２０１６年にパテックフィリップのグランドコンプリケーションに大胆なラインナップの見直しがありました。
永久カレンダーではRef.５１４０の後継機モデルとしてRef.５３２７が発表されました。
一度に３色も発表され、インデックスにブレゲ数字を使うなど非常にすばらしいモデルですがモダン過ぎる印象と、ケースアップし３９ｍｍと大型化してしまったのが少し残念です。
パテックフィリップの永久カレンダーの歴史を振り返ると１９８０年代中頃に現在のデザインへと大きく転換されます。
転換後に初代モデルとして発売されたのがRef.３９４０です。
Ref.３９４０はロングセラーモデルで２０年以上生産されました。
長い生産期間の中に文字盤のディテールの違いなどがあり、大変人気が高いモデルです。
その後２００６年に後継機モデルとして発表されたモデルがRef.５１４０です。
（共にキャリバーはパテックを代表する超薄型Cal.２４０Q ）
【パテック・フィリップ グランドコンプリケーション パーペチュアルカレンダー 5140G-001】
https://www.gmt-j.com/item/3717001024863
Ref.３９４０の古典的な美しさと比べRef.５１４０はクラシックな装いにうまく現代のデザインが調和し完成度の高いモデルです。
永久カレンダーの定番として現在でも大変人気が高いモデルでしたが、ほとんどのラインナップが相次いで生産終了になってしまいました。
現在ではプラチナモデルしか残っていません。
【パテック・フィリップ グランド コンプリケーション パーペチュアルカレンダー 5140R-011】
https://www.gmt-j.com/item/2717002180965
最近では時計のサイズ選択でダウンサイジングしている方も多いです、クラシックなテイストを味わうには大きすぎるケースでは難しいからです。
少し変わったデザインの永久カレンダーですがRef.５０４０というモデルがございました。（約１９９７年～２００８年頃生産）
ラウンド系のモデルが多いなかトノー（きっ甲）型のデザインで小ぶりで個人的に好きなモデルです。
パテック・フィリップ グランド コンプリケーション 永久カレンダー 5040G
Ref.５１４０同様クラシックな装いでケースシェイプが大変美しいモデルでした。
やはりパテックフィリップのグランンコンプリケーションのケースは際立ってうつくしいです。
パテック・フィリップ グランドコンプリケーション パーペチュアルカレンダー 5140G-001
https://www.gmt-j.com/item/3717001024863
クラシックサイズのストライクゾーンは３５ｍｍ～３８ｍｍではないでしょうか。
今回紹介しているRef.５１４０に関してもケースサイズ３７．２ｍｍ、厚さ９ｍｍと全くストレスを感じないサイズで腕にはめた時の納まりも抜群です。
最近はややおおぶりなケースサイズでモダンなデザイン、文字盤も目を引き素晴らしいモデルが多いですが、パテックフィリップといえば超薄型のケースでクラシックな装いではないでしょうか。
歴史あるパテックフィリップの薄型永久カレンダーをこの機会にご検討されてはいかがでしょうか。
☆パテックフィリップ 商品一覧
⇒https://www.gmt-j.com/maker/PATEK_PHILIPPE
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written by GMT
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