「伝説再び!傑作スピードマスター 311.30.40.30.01.001」

2023年02月09日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

毎日更新のWINTER FAIRはお楽しみいただいておりますでしょうか?
本日のテーマは「シースルーバックのラグスポモデル」。
スピードマスター 311.30.40.30.01.001は該当しないのではないか?そんな声が聞こえてきそうですが、現在200万円以上で販売される「復刻」モデルであるこちらは、普通のスピードマスターと見え方が変わってくるのではないでしょうか?
こちらの記事を最後までお読みいただけば、きっとその魅力にお気付きいただけるはずです。
それでは早速ご紹介させていただきます。

OMEGA スピードマスター「311.30.40.30.01.001」

OMEGAと言えば2月1日に価格改定(値上げ)を行ったばかりです。
定価が上がったことで並行品・中古品の相場も上昇する可能性が高いためOMEGA製品をご検討中のお客様は早めのご決断が吉かもしれません。

こちらを一目見て「ぐぬぬ・・・普通のスピードマスターとは違うぞ!」と思われた方はかなりの時計通、或いはオメガ通の方かと存じます。
「え?どこが違うの?」と思った方はこのブログを読んでオメガ通の仲間入りをしていただけますと幸いです。

一見普通のスピードマスターに見えますが、こちら311.30.40.30.01.001は伝説のムーブメントCal.321を現代に復刻させたモデルです。
2020年に発売されると時計界は大いに盛り上がり、私も当時幸運にも購入出来たお客様にお願いをし、実機を見せて頂いた程で、現在も大変希少なモデルとなります。

外装はスピードマスターの3rdモデル(第3世代)を忠実に再現。

定番モデルよりも小ぶりな39.7mmのサイズにリューズガードは無いストレートケース仕様、文字盤上のブランドロゴはアプライド仕様、またマニアックな部分ですが、ベゼルの90の数字の上にドットが付く、“ドットオーバー90”などを忠実に再現しながらも、日常使いに配慮し風防にはサファイアクリスタルガラス、ベゼルもセラミック製とし、裏側は極上の名機を鑑賞できるトランスパレントバック仕様とするなど、現代の技術を採用しています。

 

Cal.321は、1942年にヌーベルレマニア社(現在はブレゲに吸収)が開発した「Cal.27CHRO C12」から発展したムーブメントで、オメガをはじめ、パテック フィリップ、ヴァシュロン コンスタンタン、オーデマ ピゲといった雲上ブランドのムーブメントとしても採用された歴史を持っています。
Cal.321搭載のスピードマスターは、1969年にアポロ11号で初めて月面に降り立った際にも積んでいたスピードマスターの心臓。伝説のムーブメントとして知られています。

一人の時計職人によって組み立て調整がされており、 可能な限り正確に復元させるため、専用の工房を設け、研究者や歴史家、職人などを交えた専門チームを組織し万全の態勢で臨んでいます。
仕上げもオメガ謹製のセドナゴールドでコーティングすることによって、見た目も華やかで芸術的なものとなっています。

こだわり抜かれた1本はこれから先も大量生産が出来ないため流通量は少なく大変希少です。
カッコよく使い勝手にも優れ、壮大なバックストーリーをもつ時計がスピードマスターです。
コレクターの方にもおすすめできる1本ですのでぜひご検討くださいませ。

▼今回ご紹介した時計はこちら

OMEGA スピードマスター Cal.321 39.7mm 311.30.40.30.01.001

▼WINTER FAIRはこちら

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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