GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。
時計の魅力は、スペックだけでは伝えきれません。
そこで私たちは、気になるモデルを実際に使ってレビューする企画を始めました。
第1回は「ROLEX サブマリーナー Ref.124060」です。
なぜ多くの人を惹きつけるのか。
専門店スタッフSが7日間使い込み、その答えを探ります。
———Sさん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
サブマリーナーはあまりにも有名ですが、だからこそ、その本質的な価値を改めてお伝えできればと思います。
数々の時計に触れてきましたが、一週間という時間、公私を共に過ごすことで見えてくるものがありました。
改めて、時計史における揺るぎない存在感を、改めて感じさせられました。
———まず、改めて腕にした際の第一印象からお聞かせください。
完成された装着感、これに尽きますね。
ご存知の通り、先代のRef.114060からケース径は41mmへと拡大されました。
しかし、実際に装着するとむしろ腕への収まりは向上しています。
これはラグ(ケースとブレスレットの接合部)がシャープに絞り込まれ、同時にブレスレット幅が1mm拡大されたことによる恩恵です。
この絶妙なプロポーションの変更が、見事な視覚的安定性と装着感の向上に繋がっています。
ロレックスの設計思想の深さを感じさせる部分ですね。
———デザイン面はいかがでしょう。
ブラック文字盤と艶やかなセラクロムベゼルが響き合い、シンプルながらも完成された美しさを放ちます。
特にセラクロムは、耐傷性に優れ、紫外線による退色も起こりにくい素材です。
そのため、この美しさが長く保たれていくように思えます。
所有する上で、これは大きな安心感につながるのではないでしょうか。
———今回はお仕事、プライベート問わず日常的にお使いいただきました。実用面はいかがでしたか。
まず、心臓部であるCal.3230の、根源的な性能の高さに改めて感銘を受けました。
約70時間という長いパワーリザーブは、単に時計を外した際の利便性だけでなく、主ゼンマイが十分に巻き上げられた状態を長く維持できることを意味します。
これにより、時計は常に安定した高精度を発揮してくれました。
この一週間、日差の変動が極めて少なかったことからも、その揺るぎない信頼性を実感し、大きな安心感に繋がりました。
———ブレスレットの評価も非常に高いモデルですね。
おっしゃる通りです。
グライドロック・エクステンションシステムは、ロレックスの実用哲学を象徴する傑作機構です。
その日の体調や気候による腕周りの僅かな変化に対応し、工具不要で完璧なフィット感を得られる。
この快適性は、一度経験すると他の時計では物足りなく感じるほどです。
———休日のファッションとの相性はいかがでしたか。
普段はスーツで仕事をしていますが、休日にはカジュアルな装いを楽しみます。
白いTシャツとデニムのシンプルな組み合わせですが、そこにサブマリーナーを合わせると一気に映えます。
加えて、シルバー系のアクセサリーとも相性が良くて。
スーツ姿とはまた違う、ファッショナブルな一面を楽しむことができます。
実用性と堅牢さを備えたデザインなので、カジュアルな雰囲気にさりげない抜け感を加えてくれました。
シーンを選ばず馴染むので、飽きがこない一本だと感じています。
派手さを狙うのではなく、本質を楽しむ。
それこそ、大人の選び方だと改めて実感しましたね。
———プロとして日々優れた時計に触れているSさんが、改めてこの時計の魅力に気づかされた瞬間はありましたか。
はい。
週の半ば、先輩に誘われて、普段は一人で入る勇気がないようなオーセンティックなバーに連れて行ってもらったんです。
———そのような空間で、サブマリーナーはどのように映りましたか。
カウンターのスポットライトが手元を照らした瞬間、ハッとさせられました。
セラクロムベゼルの深い艶が、自分の存在を支えてくれるように感じたのです。
なんだか、自信と勇気が湧いた夜でした。
———確かに、所有欲というのも単なる物欲ではなく、そうしたシーンで背中を押してくれる“力”に近いものかもしれませんね。
