GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
現在開催中の「ブルー文字盤」特集より、こちらの時計を紹介いたします。
タグホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356
タグホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBL2111.FC6453
現在ラインナップされている「モナコ クロノグラフ」には、「Cal.11」と「Cal.ホイヤー02」という
2種類のムーブメントが搭載されておりますので、その違いを簡単に説明いたします。
まず「Cal.11」は、1969年に「世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント」の一つとして誕生した
「Cal.11 クロノマチック」を現代的に復刻したムーブメントです。
「右側にプッシュボタン、左側にリューズ」というオリジナルのモナコのデザインを再現するため、2009年に誕生した新たな「Cal.11」は、「セリタ」製ムーブメントをベースに「デュボア・デプラ」のクロノグラフモジュールを積み重ねたキャリバーとなっています。
信頼性の高いムーブメントではありますが、パワーリザーブは約40時間と、現代の腕時計としてはやや物足りないかもしれません。
「Cal.ホイヤー02」は、2015年に開発された「Cal.ホイヤー01」から2年後となる2017年に誕生した、タグホイヤーの自社製クロノグラフムーブメントです。
2011年から開発されていたと言われており、「Cal.1969(CH80)」「Cal.ホイヤー02T」などを経て誕生した「Cal.ホイヤー02」は、最適化され優れた設計を誇ります。
シングルバレルながら約80時間というロングパワーリザーブを実現しており、スペックの面でも申し分ありません。
優れた設計と高いスペックを備えた自社製クロノグラフムーブメント「Cal.ホイヤー02」は非常におすすめです。
モナコに限らずタグホイヤーでクロノグラフを選ぶのであれば、基本的には「Cal.ホイヤー02」モデルで間違いないでしょう。
対して「Cal.11」は自社製ではありませんし、スペックも高いとは言い難いムーブメントです。
しかしながら「右側にプッシュボタン、左側にリューズ」というオリジナルのモナコを踏襲したデザインは、「Cal.11」あってこそです。
性能だけでは語れない「歴史」や「文脈」を感じたい時計マニアの方は、「Cal.11」を検討してみてはいかがでしょうか。
▼本日ご紹介した商品はこちら
TAG HEUER タグ・ホイヤー モナコ キャリバー11 クロノグラフ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356
TAG HEUER タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ CBL2111.FC6453
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。