皆様お元気でお過ごしでしょうか。
久しぶりにUPさせていただきました。太田でございます。
しかし、最近暑いですねぇ。すっかり街で行き交う人々が軽装になりました。まだ湿気が少ないので、気温は高いですが気持ちのいい外国のような気候ですね。
世間では新型インフルの脅威が騒がれています。皆様も最近のトップニュースなので気にされている方も多いと思います。ただ、正直気をつけようがないですよね。
さて、現在SSモデルを御購入の方に先着50名様にクリーニングキットを
プレゼントさせていただいております。手間の掛からないスプレータイプですので、非常に便利ですよ。これからの時期的にもSSモデルの活躍の機会が多くなります。1ヶ月に1回で結構です。是非キレイに洗いましょう。
せっかくなので、SSについて掘り下げてご説明させていただこうかと思います。
SSとはステンレス・スチール(ステンレス鋼)の略語ですが、さらにステンレスは、汚れない、錆びない(ステン=汚れ、錆び レス=否定辞)という意味です。SSモデルといっても全てのモデルが同じクオリティレベルではありません。鉄、クロム、ニッケルからなる合金ですが各々材質の含有率によってクオリティに差が出ます。ダイヤモンドに等級があるように、SSにも等級が存在します。SSといっても軽視できません。
その中で、クローズアップさせていただきたいモデルが、私自身、愛用しておりますオーデマ・ピゲ ロイヤルオークについてです。
かの著名な奇才ジェラルド・ジェンタ氏のデザインにより誕生したエピソードはご存知の方も多いと思います。発売当時、すでに高級時計メーカーとしての確固たる地位に君臨していたオーデマ・ピゲ(AP)が当時の常識では考えられない高級モデル≠SSという既成概念を打ち破るようなリリースをしたことは衝撃的だったと伝え聞いています。
チープな製品に用いられる素材というイメージが強かったですが、これを機にラグジュアリー=SSに昇華できたことはAPによる偉業でしょう。
少し大袈裟ですかね。
それだけ裏打ちされた外装仕上げ技術に揺るがない自信があったのだと思います。
私も購入した決め手になったのは、ムーヴメントがJLCから自社製になったことも大きいですが、やはり外装です。SSモデルでこれ以上の完璧な外装は無いです。(あくまでも個人的な趣向です。)
常に比較対象になる兄弟分のノーチラスも素晴らしいですが、私のSSモデルで連想する理想的な外装イメージにぴったり合致いたします。
7種類の異なる仕上げ手法からなるエッジング際立つ面取り技術は他メーカーを凌駕しています。また、抜群の艶感を演出しています。
しかも、私は2年間酷使していまして傷だらけですが艶感は全く失われません。
ご興味のある方は是非ご来店いただき、直接お確かめください。
ちなみに、タイトルの『鉄ちゃん』は鉄道オタクではありません。