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インターネット課の田守です。
今回は、オーデマピゲ アリンギ26062PTとランゲ&ゾーネダブルスプリットのご紹介です。
人の価値は永遠ではないと・・・・
その昔16世紀末、南米まで侵略しにやってきたスペインの征服者達は、
プラチナと出会いましたが、融点がきわめて高く(プラチナの融点は1,769℃ 金は1,064℃が融点 )なかなか熔けないプラチナは、貴金属としてその価値を認められていた金銀に比べ加工がしづらいので、
「小粒の銀=プラチナ」とバカにし川に投げ捨てていたようです。
古代エジプトなどの前史時代から、人類はプラチナを手にしていたにもかかわらずその価値を正しく見出すためには、2000年以上の時を経なければならなかったようです。
その価値発見のきっかけも皮肉なもので、錬金術者たちがプラチナと鉛を混ぜると金に似るとの事から 大ヒット!!(極端ですが、ダイヤモンドを潰してジルコニア作ったみたいな感じですか。。)
研究者等々に注目されるようになったからです。
その後、人類は手のひらを返したようにプラチナを崇め奉るようになります。
ある超有名な王様などは『これこそ王にふさわしい貴金属だ』と宣言しちゃってます。
そんなこんなで長くなりましたが、2000年以上何も変わらず、人類の進歩を待ってくれていた、貴金属の頂点プラチナを使った時計です。
(人類がその昔、河に投げ捨てていた、役にたたない金属を使った時計です。)
ランゲ&ゾーネ ダブルスプリットRef.404.035
オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア アリンギ26062PT
ちなみにプラチナは、プラチナ原鉱石1トンから約3gしか採取できません。
ランゲ&ゾーネ ダブルスプリットRef.404.035のケース・バックル合わせて、約180gなので原鉱石50トン分!!
オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア アリンギ26062PTのケース・尾錠合わせて約230gなので原鉱石70~80トン分!!です。
(ちなみに時計の重さはあくまでも目分量 だいたいです。)