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さて本日ご紹介する時計はロレックスから「GMTマスターⅡ 16710 ブルー/レッド スティックダイヤル」です。
ロレックス GMTマスター II 16710 ブルー/レッド スティックダイヤル
ロレックスといえば、同じモデルでも少しの製造の違いやエラーによってレアモデルが産まれることで有名なブランドです。
今回のスティックダイヤルも、そういった細かいデザインの違いでレアモデルになったケースと言えるでしょう。
まずはスティックダイヤルの実際の画像をご紹介いたします。
こちらのダイヤルは、「GMT-MASTER Ⅱ」の文字のローマ数字が上下の蓋がないような状態で表記されています。
同じモデルの通常バージョンのダイヤルだと、Ⅱの文字は普通のローマ数字で表記されているのが分かります。
2本の棒が並んで立っているように見えるため、スティックダイヤルと呼ばれています。
スティックダイヤルはD品番(2005年)、Z品番(2006年)、M品番(2007-2008年)に見受けられるデザインのようです。
限られた年代でしか製造されていないので、製造本数や流通本数が少ないからレアモデルになっていったのでしょう。
また、Ⅱの横棒が短めになっているレクタンギュラー(長方形)の文字盤も存在し、こちらもレアモデルとなっています。
Ref.16710の魅力はレアモデルが存在することだけには留まりません。
ベゼル部分の素材は現行モデルの126710とは違い、アルミの素材を使用しています。
126710のセラミックレベルと比べると、少し細めのフォントと明るめの発色がなんともレトロな雰囲気を醸し出していて、非常に趣のあるデザインに仕上がっています。
どうしてもアルミベゼルは使っていくにつれて退色や傷がついてしまうことを避けるのが難しい素材ではあります。
しかし、使っていくうちにどんどん自分だけの一本に仕上がったり、中古商品でも個体によって色合いに違いが出たりと、経年を楽しむファンの方も非常に多いのではないでしょうか。
自分の好みに合った色合いの一本を見つけるのも1つの楽しみと言えますね。
ロレックスは裏側からムーブメントを覗き見ることはできませんが、Ref.16710にはCal.3185が搭載されています。
こちらのムーブメントは短針を独立して動かすことができ、日付の調整が非常にスムーズに行えます。
また、テンプがツインブリッジになり、調整機構がマイクロステラナットに変わったことにより、より一層精度の安定性やメンテナンス性が向上しています。
実際の着用の画像がこちらです。
ケースサイズは40mmなので、日本人男性でも大きすぎることなくしっかりと腕元に収まるサイズ感です。
当店にはGMTマスターⅡ Ref.16710スティックダイヤルの在庫が2本ございます。
(2021/2/16現在)
ぜひこの機会にご覧くださいませ。