そうかもしれません。
もちろん高価なものですが、暮らしを豊かに彩り、自分を静かに後押ししてくれる存在です。
あの夜は特にそれを実感しました。
———最後に、Sさんが着用されたノンデイトモデルの魅力についてお聞かせください。
日付がわかる時計もすごく便利で魅力的です。
その一方で、この日付表示がないモデルは、デザインがとてもすっきりしていて、時計そのものの純粋なカッコよさを楽しめる気がします。
文字盤の完全なシンメトリーがもたらす美しさはもちろん、リューズ一段引きで時刻調整が完了する操作性の良さも、魅力的な点です。
何より、1953年に誕生した初代サブマリーナーの姿を最も色濃く受け継ぐ、正統な後継機であるというストーリーは何物にも代えがたいものです。
———この時計は、どのようなお客様にご提案したいですか。
本当に幅広いお客様におすすめできる一本ですね。
例えば、初めて本格的な機械式時計に挑戦される方にも自信を持ってご提案しますし、逆にこれまで様々な高級時計を経験されてきた方が「最後はこれだよね」と還ってこられることも多いんです。
実際に、これまで何度もそういったお客様にご案内してきましたが、皆さん本当に満足そうに腕に着けてくださるのを見ると、こちらも嬉しくなります。
人生のあらゆる局面で最高のパートナーになってくれる、絶対的な信頼感がある。
これこそが、サブマリーナーが“絶対定番”と呼ばれる理由なんだと、お客様とのやり取りの中で改めて実感しますね。
———なるほど。実際に愛用されている方々の声が、それを裏付けているわけですね。
そして特に私自身、20代の立場からお伝えすると、サブマリーナーはファッション的なアイコンとしても非常に魅力的なんです。
オンでもオフでも自然に馴染み、スタイル全体を格上げしてくれる存在感があります。
先述したように、シルバー系のアクセサリーとも相性がとてもよく、日常のコーディネートに取り入れやすいのもおすすめのポイントです。
さらに、当店では今なら60回払いまで無金利のショッピングクレジットもご利用いただけるので、月々の負担を抑えながら手に入れられるのも大きな魅力です。
無理なく手にできる点が、より身近に感じていただけるはずです。
———若いうちにROLEXを選ぶと、「背伸びしている」と見られてしまうのでは、と気にされる方も多いですよね。
確かに、中には「20代でROLEXなんて、少し生意気に見えてしまうのでは…」と不安に思われる方もいらっしゃいます。
しかし、私ども販売員として、はっきりと、そして自信をもってお伝えさせてください。
もしそう感じる人がいたとしても、気にする必要はまったくありません。
なぜなら、ご自身の努力で手にした一本は、誰に遠慮する必要もない自信の証だからです。
それは「生意気」なのではなく、高い目標へ向かう「意志」の表れに他なりません。
むしろ若いうちから本物を選ぶことで、年齢を重ねてもずっと付き合える一生のパートナーになりますし、数年後、数十年後に振り返ったとき「あの時の選択は正しかった」と心から思えるはずです。
———Sさん、専門的な視点からの詳細なレビュー、ありがとうございました。大変参考になりました。
こちらこそ、ありがとうございました。
もし今回の記事が好評でしたら、次もあるかもしれないと聞いているので、私も楽しみにしています。
今のうちから、次に何をご紹介しようか、ワクワクしながら悩んでおきます!
※当企画では、お客様に販売する前の商品をレビュー用として特別に借用しております。
※今回使用した個体は着用後、提携工房にて改めて外装仕上げ、メンテナンスを徹底して行っておりますので、ご安心ください。
▼今回ご紹介した腕時計
〇ROLEX ロレックス サブマリーナー 41 124060
〇ケースサイズ: 41mm
〇ムーブメント: 自動巻き Cal.3230
〇パワーリザーブ:約70時間
〇防水性能: 300m
【プロフィール】
20代後半、入社3年目。
スペックだけに囚われず、時計が持つストーリーや背景を紐解くことに面白さを見出す。
愛用するのはOMEGAのアクアテラ。
最近ブラックコーヒーに目覚め、純喫茶の開拓にも夢中。
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。