まもなくカルティエの国内定価が改定されます。時計では平均して10%ほどの値上がりが予定されているようです。
それにともない、GMTでもカルティエの価格2月1日より値上げさせていただきます。
定番のタンクフランセーズやバロンブルー、サントスやカリブルなども値上げの対象商品となっております。
是非この機会にご購入をご検討いただければと思います。
そんなカルティエから2013年新作を紹介させていただきます。
カルティエといえば女性用のエレガントな時計を想像される方が多いと思いますが、カルティエ初期の腕時計モデルは男性用モデルであり、実用的な側面が極めて強いという特徴をもっていました。
1904年、当時のカルティエ当主であるルイ・カルティエは、飛行家から「飛行中にポケットから取り出さなくても時刻を読み取れる時計を」という依頼を受け、レザーストラップ付きの腕時計「サントス デュモン」を作製しました。それより以前、婦人用の装飾品として「時計付きブレスレット」は作製されていましたが、「サントス デュモン」は実用的な意味での初の腕時計であり「サントス」と名前を変えて一般に発売されてからも大きな人気を獲得しました。
その後、作製された「タンク」も戦車の平面図からインスピレーションを得て作製したというのは有名な話ですね。
その後もカルティエは宝石商としての技術を生かし、装飾的で独創的な腕時計の傑作を次々に開発していきました。
そんなカルティエからメンズのためのウォッチコレクション「カリブル ドゥ カルティエ」が発表されたのが2010年です。当店でも非常に人気の高いモデルです。
それから3年。2013年新作として発表されたのがメゾン カルティエにおける永遠の定番「タンク」の新作「タンク MC」です。
カルティエの伝統を継承し、カルティエ マニュファクチュールの完全自社開発による自動巻きムーブメント「Cal.1904-PS MC」を搭載する「タンク MC」は、力強いフォルムを特徴とする新たなメンズ ドレスウォッチの指標となるべきモデルです。
ダイヤルはブラックのフランケ仕上げ。リューズにはブルーのスピネルがセットされています。裏蓋にはめ込まれたサファイアクリスタルを通して自動巻きムーブメント「Cal.1904-PS MC」をいつでも眺めることができます。
また、新作のタンクには今までの縦長のモデルにアレンジが加えられ、正方形に近いフォルムも特徴の一つです。
ここに納められた文字盤は、伝統的なギョシェ彫刻やローマ数字インデックス、「レイルウェイ」と呼ばれる印象的な経路型分目盛、力強く時を刻む大型のスモールセコンドといったいくつもの個性的な意匠に彩られています。
新作だけはなく定番のモデルも多数ご用意して皆様のご来店をお待ちしております。