TAG HEUER モナコ 「Cal.11」「Cal.ホイヤー02」どちらを選ぶか

2023年05月30日

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

現在開催中の「ブルー文字盤」特集より、こちらの時計を紹介いたします。

タグホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356

タグホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBL2111.FC6453

現在ラインナップされている「モナコ クロノグラフ」には、「Cal.11」と「Cal.ホイヤー02」という
2種類のムーブメントが搭載されておりますので、その違いを簡単に説明いたします。

まず「Cal.11」は、1969年に「世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント」の一つとして誕生した
「Cal.11 クロノマチック」を現代的に復刻したムーブメントです。

「右側にプッシュボタン、左側にリューズ」というオリジナルのモナコのデザインを再現するため、2009年に誕生した新たな「Cal.11」は、「セリタ」製ムーブメントをベースに「デュボア・デプラ」のクロノグラフモジュールを積み重ねたキャリバーとなっています。

信頼性の高いムーブメントではありますが、パワーリザーブは約40時間と、現代の腕時計としてはやや物足りないかもしれません。

「Cal.ホイヤー02」は、2015年に開発された「Cal.ホイヤー01」から2年後となる2017年に誕生した、タグホイヤーの自社製クロノグラフムーブメントです。

2011年から開発されていたと言われており、「Cal.1969(CH80)」「Cal.ホイヤー02T」などを経て誕生した「Cal.ホイヤー02」は、最適化され優れた設計を誇ります。

シングルバレルながら約80時間というロングパワーリザーブを実現しており、スペックの面でも申し分ありません。

優れた設計と高いスペックを備えた自社製クロノグラフムーブメント「Cal.ホイヤー02」は非常におすすめです。

モナコに限らずタグホイヤーでクロノグラフを選ぶのであれば、基本的には「Cal.ホイヤー02」モデルで間違いないでしょう。

対して「Cal.11」は自社製ではありませんし、スペックも高いとは言い難いムーブメントです。

しかしながら「右側にプッシュボタン、左側にリューズ」というオリジナルのモナコを踏襲したデザインは、「Cal.11」あってこそです。

性能だけでは語れない「歴史」や「文脈」を感じたい時計マニアの方は、「Cal.11」を検討してみてはいかがでしょうか。

▼本日ご紹介した商品はこちら

TAG HEUER タグ・ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356

TAG HEUER タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBL2111.FC6453

■ BLUE DIAL WATCHES特集はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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