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こちらの記事では流通量が少なく、非常に珍しいブランドの腕時計をご紹介します。
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MORITZ GROSSMANN モリッツ・グロスマン ベヌー ピュア ジャパンリミテッド MG01.I-04-A000785【日本限定20本】
ドイツの時計メーカーである「MORITZ GROSSMANN モリッツ・グロスマン」。
知る人ぞ知るブランドですので、初めて目にする方もいらっしゃるかと思います。
ランゲ&ゾーネの創業者であるアドルフ・ランゲの弟弟子であったモリッツ・グロスマンが、19世紀にランゲと同じ地でもあるドイツのグラスヒュッテにて時計工房を開いたことが始まりと言われています。
時計の修理工房として創業しましたが、その後時計製造にも進出し非常に高品質な時計を生産することで名が知れ渡りました。
実はこのブランド、第二次世界大戦の影響で一度解体されています。
一度はブランドの歴史や技術が途絶えてしまいましたが、ドイツの再統一後、モリッツ・グロスマンの孫であるシュテファン・クルースを含む時計製造会社の再建を目指す復興団体の取り組みにより、復活を遂げました。
復活後も「モリッツ・グロスマン」の名はそのままに、伝統的な時計製造の技術を用いながら最新の技術を取り入れた高度な時計を生産しています。
そんなモリッツ・グロスマンの中で、最も有名なコレクションである「べヌー」コレクション。
アラビアインデックスにスモールセコンドという、シンプルなデザインで昔ながらの懐中時計を思わせるデザインです。l
今回ご紹介しているモデルは、べヌーの中でも極限まで装飾を削ぎ落とした古典的な「ピュア・フィニッシュ・キャリバー」を搭載した「べヌー ピュア」です。
日本20本限定と非常にレアな個体で、ケースバックには「EDITION JAPAN、LIMITED 20」 の刻印が入っています。
ムーブメントには、ピュア・フィニッシュの自社製キャリバー「201.0」を搭載。
無駄を省いたデザインは伝統的な雰囲気を放ち、アンティーク時計さながらの風合いを感じます。
シースルーバッグのため、ドイツ時計特有の1/3プレートを全面に見ることができるうれしい仕様です。
テンプの回転数は高ければ高いほど精度が出しやすいと言われていますが、このモデルは平均的な腕時計よりも低く作られており、あえて低い回転数を保っているヴィンテージ感がたまりません。
低回転でもしっかりとした精度を保っているところにも、モリッツ・グロスマンの技術力の高さを表しています。
昔ながらの懐中時計から着想を受けたこちらのモデルは、文字盤やムーブメントのデザインだけでなく、操作にもモリッツ・グロスマンのこだわりが表れています。
リューズを引いて時刻を合わせをしたのち、4時位置のプッシュボタンを押すと秒針が動きだします。
この4時位置のプッシュボタンは「グロスマン式プッシャー」と呼ばれ、他のブランドでは見ないユニークな仕様です。
高品質な時計の製造において、伝統と最新の技術の融合を追求し、時計愛好家やコレクターから高い評価を得ている「モリッツ・グロスマン」。
非常に精密で美しいデザインと優れた機能性を兼ね備えている腕時計を生み出すブランドです。
ぜひこの機会にご検討ください。
▼今回ご紹介したモデルはこちら
MORITZ GROSSMANN モリッツ・グロスマン ベヌー ピュア ジャパンリミテッド MG01.I-04-A000785【日本限定20本】
\GWも続々入荷/
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。