「それ、どこの時計？」と聞かれたいあなたへ。プロが選ぶ特別なタイムピース

2025年10月
月	火	水	木	金	土	日
	1	2	3	4	5
6	7	8	9	10	11	12
13	14	15	16	17	18	19
20	21	22	23	24	25	26
27	28	29	30	31

今回は、時計専門店のスタッフが独自の視点で選び抜いた、時計好きの心を揺さぶる特別なタイムピースを3本ご紹介します。

歴史に埋もれた希少な名作、独立時計師の情熱が宿る逸品、そしてフランスが誇る真のマニュファクチュール。
いずれも、所有する喜びと知的好奇心を満たしてくれる、まさに「通」な逸品ばかりです。
ぜひ最後までご覧ください。

OMEGA オメガスピードマスターデイデイト ST376.0822 ホーリーグレイル

「聖杯（ホーリーグレイル）」とすら表現されるこちらモデル。
1987年から1988年の２年という短い期間で生産され、総生産本数は2000本程度と言われています。
現在の市場ではほとんど見かけることはなく、年々その姿を見ることが難しくなっています。

ムーブメントは軍用時計にも採用された「レマニア5100」をベースとするオメガCal.1045が搭載されています。

スピードマスターのクラシカルなケースに初めて自動巻きムーブメントを搭載したモデルでもあり、スピードマスターというモデルを語るうえでは外せないコレクター垂涎のタイムピースになります。

着用されている方をお見かけした際は思わずお声がけしてしまいたくなる、そんな逸品になります。

LAURENT FERRIER ローランフェリエスポーツオート LCF040.T1.C1GC5.1 ブルー

独立系のメゾンのローランフェリエは、世界3大時計メーカーパテックフィリップで時計師をしていたローラン・フェリエ氏とその息子によって2010年に創設されました。
メーカーとしての歴史は決して深くはありませんが、確かな技術と品質がそこにあります。

ローランフェリエが作り出すラグジュアリースポーツウォッチがスポーツオートです。
素材にグレード５チタンを採用した軽量なボディが特徴。

シースルーバックから観ることのできるマイクロローターにはプラチナが使われており、彫金による美しいデザインと共に繊細な高級感を感じることができます。

年間生産本数が400本ともいわれているローランフェリエは、市場にも多く出回らないため入手することがやや難しいです。
確かな品質とその珍しさから、ぜひコレクションに加えたい1本ではないでしょうか。

PEQUIGNET MANUFACTURE ペキニエマニュファクチュール（正規輸入商品）ロワイヤルサフィールペルラージュジャパン・リミテッド・エディション 9010801 【日本限定17本】

フランス唯一のマニュファクチュールウォッチメゾン、ペキニエマニュファクチュール。
ケースからネジに至るまで全てのパーツを自社で生産し、さらにムーブメント設計すら自社内で完結させる、真のマニュファクチュールブランドです。

2019年に発表されたロワイヤルサフィールコレクションは、ペキニエが開発したマニュファクチュールムーブメント「カリブルロワイヤルEPM01」が搭載されており、文字盤を排したデザインによって各種パーツの動きを観察することができ、
特に、メーカーが特許を取得しているフラット3ディスクジャンピングデイデイトを細部まで確認することができます。