューズとボタンのデザイン、ベゼルは主張しすぎない太すぎず細すぎず…それでいてタキメーターの視認性は抜群というバランスを実現。
それが故に、ビジネスシーンでスーツなどに合わせても違和感なく袖元におさまります。
まさに、アクティブシーンでもビジネスシーンでも《おしゃれ》に見せてくれる心強い逸品です。
ベル&ロス 2020年新作では、ブラックカラーのダイヤルの他、BR V2-92 ミリタリーグリーンやBR V2-93/V2-94ではブルー、BR03-92 グレーラムといったお色の顔ぶれ。
サンドベージュを基調としたヴィンテージ感をお楽しみいただけるのは、2019年のこちらもモデルが最新でございます。
その年々でブランドも打ち出すイメージやまとう空気はまさにその世相を象徴することが多いです。
使いやすさと程よいヴィンテージ感のバランスを、センス良く現代風に楽しみたいお客様は、ぜひ一度ご検討ください。
2020年新作モデルの入荷まで、ぜひ2019年の新作にも目を向けていただけますと幸いです。
2019年新作一覧はこちら https://search.gmt-j.com/?page=1&keyword=2019%E5%B9%B4&itemwear=0&specpanelopen=0&order=dateAsc&limit=20&#itemlist
※当店で現在在庫のご用意がございますもの、過去にお取り扱いさせていただきましたものを含んでおります。
※各ブランドの2019年モデルのすべてではございません。予めご理解いただけますと幸いです。