GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
こちらの記事では、GMTYouTubeチャンネルより本日公開になりました「少数生産の希少ブランド」の動画から、パルミジャーニフルリエの「トンダPF マイクロローター PFC914-1020001-100182」を詳しくご紹介いたします。
YouTube動画と併せて、最後までお楽しみください。
パルミジャーニフルリエ トンダPF マイクロローター PFC914-1020001-100182
あまり聞き馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますので、まずはブランドの歴史からお話して参ります。
パルミジャーニフルリエは、「ミシェル・パルミジャーニ」氏が、スイス ヌーシャテル州「フルリエ」の地に設立をしたブランドです。
1996年に誕生し、現在27年あまりと、時計界では比較的新しいブランドです。
創設者は、ミッシェル・パルミジャーニ氏。
彼は建築物にも関心が高く、ギリシャ円柱のフォルムや、黄金比による造形などが、後の時計デザインに影響を与えているといわれています。
ブランドを立ち上げる前は、貴重なアンティーク時計の修復を多数手掛けており、その確かな技術から「神の手を持つ時計師」と称されていました。
その後、修復の傍らで自らも時計を制作し、1996年に自身のブランドを立ち上げました。
ブランド設立後も修復部門は存在し、修復した過去の複雑時計などが、ブランドの時計制作におけるインスピレーション源になっていると言われています。
そして、本日ご紹介いたします「トンダFP」は、設立25周年の2021年に新CEOとなった グイド・テレーニ氏 が就任後、8か月というスピードで発表したコレクションです。
グイド・テレーニ氏は、ブルガリの時計部門を率いていた人物で、代表モデル「オクト」なども手掛けています。
優れた技術が必要となる薄型ウォッチ「オクト」により、ブルガリを時計ブランドとして成長させた立役者です。
さて、パルミジャーニフルリエの歴史を振り返ったところで、トンダPF マイクロローター PFC914-1020001-100182を見ていきましょう。
2021年に誕生したトンダFPのトンダは、イタリア語で「円形」を意味します。
3種類の通常モデルと、1種類の限定モデルが発表され、こちらはシンプルな2針のマイクロローターモデルです。
他にも、クロノグラフやアニュアルカレンダー、限定25本のみの生産でプラチナ素材のスプリットセコンドクロノグラフも登場しました。
トンダPF マイクロローターはステンレス素材のブレスレット仕様で、後にローズゴールド素材に革ベルト仕様も登場しています。
コロッとした丸いケースに、2020年に発表された「トンダGT」と同様の、ケースと滑らかに繋がるような一体感のあるフォルムのブレスレットが特徴です。
ベゼルは、プラチナ素材を使用しています。
また、手作業で行われるローレット加工による細かなコインエッジパターンが刻まれ、大変美しいデザインです。
文字盤も大変美しく、「バーリーコーン(麦の穂)」と呼ばれる模様が入っています。
この模様は、よくローターに使われる典型的な装飾ですが、目が細かく、角度によっては無地に見えるデザインです。
ダイヤルの外周には、わずかに段差があり分目盛が入っています。
針やインデックスなど、とてもシンプルな為、細部の装飾がより引き立って見えます。
ダイヤルのカラーは、温かみを感じるウォームグレーのお洒落なカラーです。
そして、12時位置にはシンプルな楕円形の「PF」のマークが付いています。
針は三角形の形をした「デルタハンド針」を採用し、秒針がなく、デイト表示の背景もダイヤルと同じカラーで統一されています。
控えめなデザインが、ウォームグレーと相まって、美しい技術者の仕上げ加工やブランドらしさが際立ちます。
防水性能は100mで、ケース厚は約7.8ミリと日常的に使いやすくなっています。
ラグ部分は、サイドから見るとパルミジャーニフルリエの時計でよく見られる「しずく型」をしています。
裏蓋はシースルーバック仕様のため、美しいムーブメントを眺めることができます。
マイクロローターはプラチナを採用し、比重の重いプラチナを用いることで、効率的に不利なマイクロローターの欠点を補っています。
ケース一体型のブレスレットは、コマの幅が短く腕へのフィット感が抜群で快適な着け心地です。
ヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げを使い分け、高級感を演出しています。
いかがでしたでしょうか。美しい職人の技術が詰め込まれた時計です。
生産数が少なく、人気のため流通量も多くはありません。
ぜひお早目にご検討ください。
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パルミジャーニフルリエ トンダPF マイクロローター PFC914-1020001-100182
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。